【おすすめ本シリーズ④】高校入試【湊かなえ】

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おすすめ本

今回のおすすめ本は高校入試です。

2012年にテレビドラマ化されている作品ですが、湊かなえにとって今作がドラマ初脚本でした。

ドラマ放送の翌年にドラマの脚本をもとに小説化されたという珍しいケースです。

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小説の紹介

  • タイトル 高校入試 2013年
  • 作者   湊 かなえ
  • ジャンル ミステリー

あらすじ

地元で有名な進学校「県立橘第一高校」の入試前日、教室の黒板に「入試をぶっつぶす」と書かれた貼り紙が見つかる。

入試妨害を予告するたちの悪いいたずらの為、教師達には厳重に注意する様に通達がでる。

しかし入試当日には試験問題のネット流失やいるはずの無い在校生の影、そして最後の受験科目である英語の試験中には受験性の携帯電話が鳴ってしまう等問題が次々と発生する。

さらに試験終了後には白紙の答案用紙や回収した答案用紙の紛失も発覚する。

それらに関与した受験生やその保護者、また教師の中にも怪しい人物が次々と浮上してくるなかで、学校内はどんどん混乱を増していく。

その混乱していく様子までもがリアルタイムにネットで投稿されていくなかで、最終的に明らかになる首謀者とその目的とは・・・

おすすめポイント

「高校入試」は入試前日から当日夜までをメインで描いた小説です。

入試というテーマをミステリーにするところが湊かなえの凄さでしょうか。

入試妨害の目的が不明なまま、教師、生徒、受験生、保護者全員が怪しく見えてくる展開は必見です。

まとめ

「高校入試」はドラマの脚本をもとに小説が描かれるという珍しい作品です。

しかし、その分忠実にドラマの内容が小説になっているという感じです。

個人的にもドラマを先に見ていましたので、小説を読むことで実際の場面が思い浮かぶ事が多々ありました。

小説と同時にドラマもおすすめの作品です。

FODプレミアムでは「高校入試」のドラマが視聴可能です。

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