先月4月に投資の神様とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏が来日し、現在保有している商社株の買い増しや商社業界に続く日本株の購入を検討していると報じられ話題になりました。
今回は来日時のインタビューという事で多少のリップサービスが含まれていた可能性はありますが、バフェット氏の投資術やこれまでの投資銘柄を振り返ると、今後新たに日本株を購入する可能性は十分にあるかと思います。
そこで今回は、バフェット氏の投資観や現在の保有銘柄を参考に、今後ウォーレン・バフェット氏が購入しそうな高配当株を検証していきます。
ウォーレン・バフェット氏の保有銘柄
まずはバフェット氏の現在の保有銘柄を見ていきますが、バフェット氏は投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めています。
そしてバークシャー・ハサウェイは現在、アップル(IT)やバンクオブアメリカ(銀行)、シェブロン(石油)などの大手アメリカ企業の株式を保有しているなか、5大総合商社へ合計約1兆9000億円を投資しています。
この金額はバークシャー・ハサウェイのポートフォリオでも6番目とかなりの高水準となっており、米国以外では最大の投資先となっています。
5大総合商社の保有状況
そんなバフェット氏の5大総合商社購入が最初に判明したのは2020年8月の事で、この時も大きな話題になりました。
ちなみに5大総合商社とは三菱商事、伊藤忠、三井物産、住友商事、丸紅の事で当時はコロナショックの影響で業績や株価も低迷しているなかでしたが、バフェット氏の購入が報じられると総合商社の株価も急騰しています。
三菱商事・伊藤忠株価推移
こちらがそんな三菱商事と伊藤忠の株価グラフですが、2銘柄ともバフェット氏の購入が報じられた2020年8月に株価は急騰していますが勢いは長続きせず、その後しばらくは低迷する時期が続きました。
そこからの値動きは一目瞭然かと思いますが、商品市況上昇や円安の追い風もあり業績が急激に伸びた事で株価も右肩上がりの状況が続いています。
そして今回商社株の買い増しが報じられた事もあり更に株価は上昇し、2020年8月と比較すると2倍近い水準になっています。
私もバフェット氏の購入が報じられた時の事は覚えていますが、当時の商社株は上値が重たく感じていましたので、3年弱でここまで上昇するとは夢にも思いませんでした。
バフェット氏の投資基準
それではここからはこの様な現状の保有銘柄を踏まえたうえで、バフェット氏の投資基準を4つのポイントに分けて検証していきます。
大企業
最初の投資基準は大企業である事です。先ほど5大総合商社への投資額が合計約1兆9000億円とお伝えしましたが、これ程の金額を投資するには投資対象が大企業でないと無理です。
また、バフェット氏はブランド価値を重視するとも言われていますので、投資基準の大前提は大企業でブランド価値がある事になります。
利益が右肩上がりに伸びていく
2番目の投資基準は利益が右肩上がりに伸びている企業です。もちろん利益が右肩上がりに伸びている企業ならバフェット氏に限らず狙いたいところですが、バフェット氏はその根拠に参入障壁が高い事や国益に絡むビジネスである事を掲げています。
参入障壁が高ければ既存ビジネスがライバル企業の登場などで利益を減少する恐れも低くなりますし、国益に絡む事業であれば倒産のリスクも低くなるからです。
そして利益が右肩上がりで伸びていけば配当や自社株買いなどの株主還元も期待できます。
理解できるビジネスを展開しているか
3番目の投資基準は自分が理解できるビジネスを展開している事です。
バフェット氏は「愚かなこと、不道徳なこと、他人と比較して悪く見えることを避ける様にしている」と過去に発言しており、その全てに当てはまるとして仮想通貨に対しては否定的な見解を示しています。
非常に分かりやすい基準ですが、自分が理解できない事業へは投資しない方針です。
良い会社を適正価格で購入
最後の投資基準は良い会社を適正価格で購入する事です。
非常に単純明快な基準ですが、バフェット氏は「良いビジネス、適切な価格、良い経営への投資が重要」としています。
良いビジネスとは先ほどお伝えした参入障壁の高さや国益に絡むものが挙げられますし、良い経営とは利益が右肩上がりで伸びていく事や高配当、自社株買いなどの株主還元力が挙げられると思います。
そして適正価格については企業価値と比較して割安な時にだけ株式を購入する事が大切としていますが、その一方コロナショックで株価が大きく下落した2020年3月は株を買えておらず、「株の売買タイミングを計るのは得意ではない」とも発言しています。
また、コロナショック以降の株価上昇については、米大手金融機関に対して「株式市場での投機的な行動を推奨しており、株式市場を賭博場にした」として、2020年から2021年にかけては株式を売り越していた時期もありました。
それでも大きな利益を上げられているのは、企業価値と比較して割安な時にだけ購入する事を長期的に徹底しているからだと感じます。
ウォーレン・バフェット氏が次に狙いそうな日本株
それでは以上の投資基準を踏まえ、今後バフェット氏が商社株の次に狙いそうな日本株を業種ごとに検証していきます。
【通信業種】
バフェット氏が次に狙いそうな最初の業種は通信株です。通信株は携帯電話事業を中心に最近はDXや決済など通信以外の事業も拡大させています。
日本の大手通信会社は、NTT、KDDI、ソフトバンクの3社ですが、いずれも大企業で業績、配当は右肩上がりです。
そして楽天の新規参入はありましたが基本的に携帯電話事業は参入障壁が高く、指標面は割安とは言えないかもしれませんが、バフェット氏の投資基準に当てはまる部分も多いかと思います。
とういう事で通信株については、代表してNTTの最新情報を個別に見ていきます。
【9432】NTT通期最終利益(億円)
銘柄名 | NTT |
2019年3月期 | 8545 |
2020年3月期 | 8553 |
2021年3月期 | 9161 |
2022年3月期 | 11810 |
2023年3月期 | 12131 |
2024年3月期(会社予想) | 12550 |
2019年からの通期最終利益について、コロナショックを受けた2020年頃は減益や据え置きの年もありましたが、ここ数年の増益幅は数年前と比較して大きくなっています。
業績好調の要因は、企業のデジタル変革の取り組みが急速に広がり国内外でITサービスの需要が増えたことや、テレワークの拡大で家庭向けのインターネットサービスの契約が増えたためとの事です。
携帯料金値下げの影響はありましたが通信部門以外の分野でカバーできている状況で、前期も過去最高益を更新しており、今期も増益見込みとしています。
配当推移
銘柄名 | NTT |
2015年 | 45 |
2016年 | 55 |
2017年 | 60 |
2018年 | 75 |
2019年 | 90 |
2020年 | 95 |
2021年 | 105 |
2022年 | 115 |
2023年 | 120 |
2024年(会社予想) | 5 |
2015年からの配当推移をみていきますが、減配はもちろん据え置きの年すらなく順調に増配傾向で、連続増配は前期までで12年連続となっています。
また、NTTは昨日の本決算で7月1日に株式を25分割する事を発表しており、今期は5円の見込みとしていますが、分割前の水準だと125円となりますので今期も増配の見込みです。
NTTの配当方針は株主還元の充実は当社にとって最も重要な経営課題の一つとし、継続的な増配の実施を基本的な考え方としています。具体的な配当性向などの目安は掲げていませんが、今後も好調な業績が続けば更なる増配が期待できそうな配当推移です。
株価推移
株価は菅ショックで2127円まで売られましたがその後は右肩上がりの状況で、去年10月には4128円まで上昇しました。しかし11月以降は大きく下落する場面もあり、年明けには3600円台まで下落しましたが、直近は決算を受けて4100円前後で推移しています。
株価指標(2023年5月12日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
NTT | 9432 | 4108 | 11.2 | 1.64 | 125 | 3.04 | 33.9 |
最近の株価は高値圏で推移していますが順調に増配が継続していますので、配当利回りは3%前後の水準です。
業績は好調ですがPERにそれ程割安感はなく、配当性向は34%付近と余裕を感じます。
NTTの業績、配当は順調に推移していますが、株価もじわじわ上昇しているため指標面に割安感はありません。
しかし、通信業種の事業内容は理解しやすいものだと思いますし、何より日本を代表する企業が揃っていますので、バフェット氏が次に狙う業種かもしれません。
【銀行業種】
バフェット氏が次に狙いそうな2番目の業種は銀行株です。バフェット氏は現在アメリカの大手銀行バンクオブアメリカを保有していますし、日本の銀行は低金利が続くなかでも増益、増配が続く銘柄も多いです。
特に三菱UFGFGや三井住友FG、みずほFGのメガバンクは企業規模やブランド価値も十分ですので、銀行株からは最大手の三菱UFJFGを個別に検証していきます。
【8306】三菱UFJFG通期最終利益(億円)
銘柄名 | 三菱UFJ |
2018年3月期 | 9896 |
2019年3月期 | 8726 |
2020年3月期 | 5281 |
2021年3月期 | 7770 |
2022年3月期 | 11308 |
2023年3月期(会社予想) | 10000 |
2018年からの通期最終利益を見ていきますが、コロナショックで大幅減益となった2020年以外は順調に増益傾向で、2022年はコロナショックによる倒産に備えていた与信関連費用の戻り入れなどの影響で最終利益は1兆円の大台に乗せています。
前期業績はMUBの株式譲渡に絡む特別損失の影響で第3四半期時点の通期進捗率が約34%と厳しい状況になっていますが、この損失の大部分は第4四半期に特別利益として戻ってくるとしており、通期最終利益1兆円も不変との事ですので来週月曜日に発表の本決算に期待したいところです。
配当推移
銘柄名 | 三菱UFJ |
2015年 | 18 |
2016年 | 18 |
2017年 | 18 |
2018年 | 19 |
2019年 | 22 |
2020年 | 25 |
2021年 | 25 |
2022年 | 28 |
2023年(会社予想) | 32 |
2015年からの配当推移をまとめていますが、2018年頃からは順調に増配傾向です。
コロナショックで業績が落ち込んだ2021年の配当は据え置きでしたが、ここ数年は業績好調を背景に増配額も大きくなっています。
三菱UFJの配当方針は、利益成長を通じた1株当たり配当金の安定的・持続的な増加を基本方針とし、2023年度までに配当性向40%への累進的な引き上げを目指すとしています。
株価推移
株価はコロナショックで380円まで売られた後は上下を繰り返しながらも順調に上昇しています。そして去年年末の日銀による長期金利上限幅引き上げをきっかけに金利先高観が強まった事で株価は急騰しましたが、その後はシリコンバレー銀行の問題で反落し、直近は850円付近で推移しています。
株価指標(2023年5月12日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
三菱UFJ | 8306 | 868.5 | 10.4 | 0.63 | 32 | 3.68 | 38.5 |
配当は順調に増配が続いていますが、最近の株価急騰で配当利回りは3%半ばとなっています。
株価は急騰していますが、PER、PBRはまだ市場平均より割安で、配当性向は38%付近と方針通りの水準です。
三菱UFJFGの第3四半期までの業績は微妙ですが、来週15日発表の本決算では綺麗な最終着地が期待できます。
そして三井住友FGやみずほFGを含めメガバンクの業績、配当は順調に推移していますので、次の購入候補になるかもしれません。
【リース業種】
バフェット氏が次に狙いそうな3番目の業種はリース株です。リース株はオリックスや三菱HCキャピタルなどたくさんの銘柄がありますが、連続増配を継続している銘柄も多く株主還元力は高い業種です。
業績も好調な銘柄が多いですが株価はそれ程上昇しておらず、指標面では割安な銘柄も複数ありますので、リース業からは三菱HCキャピタルを個別に見ていきます。
【8593】三菱HCキャピタル
三菱HCキャピタルは、2021年4月に三菱UFJリースと日立キャピタルの合併により誕生した総合リース会社で、直近の業績は欧米を中心とした事業の伸長や航空関連における売却益などにより増益傾向となっています。
そして現在24期連続増配中と国内でもトップ5に入る水準ですが、株価はそれ程上昇しておらず、指標面は割安な状況です。
通期最終利益(億円)
銘柄名 | 三菱HCキャピタル |
2019年3月期 | 687 |
2020年3月期 | 707 |
2021年3月期 | 553 |
2022年3月期 | 994 |
2023年3月期(会社予想) | 1100 |
2019年からの通期最終利益をみていきますが、コロナショックで業績が落ち込んだ2021年以外は順調に増益傾向となっています。
2022年の業績が大きく伸びている要因は日立キャピタルとの合併効果もありますが、合併効果が関係ない前期も増益見込みとしており、過去最高益を更新する予測になっています。
そして第3四半期時点の通期進捗率も78%付近と好調を維持していますので、来週月曜日に発表予定の本決算が楽しみな状況です。
配当推移
銘柄名 | 三菱HCキャピタル |
2015年 | 9.5 |
2016年 | 12.3 |
2017年 | 13 |
2018年 | 18 |
2019年 | 23.5 |
2020年 | 25 |
2021年 | 25.5 |
2022年 | 28 |
2023年(会社予想) | 31 |
2015年からの配当推移をまとめていますが順調に増配傾向が続いており、連続増配は前期までで24期連続を継続中です。コロナショック時の2021年は増配額が0.5円とぎりぎりの増配でしたが、その2021年以外は安定した増配額です。
三菱HCキャピタルの配当方針は、2023年4月にスタート予定の新中期経営計画期間中の配当性向イメージである40%程度に沿って決定する方針としています。
株価推移
株価は2020年11月に437円まで下がりましたが、その後は反発しています。そして750円を超える場面もあったコロナ前の水準へは戻れていませんが、直近は700円台で推移しています。
株価指標(2023年5月12日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 715 | 9.3 | 0.67 | 31 | 4.34 | 40.4 |
最近の株価はじわじわ上昇していますが増配が続いている事もあり、配当利回りは4%半ばと高水準です。
業績好調を受けてPER、PBRは市場平均と比較して割安で、配当性向は40%付近と方針通りの水準です。
三菱HCキャピタルに限らず、リース株は業績、配当が継続して伸びている銘柄が多く、指標面も割安ですので、バフェット氏の次の購入候補になるかもしれません。
【石油業種】
バフェット氏が次に狙いそうな4番目の業種は石油業種です。石油業種についてもバフェット氏は現在アメリカの石油企業シェブロンを保有していますので、事業内容は理解しやすいと思います。
日本の石油関連銘柄となるとENEOSやINPEXが主力ですが、いずれも企業規模は大きく、また指標面も割安な銘柄が多いですので、石油株からは代表してINPEXを個別に見ていきます。
【1605】INPEX
INPEXは石油や天然ガスなどの開発生産を手掛ける国内最大手の石油開発企業です。国際石油開発帝石ホールディングスを前身に2021年に現在の社名へ変更し、筆頭株主は経済産業大臣となっています。
現状は石油、天然ガスの開発生産がメイン事業ですが、脱炭素社会への流れを受け再生可能エネルギーやカーボンリサイクル事業にも注力しています。
通期最終利益(億円)
銘柄名 | INPEX |
2019年12月期 | 1235 |
2020年12月期 | -1116 |
2021年12月期 | 2230 |
2022年12月期 | 4382 |
2023年12月期(会社予想) | 3000 |
2019年からの通期最終利益を見ていきますが、増減が激しくなっています。
2020年はコロナショックの影響などで赤字に転落していますが、前期は原油及び天然ガスの販売価格上昇に加え、円安の追い風もあり過去最高益の水準へV字回復しています。
今期は第1四半期決算で油価や為替の設定を見直した事で通期最終利益の見込みを300億円上方修正していますが、それでも現状大幅減益見込みです。
しかし、第1四半期時点の最終利益は1514億円と通期進捗率が50%を超えるほど好調なスタートになっています。
配当推移
銘柄名 | INPEX |
2015年3月 | 18 |
2016年3月 | 18 |
2017年3月 | 18 |
2018年3月 | 18 |
2019年3月 | 24 |
2019年12月 | 30 |
2020年12月 | 24 |
2021年12月 | 48 |
2022年12月 | 62 |
2023年12月(会社予想) | 64 |
2015年からの配当推移をみていきますが、INPEXは2019年より12月期決算へ変更していますので少し変則的ですが、概ね安定して増配している印象で、特にここ最近の増配幅は業績好調を背景に大きくなっています。
INPEXの配当方針は2022年度から2024年度の中期経営計画期間中は、総還元性向 40%以上を目途とし、年間配当金の下限を30円に設定するなど安定的な配当を基本としています。
株主優待
INPEXには株主優待が設定されており、保有株数や保有継続年数によってクオカードがもらえますので内容を表にまとめています。
保有株数 | 保有継続年数 | 金額 | ||
400株以上 | 1年以上 | 1000円 | ||
2年以上 | 2000円 | |||
3年以上 | 3000円 | |||
800株以上 | 1年以上 | 2000円 | ||
2年以上 | 3000円 | |||
3年以上 | 5000円 |
400株以上かつ1年以上継続保有が最低条件ですので少しきつめの条件ですが、長期保有者には有難い内容です。
株価推移
株価は2020年10月に492円まで下げた後は急速に値を戻し、去年6月には1831円まで上昇しました。その後は反落し、直近は1500円前後で推移しています。
株価指標(2023年5月12日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
INPEX | 1605 | 1460 | 6.4 | 0.49 | 64 | 4.38 | 27.9 |
最近の株価は高値圏から反落しているなか増配を継続している事で、配当利回りは4%半ばの水準です。
今期業績は減益見込みですがPER、PBRは市場平均と比較して割安で、配当性向は28%付近となっています。
INPEXについて今期業績は減益見込みですが数年前と比較すると大きく伸びており、配当も増配傾向が続いています。
業績は資源価格に影響を受ける部分が大きいですが指標面は割安な水準ですので、石油銘柄も次の購入候補になるかもしれません。
まとめ
今回はウォーレン・バフェット氏が次に狙いそうな日本株を4業種選定し、その中から代表的な1銘柄を検証しました。
途中でもお伝えした様に有名な投資家だからといって特別な事をしている訳ではなく、むしろ当たり前の事を徹底して行っている印象です。
そのため、我々個人投資家でも十分実践できる投資術だと思いますので、もちろん次にどの銘柄を購入するのかは分かりませんが、参考にできる部分は多いかと思います。
ウォーレン・バフェット氏が次に買いそうな4業種については、YouTubeで動画版も投稿していますのであわせてご覧ください。
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