【毎月配当達成!!】2022年5月末時点の保有銘柄・配当最新情報

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資産状況推移

5月もあと2営業日残ってはいますが、今月は一足早く5月末時点の保有銘柄、配当の最新情報についてまとめていきます。

5月は3月期銘柄の本決算がピークを迎えるなか、アメリカの利上げ懸念やロシアウクライナ情勢など引き続き懸念材料も多く、日米ともに値動きの激しい相場展開が続きました。

そんななか5月は新たに1銘柄購入していますが、購入した1銘柄が現在保有していない2月、8月の権利確定銘柄だった為、毎月の配当権利確定を達成できました。

しかし、その後に予期せぬ事態も待っていましたので、色々あった5月相場をまとめていきます。

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2022年1月から4月の購入銘柄

私は2022年に家族3人分のNISA枠上限年間320万円分の株式購入を予定しており、3月までにその7割近い200万円分の株式購入を検討していました。

しかし年明け以降の相場は、コロナ感染拡大やアメリカの利上げ懸念、ロシアのウクライナ侵攻など様々な問題が勃発した事で相場も大きく揺れ動き、実際に私が2022年に入り4月までに購入できた銘柄はこちらの10銘柄で金額は約183万円でした。

銘柄コード平均購入単価株数購入金額
キリンHD25031894.6100189460
JT29142345.3100234530
ケネディクス商業リート34532677001267700
マリモ地方創成リート34701311001131100
ENEOS5020457.620091520
リコーリース85663840100384000
三菱HCキャピタル8593527.7200105540
スカパーJSAT9412410.620082120
ソフトバンク94341451.5100145150
ヤマダHD9831397.5500198750
合計   1829870

5月の購入銘柄

そして5月の購入銘柄ですが、私は約2ヶ月前に3月権利落ち後に購入したい高配当株7銘柄の記事を投稿しており、こちらがその時の7銘柄です。

3月権利落ち後に購入したい高配当株7選(2022年3月18日時点)

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
NTT9432348611.411.541153.3037.0
伊藤忠800139807.211.501102.7619.7
稲畑産業809821175.930.721105.2029.2
日本空調サービス46588139.741.4241.55.1049.2
淺沼組1852555010.731.103636.5470.2
エディオン273011859.970.62443.7136.0
ザイマックス・リート348811980017.21.2977226.45

この中より5月は伊藤忠商事や稲畑産業の株価が下がる場面があったので購入しようかとも思ったのですが、もう少し安くなる場面があればとの思いで様子を見ていました。

そんな中、4月と比較して少し基準価格を下げていたタイミングでザイマックスリート投資法人を1株購入しています。

結果的に5月はこの1銘柄のみの購入ですが、ザイマックスリートは現在保有していない2月、8月の権利確定の為、毎月配当の権利確定を達成できました。

保有銘柄情報(2022年5月27日時点)

それでは2022年5月27日時点の保有銘柄の状況を新規購入分まで含めてまとめていきます。

銘柄コード平均購入単価株数現在株価評価損益権利確定配当(累計)評価損益(配当込)予定配当利回り(買値)利回り(現値)
キリンHD25031894.6100197075400754065003.433.30
JT29142192.52002331277001400041700300006.846.44
トーセイリート3451112380113290020520107103123071206.345.36
ケネディクス商業リート345326770012746006900701013910135605.074.94
マリモ地方創成リート3470131100113820071000710073445.605.31
ザイマックスリート3488122720112800052800528069585.675.44
いちごオフィスリート89756976528640033270134104668091586.565.30
ENEOS5020414.7600516607601540076160132005.304.26
三井物産80312387.51003150762501050086750120005.033.81
三菱UFJ8306495.9700738.817005025750195800224006.454.33
三井住友FG83163115.3300396025341091500344910660007.065.56
リコーリース856638401003445-395006500-33000135003.523.92
オリックス85911428.5200242119850025720224220171205.993.54
三菱HCキャピタル8593527.72006261966030002266062005.874.95
タカラレーベンインフラ92811199001111400-85007015-148568505.716.15
いちごグリーンインフラ928262700372700300001176641766118356.295.43
日本再生可能エネルギー92831063333113700221012560047701192006.025.63
カナディアンソーラインフラ92841264001125500-9007450655075005.935.98
東京インフラ92859680019840016006298789860826.286.18
エネクスインフラ92869160039280036001800021600180006.556.47
ジャパンインフラファンド928795500192400-31005874277458826.166.37
スカパーJSAT9412410.62004651088001088036004.383.87
KDDI94333080.5200454429270031500324200270004.382.97
ソフトバンク94341374.4800150410367086000189670688006.265.72
ヤマダHD9831397.55004552875090003775090004.533.96
VYMVYM83.4215110.557863078188644944003.342.09
合計    140687143982118466934192095.754.82

キリンHD

キリンHDは連休明けに発表した第1四半期決算が昨対増益だった事を受けて株価は上昇し2000円に迫る場面もありましたが、その後は同業のアサヒHDの決算を受けて急落、月末には自社商品の値上げ発表を受けて再び上昇するなど値動きの激しい展開が続きました。

JT

JTは4月末に第1四半期決算を発表しており内容は事前予想を上回る好調な数字だった事もありしっかりした動きが続いています。しかし、第1四半期決算にロシアウクライナ情勢は盛り込めておらず、今後の動向には引き続き注意が必要です。

REIT(リート)

REIT(リート)銘柄はトーセイリート、ケネディクス商業リート、マリモ地方創成リート、いちごオフィスリートの4銘柄を保有していましたが、先程お伝えした様に今月ザイマックスリートを追加で購入しました。

REIT(リート)は長期金利上昇やコロナ感染拡大による保有物件の稼働率低下などが懸念され去年後半から全体的に売られていましたが3月中旬頃からは反発しており、個人的にも今回の購入で合計5銘柄となった為、REIT(リート)についてはしばらく様子見でいこうかなというところです。

ENEOS

ENEOSは5月13日本決算を発表し業績はほぼ予想通りでしたが、発行済株式総数の9.3%を上限とする自社株買いの発表が好感され株価は上昇し、500円を超える水準で推移しています。

三井物産

三井物産は連休谷間の5月2日に総合商社の先陣を切って本決算を発表しており、好調な業績を背景に決算後の株価は買われましたが、連休明けは全体が弱含んだ事もあり高値からは下落しています。

メガバンク

三菱UFJと三井住友FGのメガバンクも好調な決算を受けて株価は買われる場面がありましたが、全体の弱さもあり上値を追う様な展開にはなりませんでした。

リース

リコーリース、オリックス、三菱HCキャピタルのリース株は、3銘柄とも本決算での前期配当増額を発表しており、改めてリース銘柄の株主還元姿勢の高さを感じる好決算でした。

株価については、オリックスは株主優待制度の廃止を発表した事で売られる場面があり、三菱HCキャピタルは素直に株価を大きく上げ、リコーリースは横ばいと明暗が分かれています。

インフラファンド

インフラファンドは現在上場している7銘柄すべてを保有していますが、5月12日にこの中の銘柄より日本再生可能エネルギーのTOB(公開買付け)が発表されました。公開買付け価格は11万5000円と発表前より1万円ほど高くなっており、基準価格は発表後公開買付け価格付近まで上昇しました。

日本再生可能エネルギーはTOB成立により上場廃止になってしまう可能性があり、6月に売却する事になりそうですので、せっかく毎月権利確定を達成できましたが1ヶ月間限定となりそうです。

日本再生可能エネルギーの平均取得価格は106333円で、今まで受け取った分配金まで含めると5万円くらいの利益にはなりますが、唯一の1月、7月権利確定銘柄が無くなってしまう事に加え、何よりNISA枠を失ってしまう事の方が痛いです。

通信株

通信株のKDDIとソフトバンクも好調な業績を背景に強い動きが続いていますが、特にKDDIの株価は勢いが止まりません。ソフトバンクは決算発表後に親会社ソフトバンクグループの影響で大きく売られる場面もありましたが、すぐに値を戻しています。

4月に購入したスカパーJSATは、4月末に発表した決算を受けて株価は460円を超えています。

ヤマダHD

家電量販店のヤマダHDは、本決算の業績はそこまで良い数字ではありませんでしたが、発行済株式総数の23.9%を上限にする自社株買いを発表し、決算発表翌日の株価はストップ高の471円まで上昇し、その後は460円付近での動きとなっています。

米国ETF

VYMは値動きの激しいNYダウと連動して上下しています。

ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになります。5月はザイマックスリート1銘柄の購入だった為、先月と比較してもほとんど変わっていませんが、全体的なバランスの調整や合計の銘柄数は6月以降もっと増やしていくつもりです。

ポートフォリオ業種別

業種別のポートフォリオグラフになります。ザイマックスリートを購入した事でリートの割合が少し増えています。業種別についても現状比率の低い商社や石油元売りに加え、まだ保有していない業種の銘柄も今後購入していく予定です。

保有銘柄データ

保有銘柄の情報をまとめています。

現在の投資額は26銘柄で約729万円、配当予定額は年間42万円ですので、配当利回りは約5.75%です。

現時点の含み益は約140万円で権利が確定している配当の合計が44万円の為、配当まで含めた合計の含み益は約184万円です。

1ヶ月前のトータル含み益は約162万円でしたので、この1ヶ月で22万円含み益が増えています。

日経平均では4月末と比較してほぼ変わらない水準ですが、高配当銘柄はしっかりした動きが続いていました。

月別配当情報

1ヵ月間限定とはなりそうですが、毎月の配当権利確定を達成しましたので月別の配当についてもまとめていきます。

1月

銘柄コード株数金額
日本再生可能エネルギー928339600
合計  9600

2月

銘柄コード株数金額
ザイマックスリート348813091
合計  3091

3月

銘柄コード株数金額
ケネディクス商業リート345317010
ENEOS50206006600
三井物産80311006000
三菱UFJ830670011200
三井住友831630033000
リコーリース85661007000
オリックス85912008560
三菱HCキャピタル85932003200
スカパーJSAT94122001800
KDDI943320014000
ソフトバンク943480034400
ヤマダHD98315009000
VYMVYM151100
合計  142870

4月

銘柄コード株数金額
トーセイリート345113550
いちごオフィスリート897525000
合計  8550

5月

銘柄コード株数金額
エネクスインフラ投資法人928639000
ジャパンインフラファンド928712950
タカラレーベンインフラ投資法人928113549
合計  15499

6月

銘柄コード株数金額
キリンHD25031003250
JT291420015000
マリモ地方創成リート347013815
いちごグリーンインフラ9282311835
カナディアンソーラインフラ928413750
東京インフラ投資法人928513072
VYMVYM151100
合計  41822

7月

銘柄コード株数金額
日本再生可能エネルギー928339600
合計  9600

8月

銘柄コード株数金額
ザイマックスリート348813867
合計  3867

9月

銘柄コード株数金額
ケネディクス商業リート345316550
ENEOS50206006600
三井物産80311006000
三菱UFJ830670011200
三井住友831630033000
リコーリース85661006500
オリックス85912008560
三菱HCキャピタル85932003000
スカパーJSAT94122001800
KDDI943320013000
ソフトバンク943480034400
VYMVYM151100
合計  131710

10月

銘柄コード株数金額
トーセイリート345113570
いちごオフィスリート897524158
合計  7728

11月

銘柄コード株数金額
エネクスインフラ投資法人928639000
ジャパンインフラファンド928712932
タカラレーベンインフラ928113301
合計  15233

12月

銘柄コード株数金額
キリンHD25031003250
JT291420015000
マリモ地方創成リート347013529
カナディアンソーラインフラ928413750
東京インフラ投資法人928513010
VYMVYM151100
合計  29639

今回の決算で増配した銘柄

3月期銘柄は今回の本決算で増配が相次ぎましたので、ここからは保有銘柄で増配した銘柄をまとめています。

銘柄コード株数前期配当今期予定配当今期増配額2022年配当2023年予定配当受け取り増配額従来予想
三井物産80311001051201510500120001500 
三菱UFJ83067002832419600224002800 
三井住友FG83163002102201063000660003000 
リコーリース856610012013515120001350015002000
オリックス859120085.685.60171201712001520
三菱HCキャピタル859320028313560062006001000
KDDI94332001251351025000270002000 
合計       114004520

全部で7銘柄が今期増配しており、年間の増配金額だと11400円になります。

また、オリックスと三菱HCキャピタル、リコーリースは今回の決算で前期配当も増配しましたので、従来予想からの増配額でまとめると3銘柄で4520円となっています。

という事で今回の決算前と比較すると増配額は合計1万3820円となり、保有しているだけで配当金が増える増配は有難い限りです。

6月相場の展望

最後に6月相場の展望ですが6月も引き続きアメリカの利上げ懸念やロシアウクライナ情勢が懸念点になりそうです。

特に利上げ懸念についてはアメリカのインフレが止まらず、今後の利上げペースや金融引き締めを発端とするアメリカの景気後退懸念から株価の先安観に繋がっています。

国内では3月期銘柄の本決算発表も一段落しましたので、次の大きなイベントは7月に予定されている参議院選挙かと思います。

現状大きな争点は見当たりませんが、岸田首相は総理就任以降、金融所得課税の強化や自社株買いの規制検討などを表明し株式市場にマイナスの影響を与えましたが、最近はNISAの拡充などで国民の資産を預貯金から株式へ誘導する「資産所得倍増プラン」を打ち出し注目を集めました。

特にNISA制度については恒久化を自民党の金融調査会が首相に提言とも報じられましたので、この辺りの議論が選挙に向けて盛り上がっていくと株式市場にはプラスとなりそうですし、個人的にも期待したいところです。

まとめ

2022年は家族3人分のNISA枠上限320万円分の株式購入を検討しており、5月までで約195万円分の株式を購入しています。

アメリカの景気後退懸念にロシアのウクライナ侵攻、コロナの感染状況に参議院選挙も近づいてきますので、6月以降も引き続きデリケートな相場展開になりそうです。

しかし、今年のNISA枠はあと約125万円残っていますので、引き続き優良高配当銘柄の株価が安い場面は狙っていきたいと考えています。

その辺りの実際の購入実績などは改めて投稿予定ですので宜しくお願いします。

2022年5月末時点の保有銘柄・配当最新情報はYouTubeで動画版を投稿していますのであわせてご覧ください。

【毎月配当達成!!】2022年5月末時点の保有銘柄・配当最新情報

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube編)

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