私は2022年に夫婦2人分のNISA枠240万円と子供1人分のジュニアNISA枠80万円の合計320万円分の株式投資を予定しており、今年に入り237万円分の株式を購入しています。
そして残りのNISA枠は約83万円ですので、今回は約2か月後に迫った9月権利取りまでに購入を検討している高配当株を6銘柄個別にまとめていきます。
2022年下半期に購入したい高配当株9選(2022年6月17日時点)
私は今後の購入候補銘柄として約1ヵ月前の6月18日に2022年下半期に購入したい9銘柄の記事を投稿しており、こちらがその9銘柄です。
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
伊藤忠商事 | 8001 | 3655 | 7.7 | 1.28 | 130 | 3.56 | 27.2 |
稲畑産業 | 8098 | 2231 | 6.2 | 0.73 | 115 | 5.15 | 32.0 |
伊藤忠エネクス | 8133 | 1043 | 9.0 | 0.82 | 48 | 4.60 | 41.6 |
GSIクレオス | 8101 | 1282 | 9.2 | 0.64 | 70 | 5.46 | 50.4 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 624 | 8.2 | 0.68 | 31 | 4.97 | 40.4 |
スカパーJSAT | 9412 | 511 | 9.9 | 0.61 | 18 | 3.52 | 34.8 |
センコーグループHD | 9069 | 841 | 7.8 | 0.85 | 34 | 4.04 | 31.6 |
三菱UFJ | 8306 | 731.1 | 9.2 | 0.54 | 32 | 4.38 | 40.2 |
エディオン | 2730 | 1182 | 8.6 | 0.61 | 44 | 3.72 | 32.1 |
下半期からとはしていましたが、6月後半から日米ともに株式市場が弱含む可能性があった為、投稿翌週の6月20日以降株価が下がる場面があれば積極的に購入していくつもりでした。
しかし実際の株価は6月20日過ぎに一旦安くなる場面はありましたが、ETFの分配金に絡む売りや参議院選挙、アメリカの消費者物価指数(CPI)発表など複数あった7月上旬の懸念材料もあまり関係なく底堅い展開となりました。
その様な相場展開のなか結果として6月下旬から7月上旬にかけて、この9銘柄より伊藤忠エネクス、センコーグループHD、稲畑産業の3銘柄を購入しています。
しかし、最近の相場は日米ともに値動きも激しく下半期に購入したいとしていた9銘柄の中でも株価が上昇してしまった銘柄もありますので、ここからは今までの購入銘柄や購入候補銘柄の現状も踏まえ、期間も9月権利取りまでに絞ったうえで、現在購入を検討している6銘柄を個別に紹介していきます。
【8001】伊藤忠商事
総合商社からは伊藤忠商事で下半期に購入したい9銘柄から引き続きの選出です。
伊藤忠商事については今年に入りずっと購入候補にしていますので、いい加減本当に購入したいところですが、なかなか株価があと一歩下がらない印象です。
総合商社全体は商品市況の下落もあり一時の高値から下げてきており、伊藤忠商事も3500円付近を下回れば狙おうかなと思っているところです。
伊藤忠商事の最低購入金額は現状30万円台半ばですので、残りのNISA枠を考えると少し高めではありますが、総合商社で現状保有している銘柄は三井物産だけですので業種のポートフォリオバランスも考慮したうえで引き続き購入を狙っています。
最終利益(億円)推移
銘柄名 | 伊藤忠 |
2018年3月期 | 4003 |
2019年3月期 | 5005 |
2020年3月期 | 5013 |
2021年3月期 | 4014 |
2022年3月期 | 8202 |
2023年3月期(会社予想) | 7000 |
2018年からの最終利益推移を見ていきます。コロナショックの影響があった2021年に減益となっていますが、前期はコロナからの経済回復や商品市況上昇を受けて大きく業績を伸ばしています。今期は商品市況の落ち着きなどを想定し減益見込みとしていますが、それでもコロナ前と比較すると凄い数字です。
配当推移
銘柄名 | 伊藤忠 |
2015年 | 46 |
2016年 | 50 |
2017年 | 55 |
2018年 | 70 |
2019年 | 83 |
2020年 | 85 |
2021年 | 88 |
2022年 | 110 |
2023年(会社予想) | 130 |
配当はコロナショックで業績が落ち込んだ2021年でも増配しており、またここ数年の増配額は業績好調を背景に凄いペースになっています。
伊藤忠の配当方針は2023年度までの中期経営計画中は累進配当を継続としており、今期2022年度の下限配当を130円、2023年度は130円+αを下限配当としています。
また具体的な数値としては、2023年度までに配当性向30%をコミットメントと発表しています。
株価推移
株価は業績好調を背景に右肩上がりの状況が続いており、3月の権利取り前には4249円まで上昇しましたが、3月権利落ち以降は商品市況の下落や今期減益見込みの影響で売られ、直近は3800円台で推移しています。
株価指標(2022年7月15日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
伊藤忠商事 | 8001 | 3817 | 8.0 | 1.34 | 130 | 3.41 | 27.2 |
順調に増配している事に加え、直近の株価は下落している事で配当利回りは3%半ばの水準です。
今期は減益見込みと言っても数年前と比較すると業績は大きく伸びていますのでPERは市場平均と比較して割安で、配当性向は27%付近と余裕を感じる水準です。
アルヒ【7198】
金融業からはアルヒです。
アルヒは日本最大手の住宅ローン専門金融機関で2017年に東証に上場しており、住宅ローン「フラット35」の取り扱い実行件数では12年連続のシェアNo.1を継続中です。
住宅関連業界は通年の新設住宅着工戸数がコロナ感染拡大前の水準に近づいた一方で、ウッドショックや原油価格の高騰による建築資材不足などの影響が響いている状況です。
また、フラット35市場は感染症の長期化による就業不安や物件価格の高騰などから利用顧客層の購入見送りなどの影響も見られ厳しい状況が続いています。
通期最終利益(億円)推移
銘柄名 | アルヒ |
2019年3月期 | 43 |
2020年3月期 | 49 |
2021年3月期 | 51 |
2022年3月期 | 42 |
2023年3月期(会社予想) | 43 |
2019年からの最終利益を見ていきますが、2021年をピークに減益傾向です。
2021年もコロナ感染拡大により厳しい状況でしたが、テレワーク普及による在宅時間の増加などで快適な住環境が重視された事や住宅ローン減税の効果もあり持ち直しの動きが見られ、新設住宅着工戸数、中古マンション、中古戸建住宅の成約件数は回復傾向として最終利益は過去最高の水準でした。
しかし、2022年3月期はコロナ感染拡大の影響によるフラット市場の低迷、中古物件の供給減、三大都市圏における競争激化などの要因で業績を落としています。
配当推移
銘柄名 | アルヒ |
2018年 | 22 |
2019年 | 44 |
2020年 | 51 |
2021年 | 55 |
2022年 | 60 |
2023年(会社予想) | 60 |
アルヒは上場が2017年ですので2018年からの配当推移を見ていきます。
上場後は順調に増配が続いていますが、今期予測は現状据え置きとなっています。
アルヒの配当方針は余剰資金については継続して安定的に配当を実施していくことを基本方針としており、具体的には配当性向35%以上を目標としています。
株価推移
株価はコロナショックで854円まで売られた後は急速に値を戻し、2020年末には2000円を超える場面もありました。
しかしそこからは右肩下がりの状況が続いており、直近は1000円前後で推移しています。
株価指標株価指標(2022年7月15日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
アルヒ | 7198 | 1008 | 8.3 | 1.12 | 60 | 5.95 | 49.2 |
株価は下落が続くなか配当は増配から据え置きとなっていますので、配当利回りは6%付近と高水準です。
PERは市場平均と比較して割安ですが、配当性向は50%付近と目標としている35%を上回っている状況です。
【8473】SBIホールディングス
証券業界からはSBIホールディングスです。
SBIホールディングスは国内最大手の証券会社「SBI証券」を中核に銀行業、暗号資産、ヘルスケアなどの子会社を抱えています。
地銀連合構想を掲げ、SBI ホールディングスらが出資する共同持株会社のもとに経営難となった地方銀行と連携し、地銀の連合体を第4のメガバンクとすることを目指しています。
そして2021年には新生銀行をTOBにより子会社化するなど企業買収を中心に拡大路線を進めているところです。
通期最終利益(億円)推移
銘柄名 | SBI |
2019年3月期 | 525 |
2020年3月期 | 374 |
2021年3月期 | 810 |
2022年3月期 | 3668 |
2023年3月期(会社予想) | ‐ |
2019年からの最終利益を見ていきますが、コロナショックの影響で減益となった2020年以外は順調に推移しています。
特に2022年は急激に伸びており、大きな要因は新生銀行の子会社化に絡むものですが、買収絡み以外の部門でも業績は順調に伸びている状況です。
しかし、証券会社は経済情勢に業績が大きく影響を受けるとして今期予測を非開示としており、業績が読みにくい点は懸念材料になります。
配当推移
銘柄名 | SBI |
2015年 | 35 |
2016年 | 45 |
2017年 | 50 |
2018年 | 85 |
2019年 | 100 |
2020年 | 100 |
2021年 | 120 |
2022年 | 150 |
2023年(会社予想) | ‐ |
2015年からの配当推移を見ていきますが順調に増配傾向で、特にここ数年の増配ペースは好調な業績を背景に凄いペースになっていますが、今期配当見込みは発表されていませんので注意は必要です。
SBIホールディングスの配当方針は、配当金総額に自己株式取得額を加えた総還元額の水準について、当面の間は (セグメント変更後の)金融サービス事業において定常的に生じる税引前利益の30%程度を目安にする方針です。
株価推移
株価はコロナショックで1275円まで売られた後は順調に値を戻しています。
去年夏頃にかけて売られる場面もありましたが、その後は切り返し3月権利落ち前には3375円まで上昇しました。
3月権利落ち後に2392円まで値を下げましたが、その後は三井住友FGとの業務提携などを受けて直近は2600円台まで戻しています。
株主優待
SBIホールディングスには株主優待もありますので内容を紹介します。
100株以上で2000円相当、1000株以上かつ1年継続で8000円相当の暗号資産XRP(リップル)を受け取れるクーポンコード券やSBIアラプロモが販売する健康補助食品(サプリメント)、化粧品などが選択できます。
またSBIホールディングスは単元未満株でも優待があり、SBIアラプロモが販売する健康補助食品(サプリメント)や化粧品などを通常価格から50%割引の優待価格で購入できる割引購入申込券を1枚もらえます。
株価指標(2022年7月15日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
SBI HD | 8473 | 2655 | ‐ | 0.70 | ‐ | ‐ | ‐ |
3月権利落ち以降株価を下げている為、前期の配当150円で計算すると配当利回りは5%半ばの高水準です。
今期業績や配当見込みを公表していない為、PERや配当性向は算出できていない状況ですが、前期業績で算出するとPER、PBRは割安で配当性向は10%付近となります。
【8101】GSIクレオス
卸売業からはGSIクレオスで下半期に購入したい銘柄から引き続きの選出で、GSIクレオスは繊維と工業製品を中心に取り扱う事業創造型の専門商社です。
繊維事業では、企画提案や素材、テキスタイルの開発・調達から製品の⽣産までを手掛けており、工業製品事業では化学品や機械・材料、ホビー・ライフの分野で専⾨性豊かな商品・商材を提供しています。
最近の業績は、コロナ感染拡大による医療・衛⽣対策商品のアンチウイルス技術を活⽤したマスクや医療⽤ガウン・ 防護服などの需要に対応した事で大きく伸びています。
通期最終利益(億円)推移
銘柄名 | GSIクレオス |
2019年3月期 | 11 |
2020年3月期 | 10 |
2021年3月期 | 20 |
2022年3月期 | 16 |
2023年3月期(会社予想) | 17 |
2019年からの最終利益を見ていきますが、2021年3月期が現状ピークになっています。
2021年3月期は先程も触れた様にコロナ感染拡大により医療・衛⽣対策商品が伸びた事で最終利益が大きく伸びています。
コロナ特需の反動もあり前期は減益となりましたが今期は増益見込みとなっており、コロナ前の水準と比較すると業績は大きく伸びている状況です。
配当推移
銘柄名 | GSIクレオス |
2015年 | 10 |
2016年 | 10 |
2017年 | 15 |
2018年 | 17.5 |
2019年 | 20 |
2020年 | 22.5 |
2021年 | 30 |
2022年 | 65 |
2023年(会社予想) | 70 |
配当は安定して増配が続いていましたが、2022年の配当は一気に2倍以上に増配しています。GSIクレオスは昨年11月に発表した2024年度までの中期経営計画で配当方針を従来の配当性向25%から50%へ引き上げており、配当性向の引き上げによって大幅増配となっています。
株価推移
株価は去年11月頃は900円前後で推移していましたが、中期経営計画発表後に1300円付近まで大きく上昇しました。
その後3月権利取り前に1436円まで上昇し、権利落ちで1100円付近まで売られる場面もありましたが、5月以降は再び上昇し直近は1400円台で推移しています。
株主優待
GSIクレオスには株主優待もありますので内容を表にまとめています。
保有年数/保有株数 | 100株以上300株未満 | 300株以上 |
3年未満 | 1000円 | 2000円 |
3年以上 | 2000円 | 3000円 |
保有株数や保有年数によってQUOカードが貰える優待になっていますが、株主優待の権利確定は決算月とは異なり9月末となっていますので注意が必要です。
株価指標(2022年7月15日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
GSIクレオス | 8101 | 1430 | 10.3 | 0.71 | 70 | 4.90 | 50.4 |
最近の株価は上昇していますが、大幅増配を受けて配当利回りは5%前後と高水準です。
PERやPBRは市場平均と比較して割安で配当性向は50%付近と方針通りの水準です。
【8593】三菱HCキャピタル
リース業界からは三菱HCキャピタルで三菱HCキャピタルも下半期に購入したい銘柄から引き続きの選出です。
三菱HCキャピタルは既に200株保有していますが、リース銘柄の高い株主還元姿勢や最低購入金額が6万円台と購入しやすい点を考慮して引き続き購入候補にしています。
三菱HCキャピタルは、2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルの合併により誕生した総合リース会社で業績は欧米を中心に順調に推移しており、配当は2022年迄で23期連続増配を継続中です。
通期最終利益(億円)推移
銘柄名 | 三菱HCキャピタル |
2018年3月期 | 636 |
2019年3月期 | 687 |
2020年3月期 | 707 |
2021年3月期 | 553 |
2022年3月期 | 994 |
2023年3月期(会社予想) | 1100 |
2018年からの最終利益を見ていきますが順調に増益傾向です。
2022年3月期から急激に伸びているのは合併の影響もありますが、合併の影響がない今期の見込みも順調に増益見込みとなっています。
配当推移
銘柄名 | 三菱HCキャピタル |
2015年 | 9.5 |
2016年 | 12.3 |
2017年 | 13 |
2018年 | 18 |
2019年 | 23.5 |
2020年 | 25 |
2021年 | 25.5 |
2022年 | 28 |
2023年(会社予想) | 31 |
好調な業績と連動して配当も順調に増配が続いています。コロナショックの影響が出始めた2020年頃の増配額は1円前後と低めですが、前期、今期の増配額は3円前後と増配ペースも上がってきています。
三菱HCキャピタルの株主還元は配当によって行うことを基本とし、2023年4月にスタート予定の新中期経営計画期間中の配当性向イメージである40%程度に沿って配当額を決定する方針です。
株価推移
株価はロシアのウクライナ侵攻を受けて3月頭に521円まで下げましたが、その後はすぐに切り返しています。また今回の決算を受けて株価は上昇し、直近は620円前後で推移しています。
株価指標(2022年7月15日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 619 | 8.1 | 0.68 | 31 | 5.01 | 40.4 |
本決算発表後の株価は上昇傾向ですが、継続して増配が続いていますので配当利回りは5%付近の水準です。
PER、PBRは市場平均と比較して割安で、配当性向は現状40%付近と方針通りです。
【7466】SPK
卸売り業からはSPKです。
SPKは自動車や産業、建設機械の部品を中心に取り扱っており、メーカー、モデルを問わず、あらゆる国産車、輸入車を対象に補修部品などを供給しており、販路は国内のみに限らず、80か国、350社以上の顧客に高品質な自動車用補修部品の提供をしています。
業績は物流の停滞やインフレの加速懸念、また半導体を始めとしてモノ不足の影響を受けつつもコロナからの経済回復を受けて伸ばしているところです。
また、自動車業界は電気自動車や自動運転など急速に変化を進めている為、新商品の開発や新規事業への取り組みも進めています。
通期最終利益(億円)推移
銘柄名 | SPK |
2019年3月期 | 14 |
2020年3月期 | 15 |
2021年3月期 | 13 |
2022年3月期 | 16 |
2023年3月期(会社予想) | 17 |
2019年からの最終利益を見ていきますが、コロナショックの影響で大きく減益となった2021年以外は順調に増益傾向です。
そして前期はコロナからの経済回復を背景に業績を戻しており、今期は更に増益見込みと現状コロナ前を上回る水準になっています。
配当推移
銘柄名 | SPK |
2015年 | 29.5 |
2016年 | 30.5 |
2017年 | 31.5 |
2018年 | 32.5 |
2019年 | 33.5 |
2020年 | 36 |
2021年 | 37 |
2022年 | 40 |
2023年(会社予想) | 44 |
2015年からの配当推移を見ていきますが、SPKは2020年に株式を2分割していますので2020年より前の配当は分割調整した数字です。
数年前までは年間1円ずつの増配でしたが、前期は3円、今期は4円増配見込みと以前と比較して増配ペースに勢いが付いています。
そして2022年3月期までで24年連続増配を継続中で、今期も予想通り増配となれば25期連続増配となります。
SPKの配当方針は中長期的な視野で財務体質の強化と業績との連動を考え、積極的に実施していく方針としています。
株価推移
株価はコロナショックで1112円まで売られた後は1500円を超える水準まで急速に戻しました。
しかし2021年夏以降は1250円付近から1400円付近での動きとなっており、直近の株価は久しぶりに1400円台を回復する場面がありました。
株価指標(2022年7月15日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
SPK | 7466 | 1379 | 8.2 | 0.68 | 44 | 3.19 | 25.9 |
株価はじわじわと上昇していますが、継続して増配が行われている事もあり配当利回りは3%前半の水準です。業績の回復でPER、PBRは市場平均と比較して割安で配当性向は25.9%とまだまだ余裕を感じます。
2022年9月権利取りまでに購入したい高配当株6選
今回紹介した6銘柄の2022年7月15日時点の株価や現在の配当利回りを表にまとめています。
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
伊藤忠商事 | 8001 | 3817 | 8.0 | 1.34 | 130 | 3.41 | 27.2 |
アルヒ | 7198 | 1008 | 8.3 | 1.12 | 60 | 5.95 | 49.2 |
SBI HD | 8473 | 2655 | ‐ | 0.70 | ‐ | ‐ | ‐ |
GSIクレオス | 8101 | 1430 | 10.3 | 0.71 | 70 | 4.90 | 50.4 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 619 | 8.1 | 0.68 | 31 | 5.01 | 40.4 |
SPK | 7466 | 1379 | 8.2 | 0.68 | 44 | 3.19 | 25.9 |
配当利回りは1番低いSPKが3%前半、1番高いアルヒは6%付近となっています。
最近の株価動向を簡単にまとめると、伊藤忠は高値から下落気味、アルヒは安値圏、SBIは安値から戻り気味、GSIクレオスは高値圏、三菱HCキャピタルは高値圏で安定、SPKはボックスの高値圏といったところです。
購入のタイミングについては、配当目的の高配当株投資でも株価が安い時に購入した方が良い事に変わりはありませんので、6銘柄の株価が下がるところを狙いたいと思っています。
まとめ
冒頭でもお伝えした通り2022年は家族3人分のNISA枠上限320万円の株式購入を予定しており、今年のNISA枠は残り約83万円です。
今後の相場展望は、アメリカの利上げ懸念からの景気後退やロシアウクライナ問題、コロナ感染拡大に物価高と懸念材料が尽きませんが、残りのNISA枠も大分少なくなってきましたので、慎重になりつつも株価が大きく下げる場面では積極的に購入していきたいと考えています。
2022年9月権利取りまでに購入したい6銘柄はYouTubeで動画版も投稿していますのであわせてご覧ください。
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