通信株、銀行株を中心に保有株の2021年3月期決算を検証

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投資関連

今回はピークを迎えている2021年3月期の決算について保有比率の高い通信株、
銀行株を中心に内容を検証していきます。

私の保有株はこちらを参照して下さい。

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通信株の決算内容

通信各社は、今週大手3社の決算が発表されました。

業績推移

銘柄名NTTKDDIソフトバンク
2018年3月期897857254007
2019年3月期854561764624
2020年3月期855363974731
2021年3月期(会社予想)860064004900
2021年3月期(確定)916165154913
2022年3月期(会社予想)1085065505000
純利益                    億円

配当推移

銘柄名NTTKDDIソフトバンク
2015年4556
2016年5570
2017年6085
2018年7590
2019年9010537.5(期末のみ)
2020年9511585
2021年(会社予想)10512086
2021年3月期(確定)105120 86
2022年3月期(会社予想)110125 86

通信株の業績については、去年から話題になっていた携帯料金引き下げの影響
どの程度、今期業績に影響するのかが1番のポイントでした。

結果としては3社とも2022年3月期予測を増収増益見込みで発表しています。

個別銘柄ごとに注目ポイントを検証していきます。

NTT

  • 2021年3月期は過去最高益を更新し、2022年3月期も増収増益見込み
  • 2022年3月期の配当は、5円増配の110円予定
  • Ahamoは約1ヶ月で100万契約を突破

KDDI

  • 2021年3月期は通信料収入は減収だが、成長領域が牽引し増収増益
  • 2022年3月期も増収増益を見込み、配当は5円増配の125円見込み
  • 1500億円(上限)の自社株買い

ソフトバンク

  • 2021年3月期は増収増益。2022年3月期も増収増益見込み
  • 2022年3月期の配当は据え置きの86円予定
  • 携帯料金値下げの影響は、営業利益で700億円程度マイナスの見込み
    もテレワーク需要で法人向け事業やeコマース関連でヤフー事業が好調
  • 増配や自社株買いのポジティブサプライズは無し

通信3社まとめ

通信各社の決算内容は懸念されていた携帯料金値下げの影響を感じさせない好調なものでした。

各社とも通信料金に頼らない収益構造が今後も加速していくものだと思います。

銀行株の決算内容

銀行株もメガバンク3社の決算が発表されました。

業績推移

銘柄名三菱UFJ三井住友FGみずほFG
2018年3月期989673435765
2019年3月期87267268965
2020年3月期528170384485
2021年3月期(会社予想)750040004650
2021年3月期(確定)77705128 4710
2022年3月期(会社予想)85006000 5100 
純利益                    億円

配当推移

銘柄名三菱UFJ三井住友FGみずほFG
2015年1614075
2016年1815075
2017年1815075
2018年1917075
2019年2218075
2020年2519075
2021年(会社予想)2519075
2021年3月期(確定)25190 75 
2022年3月期(会社予想)27200 75 

三菱UFJ

  • 2021年3月期の純利益は、前期比約47%増の7770億円
  • 2022年3月期は増益見込みで、配当は2円増配の27円見込み

三井住友

  • 2021年3月期は最終利益で前期約27%減も従来予想は上回っての着地
  • 2022年3月期は増益見込みで、配当は10円増配の200円見込み
  • 自社株買いはコロナ影響見極めの為、実施の判断を見送り

みずほFG

  • 2021年3月期は前期比約5%増の増益で着地
  • 2022年3月期も増益見込みだが、配当は据え置きの75円

その他保有銘柄の決算情報

ここからは、その他の保有銘柄で決算が発表された銘柄をまとめています。

ENEOS

  • 2021年3月期は原油価格の回復もあり黒字転換も、アナリスト予想には届かず株価は下落
  • 2022年3月期も引き続き原油価格の上昇や前期に計上した製油所再編
    等の減損が無くなり増収増益見込み
  • 2022年3月期の配当は、据え置きの22円予定
    ※2022年度までは現状を下回らない水準とする(中期経営計画)

オリックス

  • 2021年3月期決算は純利益で前期比約36%減益も2円増配の年間78円配当
  • 2022年3月期の業績見込は非開示も配当は78円予定で発表
  • 500億円の自社株買いを予定

JT

  • JTは12月決算の為、四半期(第1Q)決算を発表
  • 国内事業は不振も海外たばこ事業が好調で増収増益
  • 株価は決算を評価して、100円程度上昇

決算発表後の株価と諸々の感想

ここまで発表されている決算は大方の予想通り好調な銘柄が多いです。

しかし、その後の株価の動きは明暗が分かれています。

NTT、オリックス、JTは素直に決算を好感されましたが、ソフトバンクや
ENEOSは決算発表後、株価を下げています。
※ソフトバンクは一旦上昇した後、下落に転ずる。

好調な決算は予想されていただけに、ポジティブサプライズが無いと売られてし
まう様なところでしょうか。

また、各社株主還元の姿勢も強めており個人投資家にとっては有難い事です。
特にオリックスの意地には感動しました。

本日好決算を発表した三井住友FGやKDDIも今日かなり上げていただけに、
来週以降材料出尽くしで売られるのか上値を取りに行くのか注目です。

株価がどう動くかは分かりませんが、2022年3月期の予測を含め好業績を発表
した銘柄が多く高配当株投資家としては一安心です。


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