【おすすめ本シリーズ①】隠蔽捜査【今野敏】

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おすすめ本

このシリーズは、私のおすすめ本の紹介です。

今回が初めてになりますので、簡単に私の読書遍歴を紹介します。

小さい頃から本を読む事が好きでしたが、ここ10年位は年間60冊位の本を
読んでいます。

主に読むジャンルは、8割方ミステリーやサスペンス物です。

今まで私が読んだ本の中で、特に面白かった本を紹介出来ればと考えています。

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小説の紹介

  • タイトル  隠蔽捜査 2005年
  • 作者    今野 敏
  • ジャンル  警察小説

あらすじ

警察庁長官官房総務課長の竜崎伸也は、東大出身のキャリア官僚。

同期で刑事部長の伊丹とは、小学校が同じという腐れ縁。しかし、キャリアの
中でも変人扱いされる程、個性的な性格の竜崎と親分肌で人当たりの良い伊丹は
両極端の性格。

そんな折、発生した連続殺人事件に2人は協力して捜査を進めていくが、その過
程で2人は衝撃の真相に辿りつく。

組織を守る為に隠蔽を図ろうとする上層部、その上層部からの命令に困惑する
伊丹、どんな時もまっすぐ信念を貫こうとする竜崎、混迷していく捜査本部が
最後に出した結論は・・・

おすすめポイント

まず何と言ってもこの小説のポイントは竜崎のキャラクターです。バリバリの
キャリアで常に原理原則を遵守する姿勢は、融通のきかない頭の固いキャリア像
に最初は見えます。

しかし、読み進めていくうちに竜崎が常にその時点で1番良い方法をルールと
信念に則り突き進んでいる姿勢に気付かされます。そこには、忖度や妥協は一切
ありません。

場合によっては、上司や他の部署との軋轢も恐れずに、物事を進める姿に徐々に
惹かれていきます。

また、そんな竜崎の一貫した姿勢に、最初は対立していたキャリア官僚達も
徐々に態度を改めていきます。

そもそもキャリアが主人公という警察小説自体があまり記憶にないかなと。
大体は、現場の刑事とキャリア官僚が対立しながら捜査を進めていく物語が
多いと思います。

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」的なのですね。

また、捜査を進める過程で竜崎は長男の犯罪行為を知ってしまいます。

公私にわたり難題を抱える竜崎が最終的に出す結論にも注目です。

まとめ

隠蔽捜査シリーズは、現在第8シリーズまで発売されています。

第2子シリーズ以降、竜崎の立場は変わりますが、キャラクターはそのまま
どころか更にパワーを増していきますので非常に注目のシリーズです。

U-NEXTでは、隠蔽捜査シリーズがポイントを使用して電子書籍で読む事も可能です。

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