米国ETFの配当利回りやおすすめの買い方を検証

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投資関連

今回は配当金生活を目指すうえで欠かせない存在になりつつある米国ETFについてまとめました。

私の経歴はプロフィール欄等に記載していますが、約20年前に証券会社で勤務しており、退職後ここ10年位は株式市場に全くノータッチでした。

2020年に株式市場への復活を目指し、最新の情報をネットで集めだしたのですが、その時に感じたのは米国株へ投資している人の多さでした。

証券会社に勤務時代もNY市場の動向はもちろん毎朝チェックしていましたが、米国株を買おうとは夢にも思いませんでしたし、顧客からその様な要望を聞いた事もありませんでした。

当時購入する方法があったのかどうかも定かではありません。

そう考えるとネット証券の普及で米国に限らず、様々な国の株式が購入可能な現代社会は改めて素晴らしい時代だと実感しました。

そうはいっても米国株についての細かい知識は無かった為、約半年間日本株へ投資する傍ら色々と情報を収集し、現時点で私が思うおすすめの米国ETFについてまとめてみました。

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米国ETFとは

そもそもETFとは「Exchange Traded Fund 」の略称で、日本では上場投資信託と呼ばれます。

つまり上場している投資信託という事です。

投資信託とは

投資家から集めたお金を運用会社の専門家が株式や債券等で運用し、得
られた利益を投資家に分配する仕組みの金融商品

運用会社や運用商品によって投資する国や種類等の特徴があり、世界中の市場に様々な種類のETFが上場しています。

そして、米国市場に上場しているETFを米国ETFと呼び、その人気は年々増しています。
※米国株に投資しているETFではありません。米国以外の国へ投資している米国ETFもあります。

米国ETFのメリット

  • 投資銘柄が分散しており、個別銘柄への投資に比べてリスクは低い
  • 1株単位で購入出来る為、最低購入可能金額が安い
  • 配当利回りが高く安定している
  • アメリカ経済の成長に合わせて基準価格が上がる可能性がある
  • 信託報酬が日本の投資信託と比べて安い
    ※信託報酬・・・投信信託を保有する際に発生する経費

米国ETFのデメリット

  • 価格は通常の株式同様変動する為、元本が割れる可能性がある
  • ドル建ての商品になる為、為替リスクがある
  • 分配金には、アメリカと日本で二重に税金が引かれる(アメリカ10%、日本20.315%)
    ※NISA口座で購入すれば日本の税金は非課税
    ※条件によっては確定申告で外国税控除制度を利用出来る場合あり

おすすめの米国ETF銘柄

ここからは、米国ETFの中でも人気の高い銘柄についてまとめています。

様々な種類の銘柄があり絞り込むのは難しいですが、高配当を目的に購入するのならば米国株に投資している下記の3銘柄からの選択で良いかと思います。

3銘柄の内容比較

銘柄名VYMHDVSPYD
運用会社バンガード社ブラックロックステートストリート
構成銘柄数約400銘柄約80銘柄80銘柄
投資業種金融、ヘルスケアエネルギー、ヘルスケア金融、不動産
配当利回り(%)2.733.633.93
純資産残高約3.6兆円約7000億円約3400億
配当時期4回(3月、6月、9月、12月)4回(3月、6月、9月、12月)4回(3月、6月、9月、12月)
信託報酬(%)0.060.080.07
設立日2006年2011年2015年

銘柄基準価格配当(2020年実績)配当利回り
VYM106.672.912.73
HDV98.43.573.63
SPYD41.451.633.93
※2021年5月22日時点              ドル

分配金推移

銘柄名VYMHDVSPYD
2015年2.152.88
2016年2.212.701.51
2017年2.402.951.42
2018年2.653.101.62
2019年2.843.211.75
2020年2.913.571.63
               ※ドル

VYM (財務の健全性重視で多くの銘柄へ分散投資)

  • 保有銘柄が400銘柄と多い
  • 大型株の中でも財務健全性が高く予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄へ投資
  • 歴史が長く、純資産残高が多い

HDV(財務も意識しつつ、高配当な企業へ投資)

  • 財務が優良で高配当な企業75社へ投資
  • VYMとの違いは、保有銘柄数とメインの投資先

SPYD(配当利回り重視)

  • S&P500に採用されている銘柄より高配当銘柄上位80社へ投資
  • 配当利回りが高い
  • 値動きが荒い不動産業界に投資

3銘柄の共通点

  • その時の状況にあわせて定期的な銘柄入れ替え有り
  • 年4回分配で支給も早い(権利確定から約1週間以内)。

まとめると1番手堅いが1番利回りの低いVYM、手堅さも利回りも2位のHDV、利回りは1番だが1番攻めているSPYDといったところでしょうか。

3銘柄とも長所、短所がありますので、あとは好みの問題かあるいは複数の銘柄を購入して短所を補い合うという選択が良さそうです。

米国ETFの買い方と手数料の違い

それでは米国ETFの買い方ですが、証券会社によって購入出来る商品や手数料に違いがあります。

まずは、ネット証券大手2社のSBI証券と楽天証券で比較してみたいと思いますが、両社とも今回おすすめした3銘柄は購入可能です。

手数料比較

米国ETFの購入手数料は両社とも約定代金×0.495%(税込)が発生します。
※両社とも買付手数料無料のETFがありますが、今回おすすめした3銘柄は対象外です

両社ともNISA口座での買付手数料は無料ですが、楽天証券はキャッシュバックという方法です。

また、米国ETFの場合はドルでの購入になる為、両社とも為替手数料が1米ドル25銭発生。
※SBI証券の場合は、住信SBIネット銀行との連携で1米ドル4銭の手数料に抑える事も可能

この様にほとんどの部分で2社に違いはありませんが、NISA口座での買付手数料が無料になる方法や住信SBIネット銀行との連携で為替手数料が安くなる点はSBI証券の方に分がありそうです。

また、SBI証券には米国ETFの定期買付サービスがある為、毎月少額で積立投資をしたい方にもおすすめです。

米国定期買付サービス

設定銘柄を設定株数、または設定金額以内の単元株を定期的に自動で買付する取引サービス。

上記2社以外で米国ETFを購入するのなら「DMM株」がおすすめです。

DMM株は、米国株の手数料が一般口座、NISA口座関係なく無料になっています

米国ETFの取り扱い本数自体は少ないですが、今回おすすめの3銘柄は購入可能ですのでNISA口座を米国ETFに使用したくない人は、DMM株の口座を開設する事もおすすめです。

【DMM 株】口座開設

まとめ

基準価格は3銘柄ともコロナショック前の水準に戻ってきている状況の為、少し前と比較すると配当利回りは下がっています。

今後の動向はNY市場次第なところもありますが、中長期で考えた場合は米国ETFの購入も十分検討余地があると思いました。

しかし、日本市場以上に値動きも荒く予測も難しい為、定期的に少しずつ買い増していく方法が有効的だと感じました。

おすすめ銘柄としては、投資先の重なるVYMとHDVのどちらかとSPYDの組み合わせが良いような気がします。

現在の価格だとVYM、HDVで約1万円単位、SPYDで約5000円単位で購入できますので毎月の積み立てで購入するにも丁度良い金額だと思います。

個人的にも現在保有している銘柄はVYMだけですので、VYMの買い増しやSPYDの購入を検討中です。

また、米国ETFについてはYouTubeで動画版を投稿していますのであわせてご覧ください。

おすすめ米国ETF(VYM、HDV、SPYD)を個別に検証

40代元証券マンの高配当株投資(youTube編)

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