2023年の株式市場を振り返りつつ、今年買って良かったベスト3銘柄を発表!!

スポンサーリンク
銘柄検証

今年もいよいよ残り1週間となり、株式市場や投資家の方たちも2024年を意識した動きになっているかと思います。

今年の相場は年明けから6月頃までは強い動きが続き、その後は停滞する時期もありましたが底堅い雰囲気は続いており、1年を通して力強い相場だった印象です。

という事で今回は、そんな2023年の相場や個人的な購入銘柄を振り返りつつ、最後の部分では今年購入した18銘柄の中から、買って良かったと思っている3つの高配当株をランキング形式でまとめていきます。

スポンサーリンク

1月~2月相場

まずは1月、2月相場の振り返りですが、2022年の年末に日銀が長期金利の上限幅を引き上げた事で銀行株を中心に大きく上昇した流れが継続し、年明けはしっかりとしたスタートとなりました。その後も1月中旬の日銀会合を無難に通過した事やアメリカの利上げペース鈍化への期待感から上昇したNY市場の影響もあり、日経平均も強い動きとなりました。

2月に入ると日経平均は2万7000円台で動きが止まりましたが、個別銘柄はバリュー株を中心に堅調な動きが続きました。そして、2月の決算発表がピークを迎えると、原材料費高騰の影響もそれほど関係なく好調な決算が多かった事もあり、下旬にかけては上昇ペースが加速しました。

実際、年明けからの2ヶ月間で日経平均は約1350円上昇しており、現時点で日経平均が今年1番安かったのは年明けすぐのタイミングとなっています。

購入銘柄

そんな1月、2月相場で購入した銘柄は、こちらの6銘柄です。

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
アルテリア・ネットワークス442312431001243001月
センコーグループHD9069980.8100980801月
三菱HCキャピタル8593659.82001319602月
ホンダ72673197.51003197502月
伊藤忠エネクス813310931001093002月
SPK74661524.91001524902月

今年最初に購入した銘柄はアルテリア・ネットワークスで2022年から購入候補にしていたなか、他の銘柄との兼ね合いもあり購入できていませんでしたので、1月頭に購入しています。その後は堅調な相場になかなか付いていけなかったのですが、他の銘柄と比較してそこまで上昇していなかったセンコーグループHDを購入しています。

2月に入ってもバリュー株を中心にしっかりとした動きは続いていましたが、この時点ではそこまで上昇していなかった三菱HCキャピタルを200株2月頭に購入しました。その後は決算発表前日の2月9日にホンダを購入しています。決算発表直前に購入する事はリスクも大きいためあまりおすすめはできませんが、ホンダについてはこの時の決算でネガティブサプライズが発生する可能性は低いと思い勇気を出して購入しました。

そこからも狙っている高配当株はしっかりとした動きが続いていましたが、年明けから思う様に購入できていなかった事もあり、株価は下がっていませんでしたが伊藤忠エネクスとSPKを2月中旬から下旬に購入しています。

3月~4月相場

続いては3月、4月相場の振り返りについて、3月前半は年明け以降の堅調な流れが継続していましたが、3月10日にアメリカの地方銀行であるシリコンバレー銀行が経営破綻した事をきっかけに金融不安への警戒感が高まり、世界的な株安となりました。しかし、3月下旬にかけては各国政府が迅速な対応を行った事で金融不安への懸念が後退し、株価も急速に反発しました。

4月に入ると月初に大きく売られる場面はありましたが、中旬以降は堅調なNY市場や来日していたウォーレン・バフェット氏の日本株買い増し検討報道に加え、3月末に継続的にPBRが1倍を割れている会社への改善策開示を東証が要請した事で、強い動きが戻ってきました。

3月にシリコンバレー銀行の問題で大きく売られる場面はありましたが、結果的にこの2ヶ月間でも日経平均は約1400円上昇しており、年明けからの4ヶ月で3000円弱も上昇する強い相場となりました。

購入銘柄

そんな3月、4月相場で購入したのは、こちらの4銘柄です。

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
ニッスイ1332545.75002728503月
東京海上HD87662604.91002604903月
みずほリース842534651003465003月
丸紅80021937.91001937904月

この頃になると、そろそろ調整が来そうとの思いから積極的に購入しにくい雰囲気になっていましたが、他の高配当株と比較して株価がそれ程上昇していなかったニッスイを3月頭に購入しています。その後は、3月中旬にかけて全体が下げたタイミングで東京海上HDを購入しました。東京海上HDは個人的に保険株を保有していない事もあり年明け以降購入候補としていましたが、シリコンバレー銀行に絡む調整局面で購入する事ができました。

そして、3月権利落ち直前に購入した銘柄がみずほリースです。リース銘柄は好調な業績や配当に加え株主還元も抜群のなか、株価はコロナ前の水準へ戻れていない銘柄も多かったので購入しています。

4月に入ると3月権利落ち後の株価が下がった場面を狙いたかったのですが、今年は権利落ち後も株価があまり下がらない銘柄が多く、狙っている銘柄についても早々と権利落ち分を回復し、値を上げる銘柄も多かったです。

その様な状況のため株価は安い場面ではありませんでしたが、4月下旬に丸紅を購入しています。丸紅についてはウォーレン・バフェット氏が商社株の買い増しを検討していると報じられた事もあり、株価は権利落ち前を大きく上回っていましたが、2月に発表した第3四半期決算で累進配当の導入を発表していた事もあり100株購入しています。

今年の相場を振り返った時に3月の調整局面は大きな下落となりましたが、結果的には絶好の買い場でもありました。

当時はシリコンバレー銀行の経営破綻をきっかけにリーマンショック再来の様な報道もありましたので、買い向かう事はかなり勇気が入りましたが、やはり大きな下落局面は購入チャンスの可能性が高いのだと再認識できる場面でした。

5月~6月相場

続いては5月、6月相場ですが、5月は日経平均が8連騰を挟みながら約1年8ヶ月ぶりに3万円の大台を回復するなど、終始強い1ヶ月となりました。5月の相場が強かった要因は、先月までと同様に東証によるPBR是正要請やバフェット氏を始めとする外国人の日本株買い、日銀の金融緩和策継続など様々あったかと思いますが、やはり1番の要因はGW明けから本格化した好調な決算発表だった印象です。

5月は3月期銘柄の本決算発表が相次ぎましたが内容は好調なものが多く、また増配や自社株買いなどで株主還元を高めている企業も目立ちました。

そして6月に入ってからも5月までの強さを引継ぎ、月初から4連騰の好スタートを切った後も更に上昇ペースは加速し、日経平均はバブル後の高値を更新する3万3772円まで上昇しました。下旬にかけては上昇スピードの速さから停滞する場面も出始めましたが、日経平均は5月、6月で約4300円上昇しており、今年の強い相場を象徴する様な2ヶ月間となっています。

購入銘柄

そんな5月、6月の購入銘柄についてですが、相場の強さに付いていけず、1銘柄も購入できませんでした。

私は高配当株投資を始めて約3年が経過しましたが、2ヶ月続けて1銘柄も購入できなかったのは、この時が初めてです。

それほど、今年5月、6月の相場は強かったです。

7月~8月相場

続いては7月、8月相場の振り返りですが、7月も日経平均は初日こそ500円を超える好スタートとなりましたが、そこからは5日続落となっており、その後も上値の重たい展開となりました。この辺りは、上半期の相場が異常に強かったことの反動や7月末に開催される日銀会合でYCCを修正するのではないかとの思惑が広がり、為替が円高に振れた事などが要因となっています。

そんななか、7月28日の会合で日銀がYCCの修正を決定した事により、為替は円高に振れ、株価も下落した状況で月末を迎えています。

そして、8月に入ると日経平均は7月末に発表されたYCCの修正を受けて初日は300円を超える上げ幅でスタートしましたが、そこからは2日続落で合計1300円以上下げる荒れ模様の動きとなりました。この辺りは、YCC修正の内容が「長期金利の変動幅を±0.5%程度を目途に運用を柔軟化する」という曖昧な表現で市場が混乱した事や8月頭に米国債が格下げとなった事で下落したNY市場の影響が大きかったです。

下旬にかけては夏枯れやジャクソンホール会議の結果待ちにより出来高が徐々に少なくなるなか、日経平均も停滞する場面が目立つ様になりました。

結果的に日経平均だけで見ると7月、8月は570円しか下げていないのですが、6月までが異常に強かった事もあり、いつも以上に停滞感を感じる夏となりました。

購入銘柄

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
NTT9432166.58001332007月
いすゞ自動車72021739.51001739507月
ヘルスケア&メディカル345515290011529008月
イオンFS85701254.31001254308月

そんな7月、8月に購入した銘柄はこちらの4銘柄で、7月上旬にNTTを購入しています。NTTは今年に入り購入候補にしている時が多かったですが、株価は底堅く推移し、また最低購入金額も40万円付近と高額でしたので、なかなか購入できずにいたなか、6月末に株式を25分割し、最低購入金額も大きく下がったため800株購入しています。

そして、その後に購入した銘柄がいすゞ自動車です。いすゞ自動車は4月以降購入候補にしており、本音を言えばもう少し株価を下げた場面で狙いたかったのですが、当時の水準でも配当利回りは4%半ばと高水準でしたので思い切って購入しました。

続いて8月に入って最初に購入した銘柄がREITのヘルスケア&メディカル投資法人です。ヘルスケア&メディカル投資法人は春頃より購入候補にしている場面が多かったですが、7月の権利が落ちて基準価格が下がった8月頭に購入しています。

そして、8月に購入した2つ目の銘柄がイオンFSです。イオンFSについては7月から購入候補にしていたなか、決算内容が冴えなかった事で株価も低迷していましたが、4%台の配当利回りやイオングループという規模感に将来性を感じ、8月上旬に購入しています。

ようやく相場も少し落ち着いてきた事や5月、6月に1銘柄も購入できなかった焦りもあり、普段よりも積極的に購入した2か月間となりました。

9月~10月相場

続いて9月、10月相場の振り返りですが、9月は8月下旬のジャクソンホール会議を無難に通過しNY市場が堅調に推移した事や為替が円安に振れた事で、8月末から9月上旬にかけて日経平均は8連騰を記録する強いスタートとなりました。その後、日銀の植田総裁が「物価上昇に確信が持てればマイナス金利解除も選択肢」との認識を示したと報じられ、9月中旬にかけても銀行株を中心に日経平均は堅調に推移しました。

このまま順調に推移するかと思われましたが、アメリカの金融引き締めが長期化するとの見通しから月末にかけて売られ始め、10月相場入り後も値を下げた事で5日続落となり、日経平均は合計1800円以上の下げとなりました。中旬にかけても緊迫度を増す中東情勢の影響で大きく売られる場面があるなか、個別企業の好決算で上昇する場面があるなど乱高下が激しくなるなか、下旬にかけては日米ともに本格化する決算発表や金融イベントを控え、様子見ムードから上値が重たくなりました。

9月下旬以降の相場は乱高下する場面が多いなか、日経平均も9月、10月で1760円ほど下げています。

購入銘柄

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
イエローハット98821953.81001953809月
AREHD5857192010019200010月
あさひ3333125210012520010月

そんな9月、10月に購入した銘柄はこちらの3銘柄で、最初に購入した銘柄はイエローハットです。イエローハットの業績は順調に推移しており、配当も10年以上連続増配が続いていますので、株価は年初来高値の水準でしたが9月上旬に購入しています。

結果的に9月はイエローハットのみの購入になりましたが、イエローハット購入時点で今年のNISA枠の残りは約41万円となっていましたので、9月の権利落ちから10月頭に全体が大きく下げたタイミングでAREホールディングスを購入しています。

AREホールディングスについても業績や配当が順調に推移しているなか、配当利回りも4%台と高水準でしたので100株購入しました。

そして、AREホールディングスの購入でNISA枠の残りは約21万円とかなり少なくなりましたので、10月中旬に最低購入金額が低い自転車の専門店あさひを購入しています。あさひは業績が安定しているなか、今期より配当方針を見直した事で大幅増配となっており、株価も低迷が続いている事で配当利回りも上昇していましたが、他の高配当株と比較して現在の株価は低迷し過ぎの様にも見えましたので購入しています。

11月~12月相場

続いて最後の11月、12月相場の振り返りですが、11月相場は10月31日に発表された日銀による長期金利のさらなる運用柔軟化が微修正にとどまった事で円安が進んだ事や11月頭のFOMCを無難に通過した事で日米ともに大きく上昇するスタートとなりました。その後は、本格化する決算発表を受けて個別銘柄が大きく上下する展開となるなか、アメリカのCPIが予想を下回った事などで利上げサイクル終了の思惑から日米ともに上昇が続き、日経平均は6月に更新したバブル崩壊後の最高値を再度更新する場面がありました。

12月に入ると為替が円高に進んだ事や節税目的で売りが増えた影響もあってか弱含むスタートとなりました。中旬にかけては7日に日銀の植田総裁が現在の金融緩和策の運営に関し「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」と発言した事でマイナス金利解除への思惑が進んだ事やFOMCでパウエル議長が来年の利下げを示唆した事で更に円高が進み、日経平均も上値が重たい展開が続いています。

購入銘柄

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
ENEOS50205381005380011月

そんな11月、12月の購入銘柄ですが、ENEOSのみとなっています。

11月頭の時点でNISA枠の残りは約9万円となっていましたので、最初は最低購入金額が1万円台のNTTを購入しようかと思っていたのですが、11月中旬に原油価格下落から株価が下がったタイミングでENEOSを購入しています。

ENEOSについては既に700株保有していましたので買い増しにはなりますが、最近の石油元売り銘柄は大きく増配を発表する銘柄が多いなか、ENEOSの配当は2020年から変わっていませんので、そろそろ増配がありそうかなという思いも込めて、今年最後かつ現行NISA最後の購入銘柄に選びました。

2023年の相場まとめ

ここまでまとめてきた様に今年の相場は6月頃までは終始強い動きが続き、7月以降は停滞が続くなかでも底堅く推移し、9月以降は乱高下が激しくなるなか、11月には再度今年の高値圏まで日経平均が上昇するほど力強い動きでした。

そして、今振り返ると今年の買い場は年明けすぐか3月のシリコンバレー銀行経営破綻に伴う調整局面だけだった印象で、新規購入のタイミングを見極める事が難しい年だった印象です。

それではここからは、今年の相場や購入銘柄を踏まえたうえで、今年買って良かったと思う3つの高配当株を第3位から発表していきます。

【8425】みずほリース

第3位の銘柄はみずほリースで、3月の権利落ち直前に購入しています。

私は普段、権利落ち後に購入する事は多いですが、権利落ち直前に購入する事は少ないです。

ただ、この時はシリコンバレー銀行の問題で全体が大きく下落しており、みずほリースの株価も権利落ち直前ではありましたが停滞していましたので、思い切って購入しました。

今年買って良かった理由

みずほリースを今年買って良かった理由ですが、結果として購入時点から現在の株価は1000円以上上昇しており、3月のタイミングを逃していたら今年は買えていなかったと思います。

そんななか、先日の決算で目的の1つだった株主優待は廃止になりましたが、今後は配当などによる利益還元に集約するとしていますし、来年3月末には株式も5分割しますので、今年買って良かったと思っています。

【8766】東京海上HD

第2位の銘柄は東京海上HDで、こちらも3月中旬に購入しています。

東京海上HDについては、個人的に当時保険株を保有していなかった事で年明けから購入候補にしていました。

しかし、東京海上HDの株価も年明け以降は堅調な動きが続いており、なかなか購入できずにいましたが、3月にシリコンバレー銀行経営破綻に伴う下落局面で大きく株価が下がりましたので購入できました。

今年買って良かった理由

東京海上HDを今年買って良かった理由ですが、1番は今年最大の調整局面で買い向かえた事です。

先ほどの相場振り返り時にも触れましたが、当時はリーマンショック再来との報道もあり、まだまだ世界的な株安が続きそうな雰囲気もありました。

そのため、全体的な下落局面は買い場と頭では分かっていても、なかなか実際の調整局面では勇気が入りますので、結果的にその後株価が上昇した事も含め、購入できて良かったと思っています。

番外編

1位の銘柄発表の前に番外編として、1月に購入したアルテリア・ネットワークスを紹介します。

アルテリア・ネットワークスは去年から購入候補にしていたなか、今年最初に購入した銘柄です。

しかし、5月に親会社によるTOBが発表され、10月には上場廃止になってしまいました。

ただ、株価はTOB価格1980円付近まで上昇し、上場廃止前に売却した事で約7万円の利益になりました。

短期間でそれなりの利益になりましたが、私は配当を目的に投資をしており、また売却によりNISA枠も失ってしまいましたので、少し複雑な気持ちも込めて番外編にしています。

【7267】ホンダ

今年買った良かった1位の銘柄はホンダで、2月9日の第3四半期決算発表前日に購入しています。

先ほどもお伝えした様に決算発表直前に購入する事はリスクも高いため、個人的にもあまり行いませんが、この時は既に発表されていた他の銘柄の決算内容からもネガティブな内容が発表される可能性は低いと思い勇気を出して購入しています。

今年買って良かった理由

ホンダを今年買って良かった理由ですが、1番は結果として今年のほぼ安値で購入できた事です。

購入後に発表された第3四半期決算も好調だった事で株価は上昇し、3月の調整局面で下落する場面はありましたが、8月には株式の3分割を発表した事で力強い動きが続きました。

最近は円高の影響もあり株価は下げていますが、今年購入できて良かったと思っています。

まとめ

今回は2023年の相場や購入銘柄を振り返りつつ、今年購入した18銘柄の中から購入して良かったと思っている銘柄をランキング形式で発表しました。

今年の株式市場はここ数年の中でもかなり強い相場となりましたので、新規での購入は常に勇気が入る状況だったと思います。

ただ、この様に振り返ってみると3月に全体が大きく下げた調整局面は絶好の買い場となっており、また業績が好調に推移している銘柄の株価は、いずれ戻ってきている印象です。

という事で、2024年も株式市場は乱高下すると思いますし、様々な事が起こるかと思いますが、優良高配当株が値を下げている場面は購入チャンスと改めて心に刻み、来年の相場に臨みたいと考えています。

2023年の相場振り返りについてはYouTubeで動画版も投稿していますので、あわせてご覧ください。

2023年の相場を振り返りつつ、今年買って良かったベスト3銘柄を発表!!

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube編)

コメント

タイトルとURLをコピーしました