【2025年総決算】今年購入して本当に良かったと思う3つの高配当株

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銘柄検証

今年もいよいよ残り1週間を切りましたので、色々あった2025年も間もなく終了する事になります。今年の相場は年明けから春頃までは弱含む展開の日が多く、その後のトランショックではトドメを刺された雰囲気もありましたが、そこからは一転上昇相場となった事で、日経平均は5万円の大台を超え、TOPIXは今月も史上最高値を更新するなど、まさにジェットコースターの様な1年だったかと思います。

そこで今回は、そんな2025年の相場や個人的な購入銘柄を振り返りつつ、最後の部分では今年購入した19銘柄の中から、購入して本当に良かったと思っている3つの高配当株をランキング形式でまとめていきます。

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1月~2月相場の振り返り

まずは1月、2月相場の振り返りですが、年明けは年末年始のNY市場が弱かった事から日経平均も600円近く下げて始まる大発会となり、その後も下旬に控えているトランプ大統領の就任や利上げの可能性が高まった日銀会合への警戒が高まった事で、上値の重たい日が続きました。ただ、実際にトランプ大統領が就任した後は、初日の関税引き上げが見送られるなど、無難なスタートになった事や日銀の利上げも織り込みが進んでいた事で、実際に利上げが発表された後の為替や株式市場も落ち着いた動きで1月を終えています。

しかし、2月に入るとトランプ大統領がカナダとメキシコに関税を課す事を改めて表明した事で日米ともに大きく下落する場面があり、その後は関税発動について、一時的な猶予期間が設けられた事で反発するなど、相場全体に不穏な空気が漂い始めます。そんななか、日本株はピークを迎えた決算発表を受けて上下する動きとなりましたが、中旬以降は日銀の早期利上げ観測が高まった影響もあり、日経平均もじわじわ売られる日が増えていきました。

1月~2月購入銘柄

そんな1月、2月相場で購入した銘柄は、こちらの12銘柄です。

銘柄コード購入単価株数購入金額購入時期
INPEX16051,990100199,0001月6日
三菱商事80582,492100249,2001月14日
カナディアン928473,5004294,0001月17日
三菱地所リート3481114,3343343,0021月21日
東京センチュリー84391,485100148,5001月27日
エディオン27301,825100182,4802月3日
エネクスインフラ928647,3953142,1852月3日
日本紙パルプ8032625300187,5002月6日
大和証券86011,050100104,9502月12日
産業ファンド3249113,1101113,1102月12日
積水ハウス19283,444100344,4002月17日
MS&AD87253,038100303,8002月27日

私は今年も夫婦2人分の成長投資枠480万円を購入上限に、3月の権利取りまでに毎月100万円程度を買って、合計300万円分の高配当株を購入する予定にしていましたが、2月にかけての相場は全体的に弱い動きの日が多かった事で、想定よりも多い約261万円の購入となっています。それぞれ購入した理由を振り返っていくと、まず大発会では何かしらの銘柄を必ず購入しようと決めており、本当は三菱商事を狙っていたのですが、寄り付き前の気配が大きくプラスで始まりそうな雰囲気でしたのでINPEXの購入に変更し、三菱商事は翌週全体が下げ、株価が下がったタイミングで購入しています。

その後は、ここ数年基準価格の下落が続いているインフラファンドからカナディアンソーラー、REITから三菱地所リートを購入しています。REITについては今後の利上げ懸念から、ここ数年で大きく売られていましたが、去年の利上げ発表時には材料出尽くしで反発する場面もありましたので、そろそろ良い水準と思い購入を決断しました。結果として、REIT銘柄の多くが去年の年末に底値を付け、今年は反発していますので、良い判断になっており、1月末にかけては、同じく株価の停滞が続いていたリース株から東京センチュリーの購入を行っています。

2月に入ると、株主優待まで考慮して最初にエディオンを購入し、その後は1月に続いて基準価格の低迷が続くインフラファンドからエネクスインフラを買い増し、REITの産業ファンドについては、1月の権利が落ちた後の2月12日に購入しています。そして、2月6日に購入した日本紙パルプも去年の高値からじわじわ下落しているタイミングで購入しており、大和証券と積水ハウスも想定より早い購入ペースにはなりますが、全体と連動して下落基調が続いていた事で購入を決断しました。その後の日経平均は更に下げ、当時のレンジ下限付近まで下がっていましたので、何らかの銘柄は購入しておきたいと思い、当時の安値圏まで下落していた保険株のMS&ADを2月最後に購入しています。

3月~4月相場の振り返り

続いては歴史に残る波乱相場となった3月、4月相場の振り返りについて、3月に入るとトランプ関税への警戒からNY市場は下落する展開が目立ち、日経平均も半導体関連銘柄を中心に大きく売られる場面がありましたが、バリュー株を中心とした高配当株には権利取りの動きもあってか、力強い動きが見られる様になっていました。

そして、下旬にかけても日米の金融会合を無難に通過した事や国内金利の継続的な利上げ姿勢が確認できた事もあって金融株が大きく上昇するなど、日経平均には停滞感がありましたが、バリュー株は堅調な動へと変わっていきました。

ただ、4月は月初からトランプ大統領の相互関税発表を控え、上値の重たい展開が続いていたなか、日本時間3日(木)未明に相互関税の詳細が明らかになると、想定よりも厳しい内容だった事で日経平均も1000円単位で下げる日が続きました。その後、中国が報復関税を発動した事で世界的な貿易戦争への警戒も最高潮に高まり、7日(月)には日経平均で2644円安と3月末の高値から、わずか10日余りで7000円以上下げる暴落となりました。

ただ、10日(木)未明に相互関税の90日間停止が発表されると、日経平均は3000円近く反発するなど、世界的にも落ち着きを取り戻す動きとなりました。その後もトランプ関税に緩和の兆しが見え始めた事や日米の関税交渉に期待が集まった事に加え、自律反発の動きもあり、月末にかけては日経平均が一気に3万6000円台を回復するなど、歴史的に見ても乱高下の激しい1ヶ月となっており、もちろん4月7日(月)に付けた3万792円が今年の最安値になっています。

3月~4月購入銘柄

そんな3月、4月に購入したのは、こちらの6銘柄となっており、3月最初に購入した銘柄は豊田通商です。

銘柄コード購入単価株数購入金額購入時期
豊田通商80152,525100252,5003月5日
大林組18021,955100195,5003月11日
ソフトバンク9434213.31000213,3003月17日
日本紙パルプ8032613200122,6003月17日
伊藤ハム米久22964,065100406,5004月3日
INPEX16051,691.5100169,1504月7日

豊田通商はトヨタグループという事で、もちろんトランプ関税の影響を受けますが、今までの配当推移や累進政策を導入している事から、減配リスクは低めだと思い購入を決断しています。そして、3月2番目に購入した銘柄は大林組で、当時は第3四半期の好決算を受けて株価も2200円付近まで上昇していましたが、その後は全体と連動してじわじわ下落し、2000円を割れる水準まで下げていましたので、3月中旬に100株購入しています。

そして、残りの2銘柄はソフトバンクと日本紙パルプ商事で、両方とも3月17日に購入しています。ソフトバンクについては、今年旧NISAの非課税期間が終了した事で特定口座に2000株移管されましたので、そのうち1000株を売却して新NISAで買い直しており、日本紙パルプ商事は2月に300株購入しましたが、その後、株主優待がもらえる条件が従来の1000株から500株に拡充されましたので、せっかくならばと思い、3月に200株買い増して合計500株の保有にしています。

続いて波乱の4月相場最初に購入した銘柄は伊藤ハム米久HDで、相互関税の詳細が発表された事で日経平均も1000円以上下げて始まった4月3日(木)に購入しています。正直、この日に関しては全面安でスタートしており、他の購入候補銘柄もかなり買いたくなる水準まで下げていたのですが、伊藤ハム米久HDは関税の影響が少なめですし、食品メーカーという事で暴落に強いディフェンシブ株でもありましたので購入を決断しています。

そして、4月2番目に購入した銘柄がINPEXで、購入した4月7日(月)は中国が報復関税を発表し、日経平均も寄り付きから3000円近く下げ、多くの銘柄が今年の安値を付けた日ですが、正直この日に関してはどの銘柄も目を覆いたくなるくらい下げていましたし、先が見通せない状況のなか、今後は信用の投げ売りなども加わり、更に下げそうな雰囲気もありました。従って、INPEXも今後の世界景気後退などを懸念して下落した原油価格の影響で、更に下げる可能性はありましたが、今期から累進配当を宣言しており、この日の下げで当時の利回りも5%を超えていましたので、勇気を出して震えながら100株購入しましたが、今となっては当時の自分を褒めてあげたいです。

5月~6月相場の振り返り

続いては5月、6月相場の振り返りですが、4月末にかけて順調に反発していた流れのまま、5月も月初から大幅高が続き、更に中旬にかけては米中の関税交渉に進展があった事で日経平均は早くも暴落前の水準を回復しています。その後は、急速に戻した反動やトランプ大統領による薬価引き下げ要請に加え、EUへの関税発動を示唆した影響などで上値が重たくなる場面はありましたが、月末には米国際貿易裁判所が関税措置について、多くの部分を違法だと判断した事で、日経平均は3万8000円を超える水準まで上昇しました。

ただ、6月に入るとトランプ大統領が鉄鋼・アルミへの追加関税を示唆した事や5月に上昇していた反動で利益確定の売りが増えた事もあり、上旬は大きく売られる場面もありました。しかし、中旬にかけては企業業績への期待や好調な経済指標に加え、円安が進んだ事もあって堅調な展開が戻り、月末にかけても中東情勢の緊迫化で上値が重たくなる場面はありましたが、すぐに停戦が発表された事で、日経平均も4万円の大台を回復するほど、力強い動きとなりました。

5月~6月購入銘柄

そんな5月、6月の購入銘柄は、こちらの2銘柄とかなり少なくなっていますが、要因としては、4月までの相場が異常に弱く、想定よりも多くの高配当株を購入した事で成長投資枠が少なくなっていた点と、この頃から相場全体に勢いが付き始め、購入を狙っていた銘柄の株価も上昇してしまったためです。

銘柄コード購入単価株数購入金額購入時期
オリックス85912,941100294,1005月14日
九州リース85961,171100117,1006月18日

そんななか、5月に唯一購入した銘柄はオリックスですが、2020年に旧NISA口座で購入していたため、去年で非課税期間が終了し、今年から特定口座に移管していましたので、特定口座の100株を売却して新NISAで100株買い直しています。

そして、6月に唯一購入した銘柄は九州リースで、私は6月前半の時点で、中旬に予定されていた日米の首脳会談を受け、関税絡みで仮に全体が大きく下がる様ならば、6月末に中間の権利取りが控えているINPEXを買い増すつもりにしており、もし下がらない様ならば、株価には多少目を瞑って九州リースを購入する事にしていました。そんななか、INPEXは緊迫化した中東情勢の影響で原油価格が高騰し、株価も大きく上昇してしまいましたので、九州リースを6月中旬に100株購入しています。九州リースの株価は堅調な動きが続いていましたが、配当利回りは依然4%後半と高水準だった事に加え、今期から累進配当も導入していたなか、当時の株価は直近の高値からは少し下げていましたので購入を決断しています。

7月~8月相場の振り返り

続いては7月、8月相場の振り返りですが、月初は6月末にかけて大きく上昇していた反動や4月に延長していた相互関税の一時停止期限が7月9日に迫るなか、トランプ大統領の圧力が強まった事で大きく下げるスタートになりました。しかし、その後は相互関税上乗せ分の発動が8月1日に延期された事で落ち着きを取り戻し、下旬にかけても参議院選挙で与党の過半数割れが現実味を帯び、上値が重たくなる場面はありましたが、選挙が終わった23日(水)の朝に日米の関税交渉が急転直下で合意した事を受け、日経平均は4万2000円を超える水準まで急騰しました。

しかし、8月に入るとアメリカの雇用統計が悪化した事や為替が円高に振れた影響で日経平均も2日で800円近く下げる大幅安のスタートになりましたが、その後はNY市場が切り返した事や為替も円安が進んだ事で、日経平均は6連騰を挟みつつ上昇が続き、中旬には連日で史上最高値を更新しながら4万4000円に迫る場面がありました。そして、下旬にかけては上昇ペースの早さから上値が重たくなる場面もありましたが、ジャクソンホール会議でパウエル議長が利下げに対して前向きな発言をした事もあり、日米共に底堅い動きのまま月末を迎えています。

7月~8月購入銘柄

そんな7月、8月に購入した銘柄は7月に購入した大和証券1銘柄となっており、8月は今年に入って初めて1銘柄も購入しない1ヶ月となりました。

銘柄コード購入単価株数購入金額購入時期
大和証券86011,008100100,8007月10日

大和証券については今年2月にも購入していましたが、証券会社という事で関税の影響は直接関係ないなか、現在は運用資産の拡大を含め、手数料収入に頼らない収益モデルへと変革中で、今後に期待できる部分も大きいです。そんななか、配当は現在の水準を下限としており、当時は株価が依然1000円付近で停滞していた事で利回りも4%半ばと高水準でしたので、相場全体が低調に推移していた7月上旬に100株買い増し、合計200株の保有になっています。

9月~10月相場の振り返り

続いて9月、10月相場の振り返りですが、月初は大きく上昇した8月の反動や国内の政局不安で、大きく売られる場面はありましたが、7日(日)に石破総理が退陣を表明すると、新政権への期待が高まった事で上昇トレンドが復活し、日経平均は18日(木)に初めて終値で4万5000円を超え、TOPIXも史上最高値を更新しました。そして、下旬にかけては日銀が保有しているETFの売却方針をサプライズで表明した事で、一瞬大きく売られましたが、売り一巡後は内容を冷静に見極めた事で、すぐに反発に転じ、月末にかけても堅調な展開が続きました。

そして、10月に入ってからも1日(水)こそ9月末からの弱い流れや期初の益出し売りで下げましたが、その後はNY市場の上昇や高市氏が自民党の新総裁に選出された事で6日(月)は2000円以上の大幅高となるなど、再び上昇トレンドに入っています。その後は、公明党が連立からの離脱を表明した事や米中の対立再燃、米地銀の信用リスクが高まった事に加え、上昇ピッチの早さもあって売られる場面はありましたが、自民党と日本維新の会の連立が成立し、高市氏の総理大臣選出が確実になると、積極財政への期待から日経平均も堅調に推移して、遂に月末には5万円の大台を突破しています。

9月~10月購入銘柄

そんな9月、10月に購入した銘柄はこちらの2銘柄ですが、9月に購入したのは6月にも購入していた九州リースです。

銘柄コード購入単価株数購入金額購入時期
九州リース85961,415100141,5009月18日
アステラス製薬45031,600100160,00010月15日

九州リースについては、8月から買い増しを狙っていたなか、株価の上昇が続き、なかなか購入のタイミングが来ませんでしたが、9月中旬にかけての株価は少し元気が無くなっていましたので、100株購入しています。この頃の相場は異常なほど強い動きが続いていましたが、個人的にはリース株とREIT銘柄が比較的出遅れている高配当株として注目していました。ただ、リース株は既にオリックスや三菱HCキャピタルなどの主要銘柄を複数単元で保有していますので、まだ100株しか保有していなかった九州リースを買い増し、合計200株の保有にしています。

そして、10月に購入した銘柄はアステラス製薬です。アステラス製薬については、9月から本命の購入候補にしていたなか、10月中旬にかけては全体の下げや開発中の新薬治験において、主要評価項目を達成できなかった事が発表された事もあって、株価が大きく下げていました。ただ、この辺りは製薬メーカーにとって避けられないリスクで、業績の増減も激しく、配当性向も恒常的に100%を超えている状況ですが、今までの配当推移から減配のリスクは低く、また直近は業績も好調で、何より5%付近の高利回りに魅力を感じ、購入を決断しています。

ちなみに、アステラス製薬の購入で今年の成長投資枠を全て使い切ってしまいましたので、10月が今年最後の購入になっています。

11月~12月相場の振り返り

最後に11月、12月相場の振り返りについて、11月は今年急騰していたAI半導体銘柄を中心に高値警戒感が広がった事で、日経平均も月初の2日間で2000円以上下げる波乱のスタートとなっており、11月4日(火)に付けた5万2636円が現状日経平均の今年最高値になっています。そして、その後も日中の対立やAIバブルの崩壊、アメリカ経済への懸念に加え、日銀の利上げ観測も高まった事で、12月に入ってからも上値の重たい日が多くなっており、日経平均は5万円前後での動きが続くなか、TOPIXは史上最高値を更新する場面もありましたが、先ほどお伝えした様に10月で成長投資枠を使い切っており、11月、12月に購入銘柄はありません。

2025年の相場まとめ

2025年の相場をまとめると、春頃までは弱含む展開の日が多く、4月のトランプショックは強烈でしたが、その後は関税交渉の進展や好調な企業業績、アメリカのAI半導体銘柄の上昇に連動する部分もありながら、日本では高市政権への期待も加わり、力強い動きが続きました。

ただ、11月以降は今年急騰していた大型半導体株への高値警戒感が広がり、日経平均は上値が重たくなっていたなか、12月に入ってからは日銀の追加利上げが確実視された事もあり、下落する場面も増えましたが、TOPIXは史上最高値を更新するなど、循環物色の動きが続いていますので、今年春以降の相場は本当に強かったと思います。

2025年に買って正解だった3つの高配当株

それではここからは、2025年の相場や19個の購入銘柄を踏まえたうえで、今年買って本当に良かったと思っている3つの高配当株を第3位から発表していきます。

第3位【4503】アステラス製薬

第3位はアステラス製薬で、今年最後に購入した銘柄です。アステラス製薬は国内大手の医薬品メーカーで、海外医薬品企業の買収などM&Aも含め企業規模の拡大を目指しており、直近の海外売上比率もアメリカを中心に8割を超えている状況です。

今年買って正解だった理由

そんなアステラス製薬を今年購入して良かった理由について、アステラス製薬の業績は製薬メーカーという事で増減が激しく、配当性向も恒常的に100%を超えている状況ですので、最近は株価の下落もあって利回りは高い状況でしたが、なかなか購入の決断が付きませんでした。そんななか、直近の業績は持ち直しの兆しが見えている事や全体の強さもあって、今年春以降の株価は上昇傾向でした。

ただ、購入した10月時点でも利回りは依然4%後半と高水準でしたので、勇気を出して購入したのですが、結果として約2ヶ月で500円近く上昇していますので、今年最後の購入銘柄に選択して本当に良かったと思っています。

第2位【8015】豊田通商

第2位は3月に購入した豊田通商で、5大総合商社に双日を加えた7大総合商社の一角です。そんな豊田通商はトヨタグループの総合商社で、トヨタやダイハツなどの車両や車両部品に加え、海外で生産された車両の輸出販売も手掛けています。

実際、130カ国以上のグローバルネットワークにより、自動車関連だけでなく化学品や合成樹脂、エネルギーや食料品なども取り扱っているなか、最近はアフリカ事業にも注力しています。

今年買って正解だった理由

豊田通商を今年買って良かった理由ですが、購入時の3月は日経平均も弱含む展開の日が続くなか、トランプ関税の不穏な空気も漂い始めていましたので、関税の影響が大きい輸出メーカーという事で購入の決断に勇気も入りました。ただ、結果としてトランプショック時には含み損に陥りましたが、その後は急騰しており、直近は早くも買値から2倍以上に上昇するなど、今年購入した銘柄の中では1番の上昇率ですので、購入して本当に良かったと思っています。

第1位【1605】INPEX

第1位はINPEXで去年初めて100株購入しており、今年は大発会でも購入していましたが、4月の暴落時に購入できた事で、現在は300株の保有となっています。事業内容は石油、天然ガスの開発生産がメイン事業ですが、脱炭素社会への流れを受け再生可能エネルギーやカーボンリサイクル事業にも注力しています。

今年買って正解だった理由

INPEXを今年買って良かったと思う理由について、年明けの購入も1990円と今の株価を考えると十分良い水準なのですが、やはり今年1番下げた4月7日(月)に1691.5円で購入できた事が最大の理由です。当時はトランプショックによって、底が見えない状況でしたので、実際に発注する時も震えながらでしたが、その後の上昇で、現在の株価は3000円を超えていますので、勇気を出して本当に良かったと思っています。

まとめ

今回は2025年の相場や購入銘柄を振り返りつつ、今年購入した19銘柄の中から購入して本当に良かったと思っている銘柄をランキング形式で発表しました。今年の株式市場は、結果として日経平均、TOPIXともに史上最高値を更新しましたが、大きく乱高下する場面も多かったですので、精神的には鍛えられた1年にもなったかと思います。

ただ、この様に振り返ってみると、4月に全体が大きく下げた暴落局面は絶好の買い場となっており、また業績や配当が好調に推移している銘柄の株価は、いずれ必ず戻ってきている印象です。という事で、2026年も株式市場は乱高下すると思いますし、様々な事が起きるかと思いますが、優良高配当株が値を下げている場面は購入チャンスと改めて心に刻み、来年の相場に臨みたいと考えています。

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