【5月14日決算速報】衝撃的な決算発表で急上昇した銘柄は?

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銘柄検証

いよいよ今回の決算シーズンも終盤戦を迎えていますが、今日もかなりの銘柄が増配を発表しているなか、増配ではありませんが、衝撃的な決算により株価が急騰している銘柄もあります。

という事で今回は、昨日5月13日と今日5月14日に本決算を発表した銘柄の中から、保有銘柄を中心に決算内容を速報で検証していきます。

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【9069】センコーグループホールディングス

最初の銘柄は昨日5月13日(月)に本決算を発表したセンコーグループホールディングスです。最近の業績は過去最高益が続いており、前期見込みも1割程度の増益見込みにしているなか、第3四半期時点の通期進捗率も89%付近と順調でしたので、前期の更なる上積みや今期の増益に期待がかかる状況でした。

また、配当も順調に増配が続いていますので、今期の配当額にも注目でした。

直近決算

センコーグループHDは5月13日に本決算を発表しており、前期の通期最終利益は159億円と6億円の増益となっているなか、配当は4円増配の年間38円としています。

今期予測は最終利益が180億円と21億円の増益見込みにしているなか、配当は4円増配の年間42円見込みで発表しています。

注目ポイント

センコーグループHD決算の注目ポイント1つ目は、前期業績の更なる上積みや今期予測がどうなるかでしたが、前期最終着地は従来予想に10億円程度届きませんでしたが、拡販ならびに料金・価格改定などにグループ全体で取り組むと共に、M&Aを推進した結果として、過去最高益での着地となっています。

そして、今期も所得環境の改善や民間需要主導の経済成長が実現することなどにより、景気は緩やかな回復が続くことが期待されるとして、更に増益の予測にしています。

注目ポイント2つ目は今期配当額でしたが、好調な業績と連動して期初から4円増配の見込みになっています。ちなみにセンコーグループHDは中期経営計画最終年度の2027年3月期までに配当性向40%を目指すとしており、現状の配当性向は35%付近ですので、今後の増配にも期待が持てそうな印象です。

【5020】ENEOS

2番目の銘柄は本日5月14日に本決算を発表したENEOSです。ENEOSの業績は原油価格に大きな影響を受けますが、前期は大幅増益見込みにしているなか、第3四半期時点の通期進捗率も86%付近でしたので、更なる上積みや今期の増益が期待できそうな状況でした。

ただ、業績が順調に推移しているなか、ここ数年の配当は22円で据え置きの期間が続いていましたので、今期配当は久しぶりに増配となるのか注目でした。

直近決算

ENEOSは5月14日に本決算を発表しており、前期の通期最終利益は2881億円と1444億円の増益となっていますが、配当は据え置きの年間22円としています。

今期予測は最終利益が2100億円と781億円の減益見込みになっていますが、配当は据え置きの年間22円予測で発表しています。

また、ENEOSは、新たに2000億円の自社株買いを発表しています。

注目ポイント

ENEOS決算の注目ポイント1つ目は、前期業績の最終着地と今期見込みがどの様になるのかでしたが、前期は白油・輸出マージンの前期マイナスタイムラグが反転したことなどにより大幅増益となっていますが、今期は前期の反動を考慮して減益の見込みになっています。

やはり今期も業績は原油価格に影響を受ける展開が続きそうですが、ENEOSは今期の想定原油価格を80ドル、為替を145円としていますので、引き続き原油価格や為替の動きに注目です。

ENEOS決算の注目ポイント2つ目は今期配当の増配があるのかでしたが、残念ながら今期も据え置きの年間22円見込みとなっています。

ただ、ENEOSは今回の決算で新たに2000億円の自社株買いを発表しており、今回の自社株買いは発行済株式総数に対する割合が 22.68%と異次元だった事で、本日13時の決算発表後の株価は1割以上も上昇しています。

最近は株主還元向上の流れで自社株買いを行う銘柄も多いですが、通常は多くても発行済株式の2%~3%程度ですので、今回の規模の大きさが分かるかと思います。実際、今期の総還元性向は100%を超えていますので、増配こそありませんでしたが、十分満足できる内容だったかと思います。

【1332】ニッスイ

5月14日決算発表2番目の銘柄はニッスイで、水産品の加工や物流を手掛ける大手水産メーカーです。最近の業績はコロナからの経済回復や円安の追い風もあり過去最高益が続いており、前期も更に増益予測にしているなか、第3四半期時点の通期進捗率も86%付近でしたので、好調な最終着地が期待できそうな状況でした。

また、配当も連続増配が続くなか、前期も第3四半期決算で期末配当を4円増額した事で年間6円の大幅増配見込みになっていましたので、今期も最低2円、できれば期初当初から4円増配の年間28円くらいでの発表を期待していました。

直近決算

ニッスイは5月14日に本決算を発表しており、前期の通期最終利益は238億円と26億円の増益となっているなか、配当は6円増配の年間24円としています。

今期予測は通期最終利益が240億円と2億円の増益見込みにしていますが、配当は据え置きの年間24円で発表しています。

注目ポイント

ニッスイ決算注目ポイント1つ目は、前期最終着地をどこまで持ってこれるかや今期予測をどの様に発表するかでしたが、期待通り前期は2月に上方修正した数字を更に3億円上回る過去最高益での最終着地となっています。

業績好調の要因は、食品事業において国内外とも価格転嫁が実現した事で大幅増益となり、他の事業をカバーできたためとの事です。今期は前期の反動が懸念される食品事業を水産市況の下げ止まりが見えてきた事や南米養殖のプラス影響で水産の利益が持ち直し、カバーできる見通しとして更に増益の予測にしています。

ニッスイ決算注目ポイント2つ目は、最近の増配傾向を受けて今期配当がどうなるかでしたが、残念ながら今回の本決算では据え置きでの発表となりました。最近の配当推移を見ていると最低でも2円の増配は大丈夫そうな印象でしたので、据え置きは正直意外な結果でした。

ただ、現状の配当性向は31%付近と余裕がある水準ですし、今期も過去最高益の見込みにしていますので、このまま業績が順調に進めば今期もどこかのタイミングで増配を発表してくれると信じています。

【7202】いすゞ自動車

5月14日決算発表3番目の銘柄は自動車メーカーのいすゞ自動車です。最近の業績は円安の影響もあり好調が続いており、前期も過去最高益見込みにしているなか、第3四半期時点の通期進捗率は97%付近と既に予測並みの利益は稼げている状況でしたので、更なる上積みも期待できそうな状況でした。

また、配当も2022年以降は業績好調や配当性向の引き上げで大幅増配が続いていますので、今期も増配発表が期待できそうでした。

直近決算

いすゞ自動車は5月14日に本決算を発表しており、前期の通期最終利益は1764億円と247億円の増益となっているなか、配当も従来予想から6円増額の年間92円としており、前期からは13円の増配となっています。

今期予測は通期最終利益が1600億円と164億円の減益見込みにしていますが、配当は据え置きの年間92円で発表しています。

注目ポイント

いすゞ自動車決算の注目ポイント1つ目は前期最終利益がどこまで伸びるかでしたが、結果としては従来予想を114億円程度上回る過去最高益での最終着地となっています。業績好調の要因は、新興国を中心とした市況悪化や資材費変動などのマイナス要因はありますが、価格対応や円安影響に加え、原価低減活動などの影響としています。

ただ、今期見通しは新興国の厳しい市況が続くとして減益見込みにしていますので、少し気になるところです。

また、前期業績が従来予想を上回った事で前期の配当も従来予想から6円増額してくれた事は予想外でしたが、有難い限りです。そして、注目ポイント2つ目の今期配当見込みについては前期配当が増額された事もあり、据え置きでの発表となりましたが、現状の配当性向は43%付近ですので、今後の業績次第では今期も十分増配の可能性がありそうな印象です。

【8425】みずほリース

5月14日決算発表4番目の銘柄はみずほリースです。前期業績も過去最高益を予測するなか第3四半期時点の通期進捗率は89%付近と順調でしたので、前期の更なる上積みや今期の増益も期待できそうでした。

配当についても、前期は株主優待を廃止して今後は配当等による利益還元に集約するとしている事や現状の配当性向は27%と余裕がある事に加え、今期業績も増益の期待が持てる事を考慮すると、5円以上の増配となる年間40円見込みでの発表が期待できそうでした。

直近決算

みずほリースは5月14日に本決算を発表しており、前期の通期最終利益は352億円と69億円の増益となっているなか、配当も従来予想から4円増額の年間38.4円としています。

今期予測は通期最終利益が380億円と28億円の増益見込みとしているなか、配当は1.6円増配の年間40円で発表しています。

注目ポイント

みずほリース決算の注目ポイント1つ目は、前期業績の更なる上積みや今期の増益予測でしたが、前期は従来予想を42億円程度上回る過去最高益での最終着地となっており、今期も更に増益の見込みにしています。

業績好調の要因は、営業資産の着実な積上げ継続によるベース収益の伸張や2023年6月に連結化したインドのリース会社の業績貢献に加え、解約益や営業外での投資収益など一過性の収益もあったためとの事です。

そして、注目ポイント2つ目の配当についても、前期は業績が上振れた事で従来予想から4円増額され、今期は更に1.6円増配の年間40円見込みになっていますので、今期見込みは個人的に希望通りの金額でしたが、前期配当がこれだけ増額された事は予想外のサプライズでした。

しかし、これだけ増配しても配当性向は依然25.5%付近とかなり余裕のある水準ですので、今後の更なる増配にも期待できそうです。

【3431】宮地エンジニアリング

5月14日決算発表5番目の銘柄は宮地エンジニアリングで、橋梁や鉄骨などを施工する建設会社です。最終利益は30億円台で安定感があるなか、前期は2割以上の増益見込みにしていますが、第3四半期時点の通期進捗率は97%付近でしたので、前期の更なる上積みや今期増益にも期待できそうな状況でした。

配当も2027年3月期までの目安を総還元性向60%に引き上げた事で前期見込みは大幅増配になっており、新しい配当方針のもと今期の増配にも期待できそうでした。

直近決算

宮地エンジニアリングは5月14日に本決算を発表しており、前期の通期最終利益は43億円と13億円の増益となっているなか、配当も従来予想から12円増額の年間192円となっています。

今期予測は通期最終利益が44億円とほぼ据え置きの見込みにしているなか、配当は3円増配の年間195円で発表しています。

注目ポイント

宮地エンジニアリング決算の注目ポイント1つ目は、前期業績の更なる上積みや今期の増益予測でしたが、前期は見事に従来予想を5億円程度上回る過去最高益での最終着地となっており、業績が従来予想を上回った事で前期配当も12円増額してくれました。

業績好調の要因は生産の効率化、工事採算性の向上などの活動に加え、前年度からの繰り越しによる売上増影響などのためとの事です。

そして、今期も主力の橋梁事業は前年度と同規模程度の発注量が見込まれているとして、更に過去最高益を更新する予測にしています。

また、質的にも量的にも高い技術力と施工能力が求められている高速道路の大規模更新工事においては今後も順調な発注が見込まれており、さらには高難度ビッグプロジェクトの発注も予定されているとして、中期的に当社グループが飛躍する事業環境であるとしていますので、今後も楽しみです。

そんななか、もう1つの注目ポイントだった配当も前期増額は予想以上でしたが、今期も年間195円と従来の予想からは15円の増配となっていますので、文句のない決算だったかと思います。

明日の注目決算

最後に明日の注目決算ですが、いよいよ明日で今回の決算シーズンもほぼ全ての銘柄が出揃いますが、注目銘柄は何と言ってもメガバンクでしょう。最近の業績は好調を維持しており、大幅増配も続いていますので、三菱UFJFGと三井住友FGには大トリとして素晴らしい決算で締めて欲しいですが、三井住友FGには株式分割の噂も出ていますので、注目度も増しています。

また、他にも連続増配が続いている三菱HCキャピタルやジャックスの本決算もありますので、最後まで見逃せない1日となりそうです。

まとめ

今回は昨日5月13日と本日5月14日に本決算が発表された銘柄の中から、保有銘柄を中心に速報で検証しました。今日は今期配当だけでなく、前期配当の増額を発表した銘柄も多く、またENEOSは前期も今期も配当は据え置きでの発表でしたが、発行済み株式数の2割を超える衝撃的な自社株買いの発表により株価も大きく上昇しています。

増配に限らず株主還元力を示してくれる事は投資家にとって有難い事ですので、明日はもう1つの株主還元である株式分割の発表にも期待したいです。

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