建設業界の今後とおすすめ銘柄を検証比較

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投資関連

最近配当利回りのランキングを見ていると建設株の数が増えているような気がします。

あまり建設株に高配当株のイメージは無かったのですが、配当利回りが4%を超
えている銘柄も複数ありましたので、今回は高配当優良銘柄として建設株が購入
可能かを検証してみました。

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建設業界の現状

まず建設業界の現状ですが、数年前まではオリンピック関連の特需で盛り上が
り、オリンピック後は落ち込みむのではないかと心配されていましたが、2020
年初頭からのコロナ禍で建設需要が落ち込み、一足早く業界全体の売上は落ち込みました。

また人手不足も慢性化しており、特に若者の労働力確保は業界全体の課題です。

建設各社の株価等データ

ここで建設各社の配当利回りが高い順番に10社の株価等データをまとめています。

銘柄コード株価PERPBR予想配当配当利回り配当性向
淺沼組185245508.80.882605.7150.23
西松建設1820344513.20.911855.3770.77
東急建設172078817.20.80405.0887.14
三井松島ホールディングス151810066.50.43504.9732.50
三機工業1961141411.50.88704.9556.72
イチケン184718364.50.54904.9022.05
矢作建設工業18707119.10.56344.7843.42
飛島建設180510548.40.48504.7439.9
長谷工コーポレーション180815268.21.06704.5939.67
中電工1941229117.90.591044.5481.25
※2021年6月29日時点(東証一部で業種が建設株に分類されている銘柄)

配当利回りが10位の銘柄でも4%半ばの利回りですので、かなり高配当銘柄の多い業界といえます。

しかし配当性向が高めの企業も多く、少し無理をして配当を出しているようなイメージもあります。

配当性向とは

その期の純利益の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセ
ンテージで表したもので30%から40%位が平均。
配当性向が高い企業は株主還元を重視しているとも言えますが、業績悪
化による減配のリスクも大きくなります。

建設株の今後

建設業界の今後ですが1年延期されたオリンピック後の動向については、コロナ
の収束も考慮し持ち直すのではないかとの見方が多いです。

首都圏を中心とした再開発や景気対策込みの公共工事増加、高度成長期のイン
フラ建て替え、地震や水害等の自然災害への防災対策等の需要増が見込まれています。

しかし長期的な視点では人口減少に伴う影響もあり、国内での需要は限られて
くるとの見方もあります。

そこで建設業界も他の業界同様、海外への進出や違う分野での事業展開が必要に
なると考えられています。

おすすめ建設株

最後に建設株のおすすめ銘柄についてまとめています。

今回紹介した配当利回り上位10社の中では業績、配当が安定しており、配当性
向もそこまで高くない3銘柄(淺沼組、イチケン、矢作建設)について個別でまとめています。

業績推移

銘柄名淺沼組イチケン矢作建設
2018年3月期523540
2019年3月期413144
2020年3月期432951
2021年3月期413132
2022年3月期(会社予想)412934
純利益(億円)

業績が下がっている銘柄もありますが、他の銘柄と比較すると安定している3社です。

配当推移

銘柄名淺沼組イチケン矢作建設
2015年203518
2016年504022
2017年1004524
2018年1608024
2019年1538028
2020年2169034
2021年2579034
2022年3月期(会社予想)2609034

3社ともここ数年大きな減配はなく、安定した配当推移です。

淺沼組

  • コロナの影響を考慮し年度計画を中期計画より下方修正はしたが、受注高以外は年度計画達成
  • 「人間にも地球にもよい循環」をテーマにした「GOOD CYCLE PROJECT」を2021年4月に開始
  • 新中期経営計画(2021年度~2023年度)でも配当性向50%以上を継続

イチケン

  • コロナ禍の影響を受けつつも増収増益
  • Eコマース消費の増加から物流施設の増加も受注機会として捉える
  • 今期配当は前期と同じ90円を予定

矢作建設

  • 大型建築工事を中心に施工が順調に推移し売上高は増収も不動産事業の減益幅が大きく減益
  • 中期経営計画(2021年度~2025年度)では、配当性向30%以上を目標
  • 社会価値と企業価値の両方を創出しつつ、10年後の売上目標は現在の約2倍にあたる2000億円程度

まとめ

3銘柄とも業績は横ばいか減少気味ですが、配当や配当性向は他の銘柄と比較すると安定しています。

しかし、今までおすすめしてきた高配当銘柄と比較すると業績や配当のブレも
大きく積極的には買いにくい部分もありますが、ポートフォリオの一部として
購入を検討する価値はあるかと思います。

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