昨日で2月相場も終了しましたが、その月最初の取引日が3日となる3日新補は荒れやすいという相場格言通り、節分が最初の取引日だった先月の相場は大きく揺れ動いた1ヶ月となりました。そんななか、購入候補銘柄の株価も下がる場面が目立った事で2月は合計7銘柄、約138万円の購入と私が高配当株投資を始めた2020年10月以降、1ヶ月の購入としては最大の金額になっていますが、個人的に春以降の相場を強気で見ている事もあり、今後も積極的な購入を行っていくつもりです。
という事で今回は、そんな2月相場や2月の購入銘柄を振り返りつつ、保有銘柄の最新状況に加え、最後の部分では強気で考えている今後の相場展望についてもまとめていきますので、是非最後までご覧ください。
2月相場の振り返り
まずは2月相場から振り返っていきますが、月初はトランプ大統領がカナダとメキシコに関税を課す事を改めて表明した事でNY市場が下落し、日経平均も1000円を超える大幅安のスタートとなりました。しかし、その後は関税発動について、一時的な猶予期間が設けられた事で反発する動きになるなど、トランプ氏の動向で日米ともに上下する展開が続きました。
そんななか、個別銘柄はピークを迎えた決算発表を受けて上下する動きとなりましたが、中旬以降は日銀の早期利上げ観測が高まった影響で日経平均も売られる日が増えました。
そして、下旬にかけてもアメリカの弱い経済指標を受けてNY市場が下落した事で、日経平均も大きく下げる展開となりましたが、バフェット氏が保有している5大総合商社の買い増しを示唆した事で商社株を中心に一部銘柄は力強い動きとなっています。
2月の購入銘柄
そんな2月に購入した銘柄ですが、私は2月1日(土)に投稿した記事でこちらの8銘柄を2月の購入候補にしていました。

2月の購入候補(2025年1月30日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
大林組 | 1802 | 2090.5 | 17.2 | 1.33 | 80 | 3.83 | 65.9 |
エディオン | 2730 | 1833 | 14.3 | 0.87 | 46 | 2.51 | 35.6 |
産業ファンド | 3249 | 116000 | 17.2 | 1.20 | 6890 | 5.94 | ‐ |
スターティア | 3393 | 2233 | 11.8 | 2.85 | 102 | 4.57 | 53.6 |
日本紙パルプ | 8032 | 650 | 8.01 | 0.59 | 25 | 3.85 | 30.8 |
積水ハウス | 1928 | 3583 | 11.1 | 1.31 | 129 | 3.60 | 40.0 |
大和証券 | 8601 | 1131 | ‐ | 1.02 | 44 | 3.89 | ‐ |
エネクスインフラ | 9286 | 47750 | 14.9 | 0.61 | 4000 | 8.38 | ‐ |
そして、この8銘柄の中から2月に購入した銘柄はエディオン、産業ファンド、日本紙パルプ、積水ハウス、大和証券、エネクスインフラの6銘柄になりますので、簡単に購入した理由を説明していきます。まずエディオンについて、現在の配当利回りは2%台と高配当株としては物足りない水準ですが、店舗で使用できるギフトカードがもらえる株主優待まで考慮して購入しています。産業ファンドは長らく低迷が続いたREIT銘柄にも底打ちの雰囲気が漂っていましたので、1月に権利が落ちた後のタイミングで購入し、日本紙パルプは去年の高値からじわじわ下落していましたので2月上旬に300株購入しています。
そして、積水ハウスと大和証券は全体と連動して下落基調が続いていた2月中旬に購入し、エネクスインフラは日経平均が大きく下落のスタートとなった2月3日に買い増しています。
3月権利取りまでの購入候補8銘柄(2025年2月21日時点)
銘柄 | コード | 株価 | PER | PBR | 配当 | 配当利回り | 配当性向 |
MS&AD | 8725 | 3030 | 7.3 | 1.09 | 145 | 4.79 | 34.8 |
ソフトバンク | 9434 | 210 | 19.5 | 3.77 | 8.6 | 4.10 | 79.6 |
三井住友トラスト | 8309 | 3876 | 11.0 | 0.88 | 155 | 4.00 | 44.1 |
日本化薬 | 4272 | 1338.5 | 12.1 | 0.80 | 60 | 4.48 | 54.1 |
豊田通商 | 8015 | 2423.5 | 7.3 | 0.97 | 100 | 4.13 | 30.2 |
日本空調 | 4658 | 1002 | 12.4 | 1.40 | 40 | 3.99 | 49.3 |
日本紙パルプ | 8032 | 591 | 8.1 | 0.56 | 25 | 4.23 | 34.2 |
大林組 | 1802 | 2001.5 | 11.2 | 1.26 | 80 | 4.00 | 44.8 |

そして、現在は今週日曜日に投稿した記事でお伝えしていた様に、こちらの8銘柄を3月権利取りまでの購入候補にしていますが、この中から今週購入した銘柄が保険株のMS&ADです。本当は今週の連休明けに、バフェット氏の5大総合商社買い増し宣言を受けつつも、全体の地合いの悪さや直接の購入対象ではない豊田通商がマイナスでスタートすれば購入しようと思っていました。
ただ、実際は小幅高と中途半端なスタートでしたので、その後下がるかと思って待っていたのですが、翌日以降も上昇が続きましたので、来週以降に見送る事にしました。
そんななか、今週は日経平均も最近のレンジ下限を下回る水準まで下がっていましたので、いずれかの銘柄は購入したいと思い、最近の安値圏まで下落していた保険株のMS&ADを一昨日27日(木)に購入しています。MS&ADについては、政策保有株式売却の反動や特別配当の減配など懸念点もありますが、普通配当は減配しない方針で、また保険株は現在東京海上しか保有していませんので購入を決断しました。
今年の購入銘柄
銘柄 | コード | 購入単価 | 株数 | 購入金額 | 購入時期 |
INPEX | 1605 | 1,990 | 100 | 199,000 | 1月6日 |
三菱商事 | 8058 | 2,492 | 100 | 249,200 | 1月14日 |
カナディアン | 9284 | 73,500 | 4 | 294,000 | 1月17日 |
三菱地所リート | 3481 | 114,334 | 3 | 343,002 | 1月21日 |
東京センチュリー | 8439 | 1,485 | 100 | 148,500 | 1月27日 |
エディオン | 2730 | 1,825 | 100 | 182,480 | 2月3日 |
エネクスインフラ | 9286 | 47,395 | 3 | 142,185 | 2月3日 |
日本紙パルプ | 8032 | 625 | 300 | 187,500 | 2月6日 |
大和証券 | 8601 | 1,050 | 100 | 104,950 | 2月12日 |
産業ファンド | 3249 | 113,110 | 1 | 113,110 | 2月12日 |
積水ハウス | 1928 | 3,444 | 100 | 344,400 | 2月17日 |
MS&AD | 8725 | 3,038 | 100 | 303,800 | 2月27日 |
合計 | 2,612,127 |
続いては今年の購入銘柄について、私は今年も夫婦2人分の成長投資枠480万円を購入上限に3月の権利取りまでに300万円程度の高配当株を購入する予定にしていましたが、1月、2月は合計約261万円の購入と想定よりも早いペースになっています。
この辺りの要因は、年明けの相場が弱含む展開の日が多かった事や個人的に春以降の相場が本格的な上昇トレンドに入っていきそうな雰囲気を感じたためですが、特に2月はかなり多めの購入になりました。
という事で、私が春以降の相場を強気で考えている理由については最後の部分でまとめていますが、3月の権利取りまでは先ほどの購入候補銘柄を中心に更に積極的な購入を行っていくつもりです。
リアルタイムの購入報告(YouTubeメンバー限定動画)
そんな実際の購入について、私はYouTubeのメンバーシップでリアルに近い売買報告を行っており、こちらのサムネイルは実際に2月に投稿したメンバー限定動画の一部です。



メンバー限定の動画では私が購入した銘柄を購入後1時間を目安にお伝えしていたり、今後の購入候補銘柄の最新情報も一足先に公開していたりします。
実際、2月に購入した7銘柄も全て購入後すぐにメンバー限定動画で報告しており、また、3月頭に現在の購入候補の中から優先して購入しようと考えている銘柄の最新情報も、既に今週2月27日(木)にメンバー限定の動画で投稿しています。
そんなメンバー限定の動画は490円/月のサイドFIREプランで全て視聴できますので、興味のある方は、是非下記リンクからご加入ください。
保有銘柄情報(2025年2月28日時点)
それではここからは、2月相場で保有銘柄がどの様に動いたのか、2025年2月28日(金)時点の最新情報をまとめていきます。
建築
最初の銘柄は大和ハウスで、2月は中旬に発表した決算で株主優待の拡充を発表した事もあり、遂に5000円の大台を超えて年初来高値を更新しています。最近は再び株主優待に注力する企業も増えていますので、今後同様の流れが続くのか注目です。
また、冒頭でお伝えした様に2月は積水ハウスを新規で購入しています。積水ハウスも業績は好調なのですが、最近は株価の下落が続いていますので100株購入しました。購入後も株価下落は続いていますが、恐らく今期も増配を行ってくれると思いますので、とりあえずは来週3月6日(木)発表の本決算に期待したいです。
食品
キリンHDは2月14日に本決算を発表し、前期は特殊要因の影響もあり大きく減益となりましたが、今期は前期比2.6倍の大幅増益予測とし、また累進配当の導入も宣言していますので、株価も決算後はじわじわ上昇しています。
JTも2月13日に本決算を発表しましたが、今期は減益見込みで配当も据え置きと、市場の期待からすると物足りない内容だった事で、決算後の株価も下落が続いています。
REIT
REITについては合計8銘柄の保有となっていますが、先ほどお伝えした様に2月は産業ファンドを1株買い増しています。また、先月購入した三菱地所リートは2月末で株式の3分割を行った事で株数が増えていますが、REIT全体の基準価格は国内の利上げ観測が高まるなかでも先月は底堅い動きが続きました。
石油元売り
石油元売りのENEOSとINPEXについては、原油価格が下落するなか明暗が分かれ、ENEOSは大きく上昇する場面がありましたが、INPEXは底堅くはありますが低調な動きとなっています。ENEOS上昇の要因は子会社JX金属の上場が好感されている印象で、INPEXについては2月13日に本決算を発表しており、今期は減益見込みでしたが、4円の増配と累進配当の導入まで発表してくれましたので、全然問題のない決算だったかと思います。
輸送用機器
いすゞ自動車とホンダの自動車メーカーは、円高が進んだ影響もあり、下旬にかけて売られる1ヶ月となりました。ホンダについては年末に発表していた日産との経営統合が打ち切りとなり、その後は上昇する場面もありましたが、勢いは続きませんでした。
卸売り
総合商社の伊藤忠、丸紅、三井物産、三菱商事は、下旬にかけて弱い動きが続きましたが、22日(土)にバフェット氏が現在保有している5大総合商社を更に買い増す意向と表明した事で今週は大きく上昇しています。最近の商社株は株価下落が続いていた事もあり、バフェット氏が実は売却しているのではないかとの見方もありましたので、買い増しを表明してくれた事はもちろんですが、個人的には同時に総合商社の株主還元力を高く評価してくれた事が日本人として嬉しかったです。
そして、先ほどお伝えした様に2月中旬に紙専門の商社、日本紙パルプ商事を300株購入しています。日本紙パルプ商事の業績には安定感があるなか、今期から累進配当を導入しており、2月発表の決算では通期見通しの下方修正が発表されましたが、株主優待の条件を従来の1000株から500株へ引き下げてくれましたので、3月の権利取りまでに後200株買い増そうかとも思っています。
金融
三菱UFJFGと三井住友FGのメガバンクは、2社とも2月の第3四半期決算で通期見通しの上方修正こそありませんでしたが、好調な決算を発表した事で、それぞれ2000円と4000円の大台を超えて年初来高値を更新しています。
その他金融
保有しているリース5銘柄は引き続き停滞感の強い動きが続いていますが、それぞれ2月に発表した第3四半期決算は順調に進捗しており、特にみずほリースは配当の増額も発表してくれましたので、そろそろ株価にも期待したいです。
ジャックスは順調に進捗していた第3四半期決算を受けて4000円に迫る水準まで上昇しましたが、その後は反落しています。通期見通しの上方修正が無かった事が影響している印象ですが、本決算には期待したいです。
証券
そして、2月は初めて証券業種から大和証券を購入しています。証券会社の業績は変動が激しく、あまり高配当株向きでは無いですが、大和証券は現在下限配当を設定してくれていますので、100株ですが購入を決断しました。
保険
保険株は東京海上HDのみの保有でしたが、2月最後の購入銘柄としてMS&ADを100株購入しています。2社とも最近の業績は政策保有株式売却の影響で大きく伸びており、今後は反動も警戒されますが、最近は株価も低迷していますので、再度ここから頑張って欲しいです。
インフラファンド
インフラファンドは現在上場している5銘柄全てを保有していますが、2月にエネクスインフラを3株買い増しています。最近のインフラファンドは利益超過分配金の支払い方針変更から減配を発表する流れが続いており、先月も同様の理由で東京インフラが減配を発表しました。とりあえず減配発表は一巡した感じですが、今後の分配金がどうなるのかは、もう少し様子を見る必要がありそうですので、個人的にもインフラファンドは暫く現状維持でいこうと思っています。
情報・通信
通信株3社については明暗が分かれ、ソフトバンクは年初来高値を更新していますが、NTTとKDDIは低迷しており、この辺りは前期比減益だった第3四半期決算の内容に反応している印象です。
小売り
そして、冒頭でお伝えした様に先月はエディオンを100株購入しています。エディオンの配当利回りは私が現在保有している銘柄の中で唯一の2%台となっていますが、株主優待は長期保有で最大6000円分もらえますので、新NISAで永遠に保有したいと思い購入しています。
米国ETF
VYMはNYダウと連動して130ドル付近で推移しています。
保有銘柄データ
保有銘柄の情報をまとめています。現在の投資銘柄数は60で、投資金額は約1820万円です。配当予定額は年間98万円ですので、配当利回りは約5.37%となっています。現時点の含み益は約728万円で権利が確定している累計配当の合計が212万円のため、配当まで含めた合計の含み益は約940万円です。
1ヶ月前のトータル含み益は約975万円でしたので、この1ヶ月で35万円くらい含み益が減っています。2月28日(金)時点の日経平均は1月末と比較して2500円くらい下落しており、特に昨日はひどい下げでしたが、保有株は全体と比較して底堅く推移している銘柄も多く、含み益も思ったほどは減少していない印象です。
ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになりますが、2月は7銘柄の新規購入を行った事で比率も変わっています。合計の銘柄数も60を超え、かなり細かくなっていますが、1番比率の大きいソフトバンクでも6%ですので、かなり分散はできていると思います。
とりあえず、3月の権利取りまでは積極的な購入を行う予定ですので、来月も比率は変わっているかと思います。
ポートフォリオ業種別

続いて業種別のポートフォリオグラフについて、こちらも2月の購入で比率が変わっています。大和証券は新規業種の証券で、その他の購入銘柄は既に保有している業種の買い増しになっていますが、2月の購入金額では建設の積水ハウスと保険のMS&ADの比率が大きかったですので、その2業種の比率が増えています。
今後の相場展望
最後は今後の相場展望についてまとめていきます。直近の日経平均は去年8月の大暴落から急速に反発した9月以降のレンジ相場3万円台後半の下限を下回ってきましたが、個人的に春以降は本格的な上昇相場に入っていくと思っていますので、その理由をまとめていきます。
①好調な企業業績
1つ目の理由は好調な企業決算で先月は国内企業も決算発表が相次いでいましたが、内容は概ね好調な銘柄が多く、3月期銘柄の本決算が集中する5月には今年も増配ラッシュが期待できそうなためです。
実際、今期の上場企業配当総額は好調な企業業績や株主還元向上を背景に前期比11%増の約18兆円と4年連続過去最高となる見通しになっていますので、5月相場は空前の増配ラッシュからの株価上昇が期待できそうです。
②暫くは今の円安水準が続きそう
2つ目の理由は暫く今の円安水準が続きそうな点です。直近は日銀の利上げ観測が高まっている事もあり、少し前と比較して円高が進んでいますが、現在の水準はここ数年で見れば依然円安に振れている状況だと思います。
そんななか、トランプ大統領の就任で為替は円高、円安どちらに振れるのか見通しも分かれていましたが、現状は関税の導入に関しても慎重に進めている印象で、そこまで無茶苦茶している感じでもないですので、今後の為替も現在の150円付近から極端にどちらかに触れる可能性は低そうです。
そうなると、日経平均は輸出関連銘柄の業績に影響を受ける部分が大きいですので、株式市場にとっては追い風となります。
③GPIFの基本ポートフォリオ改定
そして、3つ目の理由がGPIFの基本ポートフォリオ改定です。GPIFとは年金積立金を運用している世界最大級の機関投資家で、その規模の大きさから「クジラ」とも呼ばれています。そんなGPIFは原則5年に1度基本ポートフォリオを改定しており、2025年度が新しい基本ポートフォリオの適用される年度となっています。
そして、現在のGPIFの基本ポートフォリオは、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券の割合が各25%となっていますが、来年度からは国内株式の比率が引き上げるとの見方も強くなっています。
仮に5%引き上げられた場合でも10兆円以上の買い需要が発生する可能性があると見られていますので、海外の投資家を含めて注目を集めているところです。そんななか、厚労省は去年12月にGPIFに対し、来年度からの運営計画で実質的な運用利回りの目標を1.7%から1.9%へ引き上げる案を提示しており、現在GPIFがそれを基に基本ポートフォリオの策定を進めています。
もちろん、実際に日本株の比率が引き上げられるかは分かりませんが、新ポートフォリオは来年度から適用されるため、3月中に発表される事は間違いなく、ちなみに5年前はコロナショックで相場全体が大きく揺れ動くなか、年度末の3月31日に発表されています。
従って、今年も同様に年度末の発表となるかもしれませんが、日本株の比率が引き上げられれば、新年度の日本市場は外国人投資家の買いも巻き込み、大きく上昇する可能性がありそうです。
今後の理想的な相場展望
今までの内容を踏まえて今後の理想的な相場展望をまとめると、3月上旬頃までは現状の雰囲気が続きそうですが、3月末にかけては権利取りの動きもあって上昇トレンドに変わっていき、年度末にGPIFが日本株のポートフォリオ比率を引き上げれば、4月以降は新年度入りに伴う資金流入に外国人投資家の買いも加わり、一気に上値を追いかけていきそうです。
そして、例年通りGW前は失速して弱含む場面も出てきそうですが、5月の本決算での増配ラッシュを受けて再び勢いを取り戻し、夏場にかけても円安が続く為替の追い風もあり、夏枯れしつつも底堅い展開を希望しています。
まとめ
今回は2月の相場や購入銘柄、保有銘柄の最新状況に加え、今後の相場展望をまとめました。2月相場も1月からの流れを引き継ぎ、弱含む日が多かったですが、月末にかけてはバフェット氏が5大総合商社を買い増す意向を表明した事もあってか、全体は売られるなかでも力強く推移している銘柄が複数ありました。
ただ、今回バフェット氏は「5大総合商社株を時間をかけて増やす可能性が高い」と表明しただけですので、実際にどの程度の実需買い影響があるのか不透明な点も多いです。
従って、個人的には今回のバフェット氏による影響は、買い増し宣言よりも「5大総合商社は適切な時期に配当を引き上げ、妥当と判断される時期に自社株買いをしている」と商社株の株主還元姿勢を高く評価してくれた事の方に価値があると思っています。
何故なら、現在の日本企業には商社株に引けを取らないくらい株主還元力が向上している銘柄がたくさんありますので、今回のバフェット氏の手紙は他の外国人投資家も含め、日本株全体への注目を集めるきっかけになりそうな印象です。
以上の点も含め、個人的には今後の相場を強気で見ており、3月権利取りまでは、引き続き優良高配当株が売られる場面を積極的に狙っていくつもりです。実際、途中でもお伝えした様に2月は合計7銘柄、約138万円の高配当株を購入していますが、今月も80万円前後の高配当株を購入する予定です。
そんな実際の売買報告は今月もメンバー限定の動画で購入日にお伝えしていきますし、メンバー限定の動画は490円/月のサイドFIREプランで全て視聴できますので、興味のある方は是非メンバーシップも宜しくお願いします。
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