JT減配しちゃいましたね・・・
という訳で今回は、個別銘柄JT編です。
今や高配当株投資をする人にとって避けては通れない銘柄、それがJTではないでしょうか。
とりあえずJTの良い点、悪い点をまとめてみました。
良い点 | 悪い点 |
高配当 | 高い配当性向 |
上場来非減配銘柄 | 下がり続ける業績と株価 |
財務省が大株主、キャッシュフローが潤沢 | メイン事業は時代に逆行するたばこメーカー |
投資家の皆様は、JTの良い点と悪い点を交互に自問自答して投資する
か迷われる事も多いのではないでしょうか。
私も去年株式市場に復活し高配当銘柄を探していた際、JTに魅力を感じました。
しかし、業績低迷や配当性向の高さから減配リスクを恐れ投資はしない事にしました。
ところが、2021年になり配当の権利が落ちても株価は大きく下がらず
配当利回りも7%を超えていた為、我慢出来ずに1月中旬100株購入してしまいました。
それから約1ヶ月後、本決算が発表され減配(154円→130円)が発表されました。
多くのJT保有者は、減配のリスクを覚悟していたと思います。
ただ、心のどこかで大丈夫だろうという思いもあったと思います。
しかし、同時に発表されたリストラ策をみると致し方なかった面もあると思います。
- 社員1000人の希望退職を募る他、福岡にある2つの工場を閉鎖。
- 営業補佐のパート従業員制度も廃止。
- 退職勧奨や雇止めで合計1600人を削減。
一連のリストラで2022年3月末を目途に合計3000人の人員削減です。
その3000人プラス家族の事を思えば、減配は避けられなかったのかもしれません。
この様な状況を踏まえ今後の投資方針です。
国内のたばこ産業が減り続ける事が確実な今、JTがどこを目指すかです。
海外なのか、電子たばこなのか、たばこ以外の医薬品や冷凍食品なのか
そこが見えてこない限り厳しい状況は続きそうですし、正直現状見えてはいません。
今期以降の業績もリストラ費用の影響もあり厳しそうです。
配当についても今まで明確にしていなかった配当性向75%という基準を設けました。
この配当性向では、来期以降100円程度まで減配になる可能性も十分ありえます。
その様な事から、持株100株については決算発表直後、売却も考えました。
今なら損失もそこまで大きくは無いし、今後の減配リスクもある・・・
ただ、正直損を出してしまう事よりも貴重なNISA枠を失ってしまう事が嫌でした。
しかも、配当目的で買っておきながら1度も配当を貰わず売却するのも嫌でした。
そんな訳でJTについては、自分への戒めも含めて売却せずに保有し続ける事に決めました。
しかしながら、これ以上の減配は本当に勘弁して欲しいところです・・・

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