【累計配当100万円超!!】2023年6月末時点の保有銘柄・配当最新情報

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資産状況推移

今年も早いもので半分が終わり、来週からは名実ともに7月相場入りで下半期となります。

今年の相場は年明けから強い動きが続いていましたが、4月以降は更に上昇ペースが加速し、特に日本株はずっと上昇していたまま上半期が終わってしまった印象です。

という事で今回は強い状態が続いた上半期の相場や購入銘柄を振り返りつつ、保有銘柄の最新情報に加え、下半期の相場展望についてまとめていきます。

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上半期相場の振り返り

まずは上半期の相場から振り返っていきますが、今年の相場は年明けから堅調な展開が続いています。

3月にシリコンバレー銀行の経営破綻による世界的な金融不安から全体が下げる場面はありましたが、各国政府の迅速な対応などにより金融不安が後退した事ですぐに株価は反発し、4月以降は再び強い動きが戻っています。

実際、年明け時点の日経平均は2万6000円付近でしたので、わずか半年で7000円くらい上昇した事になります。

現時点で振り返ると、年明けすぐか3月の調整局面が上半期唯一の買い場だった感じです。

上半期の相場が強かった要因は、好調な企業決算や株主還元の向上に加え、日銀による金融緩和策の継続、東証によるPBR是正要請、継続している円安、バフェット氏の日本株買い増しを始めとする外国人の日本株買いなど様々な要因が挙げられるかと思います。

そして6月相場も5月までの強さを引継ぎ、月初から4連騰の好スタートを切った後も更に堅調な展開が続き、日経平均はバブル後の高値を更新する3万4000円付近まで上昇しました。

上半期の購入銘柄

そんな上半期の購入銘柄についてですが、こちらの10銘柄で約201万円となっています。

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
アルテリア・ネットワークス442312431001243001月
センコーグループHD9069980.8100980801月
三菱HCキャピタル8593659.82001319602月
ホンダ72673197.51003197502月
伊藤忠エネクス813310931001093002月
SPK74661524.91001524902月
ニッスイ1332545.75002728503月
東京海上HD87662604.91002604903月
みずほリース842534651003465003月
丸紅80021937.91001937904月

今年の相場は年明けから強い動きとなった事でなかなか思う様に購入できない時期も続きましたが、現時点の株価で考えると勇気を出して購入して良かった銘柄が多い印象です。

しかし、4月以降はいよいよ相場の強さに付いていけず、5月、6月は2ヶ月続けて1銘柄も購入できていない状況となっています。

私は今年も夫婦2人分のNISA枠240万円と子供のジュニアNISA枠80万円の合計320万円を購入上限にしていますので、今年のNISA枠の残りは119万円です。

という事で続いては、残りのNISA枠で下半期に購入を検討している銘柄を見ていきます。

下半期に購入を検討している12銘柄(2023年6月23日時点)

こちらが今年の下半期に購入を検討している12銘柄となります。

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
NTT9432412011.21.641253.0333.9
センコーHD90699748.70.91363.7032.2
東洋建設1890107516.81.41635.8698.7
積水ハウス19282837.59.61.131184.1640.0
住友林業191134689.11.101253.6032.6
武田薬品4502459850.31.121884.09205.9
INPEX16051596.57.00.53644.0127.9
いすゞ自動車72021723.58.61.02804.6440.0
朝日ネット383463012.51.46233.6545.4
住友倉庫9303235615.10.861014.2964.7
三菱HCキャピタル8593844.910.10.79374.3844.3
ヘルスケア345516310027.61.5065003.99

この12銘柄は残りのNISA枠も意識して最低購入金額の低い銘柄や6月、7月の権利取りに絡み権利落ち後に株価を下げそうな銘柄、そして最低購入金額は高いけれども気になる銘柄など様々な点を考慮して選定しています。

下半期の相場がどの様に動くかは誰にも分かりませんが、個人的には当面この12銘柄の株価が安い場面を狙っていこうと思っています。

保有銘柄最新情報(2023年6月30日時点)

それではここからは、この様な上半期の強い動きも含め保有銘柄が6月相場でどの様に動いたのか、2023年6月30日時点の最新情報をまとめていきます。

銘柄コード平均購入単価保有株数現在株価評価損益権利確定配当(累計)評価損益(配当込)予定配当利回り(買値)利回り(現値)
ニッスイ1332545.7500646.150200500055200100003.673.10
大和ハウス19252937.5100379285450700092450135004.603.56
キリンHD25031894.61002101.52069099503064069003.643.28
JT29142192.5200315319210070400262500376008.575.96
トーセイリート3451112380113340021020178503887071406.355.35
ケネディクス34532677001290500228002004542845130844.894.50
マリモリート34701311001127900-320011142794272015.495.63
ザイマックス34881227201115700-70206987-3360844.965.26
いちごリート897569765289400392702572064990120968.676.77
ENEOS5020423.2700494.4498402970079540154005.204.45
ホンダ72673197.510043411143506000120350150004.693.46
SPK74661524.910017942691024002931050003.282.79
伊藤忠80013698100568719890014000212900160004.332.81
丸紅80021937.910024405021005021078004.023.20
三井物産80312387.5100541130235024500326850150006.282.77
稲畑産業8098226310032259620011500107700120005.303.72
伊藤忠エネクス81331063.4200126740720760048320104004.894.10
三菱UFJ8306495.9700106539839048100446490287008.273.85
三井住友FG83163115.330061599131101635001076610750008.024.06
アルヒ71981034.7100989-4570550093040003.874.04
みずほリース8425346510046951230008200131200166004.793.54
リコーリース856638401004205365002100057500150003.913.57
オリックス85911428.52002612.523680042840279640188006.583.60
三菱HC8593593.8400854.510430013200117500148006.234.33
東京海上HD87662604.9100331571010500076010121004.653.65
センコーHD9069939.920010351902051002412072003.833.48
いちごインフラ928262700372800303003588666186121956.485.58
カナディアン92841264001121600-4800187001390075005.936.17
東京インフラ928596800191500-5300154011010160246.226.58
エネクスインフラ928691600390100-45004500040500180006.556.66
ジャパンインフラ928795500190400-510014805970559906.276.63
スカパーJSAT9412410.62005713208040003608040004.873.50
KDDI94333080.5200445027390058500332400280004.543.15
ソフトバンク94341374.48001540132470154800287270688006.265.58
アルテリア4423124310019707270030267572660524.873.07
ヤマダHD9831397.5500424.413450180003145060003.022.83
VYMVYM83.4215105.25887581649210525044003.342.00
合計    3822308100300848253165693665.644.09

水産

最初の銘柄は水産会社のニッスイですが、6月は強い動きが続き年初来高値を更新しています。先月発表した決算も過去最高益を更新した前期最終利益に加え、今期も増益見込みとしていますので、3月頃までの株価は出遅れ感がありましたが、その分巻き返して欲しいところです。

建設

大和ハウスも6月はじわじわと上昇が続き年初来高値の3900円付近まで上昇しています。本決算では今期見込みを大きく減益としたため5月は売られる場面もありましたが、すぐに反発しており、強い動きが続いています。

食品

キリンHDも6月の株価は上昇していますが、5月に大きく下げていた事や6月が中間配当の権利月である事を踏まえると物足りない動きです。大きく減益となった第1四半期決算を引きずっているのかもしれませんが、今後の巻き返しに期待したいです。

JTも6月は権利月という事もあり堅調な流れが継続し、年初来高値の3200円付近まで上昇しています。第1四半期決算も通期進捗率は33%付近と順調なスタートを切っているなか、最近は更に円安も進んできていますので、第2四半期以降の上方修正が期待できるかもしれません。

REIT

保有しているREITについても底堅く推移する銘柄が多かったです。また、ケネディクス商業リートは、他のケネディクス系リートとの合併が発表され基準価格は29万円付近まで上昇する場面がありました。

ケネディクス商業リートについては、商業施設に特化している点に魅力を感じ購入していたのですが、こればかりは仕方ありませんので合併後はJ-REITの中でも3番目になるという資産規模に期待して今後の成長を期待したいです。

石油元売り

ENEOSは500円に迫る場面もありましたが、低迷している原油価格に連動して400円台後半での動きが中心でした。日経平均が強くても弱くても、この安定感がENEOSの良いところです。

輸送機器

ホンダの6月は上昇ペースが加速し4600円付近まで上昇しました。今期は大幅増益、増配と好調な業績見込みに加え、最近の円安が好感されている印象です。

商社

SPKの6月はじわじわ上昇が続きました。SPKの株価は元々そこまで大きく動く銘柄ではありませんでしたが、今年2月以降はかなり激しく上下していましたので、ようやく以前のSPKに戻りつつある様な気もします。

総合商社の伊藤忠、三井物産、丸紅については今までの強い流れを更に加速させた1ヶ月となりました。特に6月19日にバフェット氏が商社株の保有比率を8%前後まで引き上げたと報じられると上昇ペースが加速し、3銘柄とも年初来高値を更新しています。

しかし、伊藤忠や三井物産は1ヶ月で1000円以上とかなりのスピードで上昇していますので、いくらなんでも速すぎる様に感じます。また、個人的にも商社株は、まだ保有していない三菱商事を含め狙いたい銘柄ではあるのですが、さすがに買える水準ではなくなってきています。

稲畑産業も6月は右肩上がりで、年初来高値を大きく更新する3300円付近まで上昇しました。特別な材料は無かったと思いますが、商社株全体が強い事に加え、円安の影響かと思います。

伊藤忠エネクスも6月はじわじわ上昇しましたが、他の銘柄と比較すると物足りない動きです。伊藤忠エネクスも原油価格の低迷に影響を受けている感じですが、この辺りはENEOSと同じ動きです。

銀行

三菱UFJFGと三井住友FGのメガバンクも強い6月となり、三菱UFGFGは遂に年初来高値を更新する大台の1000円を突破しました。シリコンバレー銀行の問題以降は勢いを失っていたメガバンクですが、全体の強さに引っ張られ再度動き出した印象です。

その他金融

アルヒの6月は964円まで値を下げた後、全体に連動して1000円付近まで戻してきています。いずれにしても業績の回復が確認できない限り、更なる上昇は難しそうです。

保有しているリース4銘柄もそれぞれ堅調な動きとなり、4銘柄とも年初来高値を更新する水準まで上昇しています。

他の銘柄と比較すると出遅れていた感じもあるリース株ですが、ようやく勢いが付いてきたのかもしれません。

保険

保険株の東京海上HDも概ねしっかりとした動きでしたが、6月19日に大手損害保険会社が独占禁止法違反となる「カルテル」を結んでいた疑いがあると報じられた事で大きく値を下げる場面がありました。

翌日以降の株価はすぐに反発しており、個人的にも現状そこまで尾を引く問題だとは思いませんが、今後の状況を見守る必要はありそうです。

陸運

センコーグループHDの6月は月末にかけて上昇し1000円を超えました。全体の強さや業績、配当が順調に推移している事を踏まえると物足りない動きですが、そろそろ動き出したかもしれません。

インフラファンド

インフラファンドは現在上場している5銘柄全てを保有していますが、6月の基準価格も全体の動きとは関係なく安定した動きでした。日経平均が今の様に強い時は物足りなくも感じますが、逆の場合もありますので、この様に全体と関係なく安定している銘柄も有難い存在です。

情報・通信

スカパーJSATの6月は値動きが激しくなり、中旬に586円まで上昇する場面がありましたが、中旬にかけては500円台半ばまで下落し月末に再度上昇しています。他の銘柄と比較するとそこまででも無いですが、スカパーJSATにしては、よく動いた1ヶ月でした。

通信株のKDDIとソフトバンクも底堅く推移しており、特にKDDIは年初来高値を更新しました。業績、配当推移は順調ですので、このまま突き抜けていくか7月の動きに注目です。

アルテリア・ネットワークスは引き続きTOB価格の1980円付近で推移しています。

小売り

ヤマダHDの株価は400円台前半で低迷が続いています。先月までの大規模自社株買いの反動や低調な決算が影響している印象で、やはりいくら全体が強くても業績が良くないと株価は低迷してしまいます。

米国ETF

VYMはNYダウと連動して105ドル付近で推移しています。

保有銘柄データ

保有銘柄の情報をまとめています。

現在の投資銘柄数は37で、投資金額は約1010万円です。

配当予定額は年間57万円ですので、配当利回りは約5.64%となっています。

現時点の含み益は約382万円で権利が確定している累計配当の合計が100万円のため、配当まで含めた合計の含み益は約482万円です。1ヶ月前のトータル含み益は約376万円でしたので、この1ヶ月で100万円以上含み益が増えています。

6月の日経平均は5月末と比較して2300円くらい上昇していますが、保有している高配当株も商社株や銀行株を中心に強い動きの銘柄が多かった事で含み益も大きく増えました。

また、6月の権利が確定した事で、権利が確定した累計の配当額が100万円を超えています。

投資を再開して約2年8ヶ月で累計配当100万円まで辿り着けましたが、今後も200万円、300万円と更にペースを加速させながら目指していきたいと思っています。

ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになりますが、6月は新規購入がありませんでしたので5月と変更はありません。

ちなみにこのグラフは購入単価で作っていますので、現在の株価に直すとかなり変動しそうでが、今度時間があれば現在の単価でのグラフも作ってみるかもしれません。

ポートフォリオ業種別

続いて業種別のポートフォリオグラフになりますが、こちらも5月と変わりはないです。

こちらも購入時点の株価でグラフを作っていますので、今の株価で計算すると恐らく商社がトップになるのではないでしょうか。

それだけ業界全体で値を上げている商社株ですが、先程も触れた様に新規での購入は狙いにくい水準になっています。

下半期の相場展望

最後に下半期相場の展望についてまとめていきますが、当面の注目点は日本株の強さがいつまで継続するかだと思います。

個人的に日経平均は将来バブル時の高値を超えて、4万円、5万円を目指すと考えていますが、最近の相場はスピード違反の様に感じます。このまま上半期の勢いが下半期も続けば年内には4万円に到達しそうな勢いですが、さすがにその可能性は低いかと思います。

実際、アノマリー的にも7月から8月は外国人がバカンスに入る事もあり閑散相場となる事から「夏枯れ」と呼ばれる事も多いです。そして、上半期かなりのスピードで上昇してきた事も踏まえると、今年の夏は多少の調整があって当然の状況です。

また、アメリカのインフレについてもスピードは緩やかになっていますが依然高水準となっており、利上げの最終到達点もなかなか見えてきていません。

この様に短期的な相場見通しは調整があってもおかしくない状況ですが、基本的な相場環境は依然強い雰囲気です。特に今の日本株が強い要因である好調な企業決算やPBR是正に絡む株主還元に加え、外国人投資家の旺盛な買い意欲などは暫く継続しそうです。

そしてアノマリーの話に戻ると、例年10月頃から年末にかけて相場は強含む傾向が多いです。

今までの内容から下半期相場の展望についてまとめると、夏場にかけては少し調整する場面はありそうですが、秋から年末にかけては再び強い動きとなる可能性が高そうです。

また、来年以降はNISA枠の拡大などで更に日本人の投資意欲が高まる可能性があります。実際最近の株高で利益を出している投資家も多いでしょうし、投資に興味を持つ人が増えている印象もあります。

以上の事を踏まえると、今年の夏に株価が調整する場面があれば、絶好の買い場だったと将来思う事になるかもしれません。

まとめ

今回は上半期相場の振り返りや保有銘柄の最新状況に加え、下半期の相場展望についてまとめました。

日本株はずっと上昇していたかと思うほど強い動きが続いた上半期となりましたが、様々な条件を踏まえると、そろそろ調整がきてもおかしく無いタイミングです。

ここ最近はずっとそんな事を言っている様な気もしますが、個人的には今年の夏が日本株を今の水準で購入できる最後のチャンスくらいの気持ちで挑みたいと思っています。

また、途中で触れた様に6月末で今まで権利が確定した累計の配当額が100万円を超えました。

私の投資方針は保有銘柄がどれだけ上がろうと売却しない方針ですので、権利が確定した配当を唯一の利益として考えています。

その様な意味では1つの節目をクリアできましたので、今後もっと利益を増やしていける様に引き続き優良高配当株を購入していきたいと考えています。

2023年6月末時点の保有銘柄情報は、YouTubeで動画版も投稿していますのであわせてご覧ください。

【累計配当100万円超!!】2023年6月末時点の保有銘柄・配当最新情報

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube編)

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