【今年の購入終了】2023年11月末時点の保有銘柄・配当最新情報

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資産状況推移

早いもので今年も残り1ヶ月を切りましたが、個人的には11月の購入でNISA枠を使い切り、今年の購入が終了しました。

今年の相場は基本的に強い動きが続いており、6月以降は停滞感が漂いつつも最近は値動きが激しくなっていますが、年末に向けて再度株式市場は強含みそうな雰囲気もあります。

という事で今回は、11月相場や11月に購入した銘柄を振り返りつつ、保有銘柄の最新状況に加え、12月の相場展望をまとめていきます。

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11月相場の振り返り

まずは11月相場から振り返っていきますが、10月31日に発表された日銀による長期金利のさらなる運用柔軟化が微修正にとどまった事で円安が進んだ事や11月頭のFOMCを無難に通過した事で日米ともに大きく上昇するスタートとなっています。

その後は、国内市場で本格化する決算発表を受けて個別銘柄が大きく上下する展開となりました。

中旬にかけては世界経済減速への懸念から原油価格が下落した事や11月14日に発表されたアメリカのCPIが予想を下回り、利上げサイクル終了の思惑から長期金利が低下した事で日米ともに大きく上昇する場面がありました。

下旬にかけては利食い売りや日米の金利差縮小から円高が進んだ事で上値が重たくなる場面もありましたが、日経平均はバブル崩壊後の最高値を更新するほど、力強い動きとなっています。

11月に購入した銘柄

そんな11月に購入した銘柄ですが、私は10月8日に今年中に購入したい銘柄として、こちらの5銘柄を購入候補にした記事を投稿していました。

今年中に購入を検討している高配当株5選(2023年10月6日時点)

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
NTT9432173.111.71.6552.8933.8
ENEOS50205228.70.54224.2136.9
あさひ333312509.60.87453.6034.6
ニッスイ1332710.310.30.99202.8228.9
日本空調サービス465877313.31.23303.8851.5

そして、10月中旬にこの中の銘柄から自転車の専門店あさひを100株購入した事で今年のNISA枠の残りは約9万円となっていましたので、11月もこの5銘柄の中から既に購入したあさひを除く4銘柄を引き続き購入候補にしていました。

そんななか、本当はNTTを購入しようかと思っていたのですが、11月中旬に原油価格下落から株価が下がったタイミングでENEOSを100株購入しています。

ENEOSについては既に700株保有していますので買い増しにはなりますが、最近の石油元売り銘柄は大きく増配を発表する銘柄が多いなか、ENEOSの配当は2020年から変わっていませんので、そろそろ増配がありそうかなという思いも込めて、現行NISA最後の購入銘柄に選びました。

今年の購入銘柄

そしてこちらが11月の新規購入分まで含めた今年の購入銘柄ですが、全部で18銘柄、約316万円となっています。

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
アルテリア・ネットワークス442312431001243001月
センコーグループHD9069980.8100980801月
三菱HCキャピタル8593659.82001319602月
ホンダ72673197.51003197502月
伊藤忠エネクス813310931001093002月
SPK74661524.91001524902月
ニッスイ1332545.75002728503月
東京海上HD87662604.91002604903月
みずほリース842534651003465003月
丸紅80021937.91001937904月
NTT9432166.58001332007月
いすゞ自動車72021739.51001739507月
ヘルスケア&メディカル345515290011529008月
イオンFS85701254.31001254308月
イエローハット98821953.81001953809月
AREHD5857192010019200010月
あさひ3333125210012520010月
ENEOS50205381005380011月
合計   3161370 

今年の相場は年明けから6月頃まではずっと強い動きが続いており、その後は停滞期に入りましたが、10月以降は大きく乱高下するという展開で、なかなか新規購入も難しい相場が続いていましたが、何とか今年のNISA枠を使い切る事ができました。

そして、いよいよ来年からは投資可能額が拡大された新NISAがスタートしますので、今後は2024年の購入候補銘柄を選定していきたいと考えています。

保有銘柄情報(2023年11月30日時点)

それではここからは、11月相場で保有銘柄がどの様に動いたのか、2023年11月30日時点の最新情報をまとめていきます。

銘柄コード平均購入単価保有株数現在株価評価損益権利確定配当(累計)評価損益(配当込)予定配当利回り(買値)利回り(現値)
ニッスイ1332545.7500737.49585010000105850100003.672.71
大和ハウス19252937.5100419912615013300139450140004.773.33
キリンHD25031894.610020871924099502919069003.643.31
JT29142192.5200380132170070400392100376008.574.95
トーセイリート3451112380113450022120214304355071606.375.32
KDX不動産8972159345116950010155276453780076004.774.48
ヘルスケアリート34551529001143200-97000-970065004.254.54
マリモリート34701311001128000-310011142804265795.025.14
ザイマックス34881227201117900-482010061524160844.965.16
いちごリート89756976528480030070297505982081485.844.80
ENEOS5020437.55800584.411748037400154880176005.033.76
AREHD585719201001909-11000-110090004.694.71
いすゞ自動車72021739.51001955.52160043002590086004.944.40
ホンダ72671065.8300150913295014700147650174005.443.84
SPK74661524.910018293041047003511050003.282.73
伊藤忠80013698100573820400022000226000160004.332.79
丸紅80021937.910023073691041504106083004.283.60
三井物産80312387.5100539230045033000333450170007.123.15
稲畑産業8098226310031659020017000107200120005.303.79
伊藤忠エネクス81331063.420015289292012800105720104004.893.40
イエローハット98821953.81001778-175803300-1428066003.383.71
三菱UFJ8306495.9700125553139062450593840287008.273.27
三井住友FG83163115.3300725812428102040001446810810008.673.72
アルヒ71981034.7100837-197707500-1227040003.874.78
みずほリース84253465100496014950016500166000172004.963.47
リコーリース8566384010046408000028500108500150003.913.23
オリックス85911428.52002698.525400051400305400188006.583.48
三菱HC8593593.8400964.414826020400168660148006.233.84
イオンFS85701254.3100126712702500377053004.234.18
東京海上HD87662604.9100364810431011050115360121004.653.32
センコーHD9069939.920010572342089003232076004.043.60
いちごインフラ928262700371600267003588662586121956.485.68
カナディアン92841264001119200-7200187001150075255.956.31
東京インフラ928596800191700-5100154011030158146.016.34
エネクスインフラ928691600387300-129005400041100180006.556.87
ジャパンインフラ928795500187500-800017815981559906.276.85
スカパーJSAT9412410.62006785348060005948040004.872.95
NTT9432166.5800173.152802000728040003.002.89
KDDI94333080.5200462530890072500381400280004.543.03
ソフトバンク94341374.48001798.5339270189200528470688006.264.78
ヤマダHD9831397.5500428.515500180003350060003.022.80
あさひ33331252100131765000650045003.593.42
VYMVYM83.4215105.831018781893612081444003.341.88
合計    5059733125785663175896121955.563.83

水産・農林

最初の銘柄は水産会社のニッスイですが、11月は決算発表後に1割程度売られる場面がありました。しかし、第1四半期と比較すると勢いが無くなっていましたが、決算内容自体は前年並みの最終利益という事で悪い内容ではありませんでしたので、月末にかけては値を戻しています。

建築

大和ハウスの11月はしっかりとした動きとなり、年初来高値を更新しました。通期見通しを上方修正し配当の増額も発表した決算を好感した印象ですが、今後の金利先高観は住宅メーカーにとって懸念事項ですので、引き続き注意は必要です。

食品

キリンHDは決算翌日に大きく下げる場面がありましたが、すぐに反発しています。引き続きミャンマー市場撤退に絡む特損の影響で前期比3割以上の減益ではありますが、前期の第4四半期は赤字になっており、通期進捗率も74%付近まで持って来れていますので、予想に近い最終着地は期待できそうです。

JTの11月は力強い動きで年初来高値を更新しています。10月末に発表した第3四半期決算で通期最終利益の上方修正はありましたが増益幅はわずかで、配当増額もありませんでしたので、決算後は売られるかと思ったのですが、既に前期の通期最終利益並みに稼げている好決算を株価も素直に好感した印象です。

REIT

REITについては合計6銘柄の保有となっていますが、11月はアメリカの長期金利が低下する場面もあり底堅く推移する銘柄が多かったです。

また、保有していたケネディクス商業リートについては、他のケネディクスリートと合併し今月からKDX不動産投資法人となっています。合併自体は以前の動画でもお伝えしていましたが、合併比率は1.68口となっていましたので、新しいKDX不動産投資法人を1.68口保有できるのだと思っていたのですが、合併後に証券会社の口座を見ると1口の保有にしかなっていませんでした。

そこでよく調べてみると1口に満たない端株は自動的に売却され現金で戻されるとの事でしたので、購入金額も調整して変更しています。ただ何故か証券会社の購入価格は以前のままなので、いずれ変更されるのかは分かりませんが、滅多に無いケースなので少し混乱してしまいました。

石油元売り

そして、先ほどお伝えした様に今年最後に購入した銘柄がENEOSです。ENEOSについては11月上旬に原油価格下落に連られて株価が下がったタイミングで購入していますが、他の石油関連銘柄の動向を見ると、さすがにそろそろ増配してくれそうな雰囲気もありますので、来年以降の増配にも期待を込めて100株買い増しています。

非鉄金属

AREホールディングスは10月26日に発表した決算が低調だった事や商品市況下落の影響で10月末に大きく下落しましたが、11月は商品市況が反発した事もあり上昇しています。

輸送用機器

いすゞ自動車は11月10日に発表した決算で業績の上方修正や配当増額を発表した事が素直に好感され2000円に迫る水準まで上昇しましたが、下旬にかけては円高が進んだ影響もあり値を下げています。

同じ自動車メーカーのホンダも決算は良かったですが、事前予想に届かなかったとして11月は上値が重たくなる展開となりました。

卸売り

SPKは決算が順調だった事や10月にかけて売られていた反動もあり、11月はしっかりとした動きとなりました。

総合商社の伊藤忠、丸紅、三井物産の決算は前期比減益ではありますが順調に推移しており、配当も伊藤忠以外は増額が発表されました。株価も底堅い動きとなりましたが、特に伊藤忠は力強い動きで6000円を超え、年初来高値を更新する場面がありました。

稲畑産業の決算は通期進捗率が60%付近と順調な内容でしたが、株価は3000円台前半で安定していた印象です。10月に下げていた反動もあるかと思いますが、業績は順調に推移していますので引き続き期待したいです。

伊藤忠エネクスの11月はじわじわ上昇を続け年初来高値の1600円を超えました。10月末に発表した決算も通期進捗率は66%付近と順調に推移していますので、11月は原油価格が下落するなかでしたが、株価は力強い動きとなっています。

イエローハットは10月末に発表した決算が通期進捗率で37%付近と低迷した事でずるずる売られる展開となりました。さすがに1700円台前半で下げ止まった雰囲気もありますが、引き続き今後の動向に注目です。

銀行

三菱UFJFGと三井住友FGのメガバンクについては、11月14日に発表した決算は順調で三井住友FGに至っては通期最終利益や配当を上方修正しましたが、その割に上値は重たかった印象です。この辺りはアメリカの長期金利が下落した影響もあるかと思いますが、国内の金先高観は高まっていますので、まだまだ期待できそうな印象です。

その他金融

11月もアルヒは800円台前半で停滞していました。第2四半期決算も通期進捗率は26%付近とかなり低迷していますので、今後の減配が怖いところです。

保有しているリース4銘柄については決算を受けた株価に明暗が分かれていました。みずほリースは株式の5分割と優待廃止に絡めて配当増額まで発表した事で株価は上昇し、三菱HCキャピタルは減損損失の影響で前期比減益となった事で株価も売られ、オリックスとリコーリースは通期進捗率が30%台と心配な水準ではありましたが、株価は底堅い動きでした。

イオンFSは1200円台で安定した動きが続いていました。

保険

保険株の東京海上HDは10月に売られていた反動あり反発し、年初来高値を更新しています。特に決算発表後は上昇ペースが加速していますが、カルテルやビックモーターの問題はまだ検証中との事でしたので、引き続き警戒は必要です。

陸運

センコーグループHDの11月は1000円台前半で安定していました。配当の増額まで発表された決算を踏まえると物足りない動きにも思えますが、いずれ勢いが付きそうな雰囲気もあります。

インフラファンド

インフラファンドは現在上場している5銘柄全てを保有していますが、安定した動きでした。ジャパンインフラは公募増資を発表した事で少し売られましたが、他の高配当株と比較すると安定した動きです。

情報・通信

スカパーJSATも600円台後半で安定した動きでした。決算内容も通期進捗率は56%付近と引き続き順調に推移していますので、今後も期待できそうです。

通信株は11月も力強い動きとなり、特にソフトバンクは上場来高値を更新しています。この辺りは決算内容が良かった事もありますが、ここ数年の懸念事項だった通信料収入の減少に反転の兆しが見えてきた事も要因の様に感じました。

小売り

ヤマダHDは決算発表後に大きく急落し400円台前半まで下落しました。通期進捗率は41%付近で他の家電量販店も苦戦が続いますので、この辺りで下げ止まれるか注目です。

自転車専門店あさひは底堅い動きとなり1300円台を回復しています。10月に売られていた反動もあるかと思いますが、業績や配当は順調に推移していますので今後も期待したいです。

米国ETF

VYMは上昇したNYダウと連動して105ドル付近で推移しています。

保有銘柄データ

保有銘柄の情報をまとめています。

現在の投資銘柄数は43で、投資金額は約1102万円です。

配当予定額は年間61万円ですので、配当利回りは約5.56%となっています。

現時点の含み益は約506万円で権利が確定している累計配当の合計が126万円のため、配当まで含めた合計の含み益は約632万円です。

1ヶ月前のトータル含み益は約600万円でしたので、この1ヶ月で32万円くらい含み益が増えています。

11月の日経平均は10月末と比較して2600円くらい上昇しており、保有銘柄も決算発表を受けて上下しましたが、概ね好調な銘柄が多かったので、先月比で含み益も増えています。

また、11月の購入はENEOSだけでしたが、それでも配当利回りが先月比で0.1%上昇しているのは、保有銘柄が増配を行ってくれたお陰です。

ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになりますが、11月はENEOSを買い増した事と先程お伝えした様にケネディクス商業リートがKDX不動産投資法人と合併した関係で少し比率が変わっています。

今年の購入は終了しましたが、来年は新規銘柄や保有銘柄の買い増しもどんどん行っていくつもりです。

ポートフォリオ業種別

続いて業種別のポートフォリオグラフになりますが、11月に購入したENEOSの影響で石油業種が増え、ケネディクス商業リート合併の関係でREITの比率が減っています。

業種についても来年は新規業種を更に増やしていくつもりです。

12月の相場展望 

最後に12月相場の展望についてまとめていきますが、11月は好調な企業決算やアメリカの利上げサイクル終了への思惑から日米ともにしっかりとした展開が続きました。

基本的に年末にかけては強い動きとなる事が多いですので、今年はこのままの流れで行くかと思いますが、例年12月中旬にかけては節税売りの目的で値を下げる場面があります。

特に今年は強い相場が続いていた事で、大きく利益を上げている投資家も多いかと思いますので注意は必要です。

そして、国内ではいよいよ来年から新NISAがスタートしますので、その辺りへの期待から年末にかけて一段と株価が上昇する可能性もあります。

また、新NISAのスタートは来年からですが、取引は受け渡しベースとなりますので、国内の個別銘柄に関しては12月28日(木)から新NISAでの購入が可能となります。

以上の点を踏まえると、今年の年末年始は例年以上に強い動きとなるかもしれません。

まとめ

今回は11月相場の振り返りや保有銘柄の最新状況に加え、12月の相場展望についてまとめました。

11月相場は好調な業績や配当増額を受けて力強い動きが続きましたが、来年からスタートする新NISAを考慮すると、暫くは堅調な展開が期待できそうな印象です。

そんななか、個人的には今年のNISA枠を使い切りましたので、2024年に購入する優良高配当株を探し続けています。

という事で、私が2024年に購入を検討している高配当株についてまとめた記事を来週12月9日(土)と10日(日)に2日続けて投稿しますので、是非ご覧ください。

2023年11月末の保有銘柄情報はYouTubeで動画版も投稿していますので、あわせてご覧ください

【今年の購入終了】2023年11月末時点の保有銘柄・配当最新情報

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube編)

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