【増配連発で配当利回り5.7%へ急上昇!!】2024年5月末時点の保有銘柄・配当最新情報

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資産状況推移

5月相場も昨日で終了し、来週からは名実ともに6月相場入りとなります。5月相場は日経平均こそ3万8000円から4万円手前の水準で膠着感がありましたが、個別銘柄は3月期銘柄の本決算を中心に決算発表がピークを迎えた事で大きく上下する展開となりました。

という事で今回は、そんな5月の購入銘柄や決算発表を受けて保有銘柄がどの様に動いたのかに加え、6月相場の展望をまとめていきます。

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5月相場の振り返り

まずは5月相場から振り返っていきますが、月初はGWの谷間という事で値動きが小さいスタートとなったなか、GW明けの日経平均は連休中のNY市場が堅調だった事で大きく上昇しましたが、その後は半導体銘柄を中心に売られるなど一進一退の動きが続きました。

中旬にかけては本格化する決算発表を受け個別銘柄が上下するなか、全体はアメリカのCPI発表が控えていた事で動きづらい展開となりました。

その後、アメリカのCPIは市場予想を若干下回り、インフレ鈍化からの利下げ期待が高まった事でNYダウが上昇し、日経平均も大きく上昇しましたが、利益確定の売りに押され上値が重たくなる場面も目立ちました。

月末になると日本株の決算発表がほぼ出揃ったなか、注目度の高いエヌビディアの決算が市場予想を上回った事で日本株も半導体銘柄を中心に上昇しましたが、日米ともに金利が上昇した事で売られる場面もあり、全体的に停滞感が強い5月相場となりました。

5月の購入銘柄

そんな5月に購入した銘柄ですが、以前の記事でお伝えしていた様に、こちらの7銘柄を購入候補にしていたなか、5月は1銘柄の購入に終わっており、5月唯一の購入銘柄はREITのトーセイ・リートです。

5月の購入候補7銘柄(2024年5月2日時点)

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
ミラースHD88974806.20.93245.0031.1
アルトナー2163217519.65.41803.6872.1
アイティメディア2148185723.13.671005.39124.2
ソフトバンク9434189819.53.87864.5387.5
SOMPOHD863031009.51.201003.2330.5
積水ハウス1928366711.71.351253.4139.9
トーセイ・リート345114210020.01.3073105.14

トーセイ・リートは既に1株保有していますが、分配金推移が高水準で安定しているなか、直近の基準価格も権利落ちで下落した事で利回りが5%を超えていましたのでGW明けに買い増しています。

REIT銘柄は新規物件の取得費用を金融機関からの借入で対応する部分も多く、ここ数年は今後の金利先高観から売られ続ける銘柄が多かったです。そんななか、今年春にマイナス金利が解除された後は材料出尽くしとなった反動もあってか上昇する銘柄も多かったですが、直近は再び今後の利上げを警戒して弱含む銘柄が増えています。

ただ、国内の政策金利が外国の様に今後4%、5%と上昇する可能性は低いと思いますし、既にかなり売られているREIT銘柄も多いですので、個人的に今後はREIT銘柄の保有比率を高めようかと思っています。

今年のこれまでの購入銘柄

という事で、その後は決算発表を受けて株価が大きく上下する動きに付いていけず新規購入ができませんでしたので、ここからは今年これまでに購入した銘柄を振り返っていきます。

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
ジャックス858451151005115001月4日
カナディアンソーラ928411470022294001月10日
宮地エンジニア34313468.51003468501月26日
INPEX160520251002025002月1日
リコーリース856650801005080002月14日
イエローハット988219471001947002月28日
住友倉庫930325351002535003月6日
ジャパンインフラ92878399021679803月12日
エクシオグループ19511614.51001614503月28日
キリンHD250320801002080004月3日
いすゞ自動車720220251002025004月10日
武田薬品450240651004065004月19日
トーセイリート345114136011413605月9日
合計   3534240 

5月の購入はトーセイ・リートの1銘柄、14万円の購入と今年最少の購入銘柄数、金額に終わっていますが、今年これまでに購入した銘柄は合計13銘柄、金額は353万円となっています。

私は今年の購入上限を夫婦2人分の成長投資枠上限480万円としていますので残りは約127万円と、そろそろ残りのNISA枠も気になる水準ですが、まだまだ6月以降も優良高配当株の株価が安いところを積極的に狙っていくつもりです。

リアルタイムの購入報告(YouTubeメンバー限定動画)

また、私は今年からYouTubeのメンバーシップも始めており、こちらのサムネイルは実際に5月に投稿したメンバー限定動画の一部です。

メンバー限定の動画では私が購入した銘柄を購入日のうちにメンバー限定の動画でお知らせしていましたが、5月からは更に内容をパワーアップし、今後の購入候補銘柄も一足先に公開しています。実際、昨日投稿したメンバー限定の動画では6月に必ず購入しようと考えている銘柄の詳細な情報や購入理由を投稿しています。

その他にも相場に大きな動きがあった時や大きなイベントを通過した時などに加え、購入銘柄がない場合でも直近相場の振り返りや来週狙う銘柄の情報なども投稿していますので、最低でも週に1本~2本はメンバー限定動画を投稿しています。

そんなメンバー限定動画は490円/月のサイドFIREプランで全て視聴できますので、興味のある方は是非下記リンクからご加入ください。

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保有銘柄情報(2024年5月31日時点)

それではここからは、本決算発表が相次いだ5月相場で保有銘柄がどの様に動いたのか、2024年5月31日時点の最新情報をまとめていきます。

銘柄コード平均購入単価保有
株数
現在
株価
評価
損益
権利確定配当(累計)評価損益
(配当込)
予定
配当
利回り(買値)利回り(現値)
ニッスイ1332545.7500881.616795017000184950120004.402.72
大和ハウス19252937.5100417512375021300145050145004.943.47
エクシオG19511614.51001614-500-5062003.843.84
キリンHD25031987.32002175375401340050940142003.573.26
JT29142192.5200445245190090400542300388008.854.36
宮地エンジニア34313468.5100455510865010700119350195005.624.28
トーセイリート34511268702135700176602504042700146205.765.39
KDX不動産89721593451151500-7845314452360076004.775.02
ヘルスケア34551529001128400-245003235-2126564104.194.99
マリモリート34701311001128500-2600145161191672095.505.61
ザイマックス34881227201119700-3020131761015663045.145.27
いちごリート89756976528200024470337625823296986.955.91
武田薬品45024065100417310800010800196004.824.70
ENEOS5020437.55800810.429828046200344480176005.032.71
INPEX160520251002423.53985003985076003.753.14
AREHD5857192010020591390045001840080004.173.89
いすゞ自動車72021882.25200209742950860022650184004.894.39
ホンダ72671065.8300176921095026400237350204006.383.84
SPK74661524.910022206951074007691060003.932.70
伊藤忠80013698100741037120030000401200200005.412.70
丸紅80021937.91003060112210850012071090004.642.94
三井物産80312387.5100797055825041500599750200008.382.51
稲畑産業80982263100334510820023500131700125005.523.74
伊藤忠エネクス81331063.420015389492018400113320112005.273.64
イエローハット98821950.4200208426720990036620140003.593.36
三菱UFJ8306495.97001658813490768008902903500010.083.02
三井住友FG83163115.330010290215241024450023969109900010.593.21
アルヒ71981034.7100847-187709500-927040003.874.72
みずほリース8425693500106318500027400212400200005.773.76
リコーリース85664460200507012200043500165500330003.703.25
オリックス85911428.5200341939810062560460660197206.902.88
三菱HC8593593.84001040.517870028000206700160006.743.84
イオンFS85701254.31001319647053001177053004.234.02
ジャックス858451151004860-2550012000-13500210004.114.32
東京海上HD87662604.9100542928241017300299710159006.102.93
センコーHD9069939.9200113438820127005152084004.473.70
いちごインフラ928262700375600387003588674586121956.485.38
カナディアン92841186003110700-2370022450-1250226506.376.82
東京インフラ928596800185300-1150018201670160246.227.06
エネクス928691600380900-321006300030900180006.557.42
ジャパン928787826.7381200-19880268156935180456.857.41
住友倉庫930325351002545100050506050101003.983.97
スカパーJSAT9412410.6200916101080820010928044005.362.40
NTT9432166.5800154.3-97604080-568041603.123.37
KDDI94333080.5200433725130086500337800290004.713.34
ソフトバンク94341374.48001887.5410470223600634070688006.264.56
ヤマダHD9831397.5500440.421450245004595065003.272.95
あさひ3333125210014241720022501945050003.993.51
VYMVYM83.4215118.081462652391517018062004.712.23
合計    7979630162207196017018297355.703.70

水産・農林

最初の銘柄は水産会社のニッスイですが、決算後の株価は900円前後で弱含みました。業績は前期が過去最高益で今期も増益見込みと好調でしたが、今期配当を据え置きで発表した点を嫌気されている印象です。ただ、最近の配当推移を考慮すると今後増配が発表される可能性は十分ありそうです。

建築

大和ハウスも決算後は4000円前後まで売られてしまいました。今期業績を2割程度の減益見込みで発表した点が影響しているかと思いますが配当は増配見込みですので、今後の巻き返しに期待したいです。

エクシオグループは謎の動きで、決算翌日の株価は100円以上上昇する場面がありましたが、その後はあっさりと1600円前後の水準まで売られました。決算自体は前期の最終着地こそ減益となりましたが今期は増益見込みで配当も増配予測になっていますので、何故あれほど上昇したのかは分かりませんが、良い決算だったと思います。

食品

キリンHDは12月決算ですので5月に第1四半期決算を発表していますが、順調な内容でした。株価は2000円台前半で停滞となりましたが、今後に期待できそうです。

JTも5月に発表した第1四半期決算は順調な内容で、株価も4500円付近までじわじわ上昇しました。引き続き円安は続いており、第2四半期以降の上方修正も示唆していますので引き続き楽しみな銘柄です。

金属

宮地エンジニアリングは、決算で前期配当の12円増額と今期配当の3円増配を発表した事で株価も4500円付近まで急上昇しています。今期業績も過去最高益の見込みにしていますので、今後の更なる上方修正も期待できそうです。

REIT

REITについては合計6銘柄の保有となっているなか、先ほどお伝えした様にトーセイ・リートを1株買い増しています。REIT全体の動きとして、直近は再び国内金利の利上げ懸念が高まっている事で低迷している状況です。

医薬品

武田薬品工業の決算は今期も大きく減益見込みとなりましたが、配当は8円の増配で発表しており、また13日に認知症治療薬候補でライセンス契約を結んだと発表した影響もあり、株価は底堅く推移しました。

石油元売り

石油元売りのENEOSとINPEXは強い動きで、特に大規模自社株買いを発表したENEOSは800円を超える水準まで急上昇しました。

非鉄金属

AREホールディングスは先月末に本決算を発表しており、5月は2000円前後で停滞が続いています。

輸送用機器

いすゞ自動車とホンダの自動車メーカーは、それぞれ大幅増配を発表していますが、今期業績を減益見込みで発表している影響もあってか株価はそれほど上昇しませんでした。

卸売り

SPKも今期配当は一気に10円の大幅増配で発表した事で決算後の株価は上昇し、月末にかけては2000円前後まで反落しましたが、昨日新中期経営計画を発表した事で再度上昇しています。

総合商社の伊藤忠、丸紅、三井物産もそれぞれ大幅増配を発表し、今期業績は三井物産のみ減益予測になっていますが、同時に株式の3分割を発表している事で3銘柄とも株価は上昇しています。さすがに新規購入が難しい水準になってきていますが、売る気が全くおきないほど強い動きです。

稲畑産業も今期業績は減益見込みで発表していますが、配当は増配で累進配当の継続も発表されましたので株価は底堅く推移しました。

伊藤忠エネクスも決算内容は順調でしたが、株価は1500円台で停滞が続きました。

イエローハットの決算は前期最終着地こそ減益となりましたが、今期は増益で配当も4円の増配見込みと順調な内容でしたので、株価も2000円を超える水準で底堅く推移しています。

金融

そして、今回の決算で1番衝撃的だったのは三菱UFJFGと三井住友FGのメガバンクだったかと思います。それぞれ業績は前期の最終着地も今期見込みも過去最高益で発表しているなか、配当も過去最高の引き上げ幅となっています。特に三井住友FGは一気に60円の大幅増配だった事に加え、株式の3分割も発表しており、株価も1万円の大台を超えましたので、控えめに言って物凄い事になっています。

その他金融

アルヒは4月に業績の下方修正を発表していた事で5月の本決算も特段のサプライズはなく、株価も800円台で停滞が続きました。

保有しているリース4銘柄も業績は概ね順調に推移しているなか、さすがの株主還元力で4銘柄とも今期配当を増配見込みで発表しています。ただ、ある程度想定通りの決算だった事もあってか株価はそれほど反応していませんので、意外と狙い目かもしれません。

イオンFSは4月に本決算発表が済んでおり、5月は1300円前後で完全に停滞の動きとなりました。

ジャックスは本決算後の株価が急落し、5000円を割れる水準まで下落しています。株価下落の要因は決算で、前期は過去最高益の最終着地と創業70周年の記念配当10円の実施が発表されましたが、今期は減益と記念配当の影響で10円の減配予測となった点が嫌気された印象です。

保険

保険株の東京海上HDは引き続き強い動きとなり、5500円付近まで上昇しました。本決算は今期も2割以上の増益見込みに配当も36円の大幅増配と凄まじい内容でしたので、今後も期待したいです。

陸運

センコーグループHDの本決算は過去最高益の最終着地に増益、増配予測と文句のない内容で、決算後の株価は1200円台まで一瞬上がりました。その後は1100円台での動きとなっており、派手さは無いですが、センコーグループはこれで良いのです。

インフラファンド

インフラファンドは現在上場している5銘柄全てを保有していますが、5月はREIT同様に今後の利上げ懸念が高まった影響で上値が重たくなっている印象です。

倉庫

住友倉庫は、じわじわ売られる5月となりました。今期業績はほぼ横ばいで配当も据え置きだったので他の銘柄と比較すると見劣りするところはありますが、決して悪い内容では無いので安心して保有できます。

情報・通信

スカパーJSATは4月末に本決算を発表済で内容は順調でしたが、今年は既に株価がかなり上昇していましたので5月もずるずる売られる展開となりました。

通信株も引き続き冴えない展開となり、特にNTTは今期業績を減益見込みで発表した事もあり大きく値を下げました。さすがに、そろそろ通信株全体で反発しそうな水準ですが、どうなるのか6月以降の値動きに注目です。

小売り

ヤマダHDは4月に業績の下方修正を発表していましたので、5月の本決算でのサプライズはなく、株価も400円台で停滞が続きました。

自転車専門店のあさひは月末にかけてはじわじわ値を下げましたが、最後に1400円付近まで反発しています。特別な材料は無かったかと思いますが、業績や配当は順調に推移していますので引き続き期待したいです。

米国ETF

VYMはNYダウと連動して120ドル付近で推移しており、また為替も155円を超える水準まで円安が進んだ事で円換算での評価額も増えています。

保有銘柄データ

保有銘柄の情報をまとめています。

現在の投資銘柄数は49で、投資金額は約1455万円です。

配当予定額は年間83万円ですので、配当利回りは約5.7%となっています。

現時点の含み益は約798万円で権利が確定している累計配当の合計が162万円のため、配当まで含めた合計の含み益は約960万円です。

1ヶ月前のトータル含み益は約882万円でしたので、この1ヶ月で78万円くらい含み益が増えています。5月末時点の日経平均は4月末と比較してほぼ変わっていませんが、保有株は好調な決算を受けて堅調に推移する銘柄が多く、特に総合商社や三井住友FGが大きく上昇した事で含み益も増えています。

また、5月の購入銘柄はトーセイ・リートの1銘柄だけでしたが、増配発表が相次いだ事で年間配当は前月比で6万円以上増えており、配当利回りも4月末時点では5.3%でしたので0.4%も上昇しています。

以上の様に、保有しているだけで配当が増える増配は本当に有難い限りですので、ここからは今回の決算で保有銘柄の配当がどの様に増えたのかを詳細に見ていきます。

保有銘柄の増配状況

という事で、こちらの表に今回の決算で保有銘柄の配当がどの様に変化したかまとめていますが、この表の見方としては、左から銘柄名、コード番号、保有株数となっており、その次が前期配当の従来予想額、次が今回の決算で確定した前期配当、次が今期の予測配当の順番になっています。そして、1番右の項目が前期配当の従来予想から今期予測がいくら増えたのかについて、保有株数をかけて実際に増える受け取り配当金の金額を計算しています。

銘柄コード保有株数前期配当
(従来予想)
前期配当(確定)今期配当(予測)従来予想からの
増配額
ニッスイ13325002424240
大和ハウス1925100140143145500
エクシオ1951100606062200
宮地34311001801921951500
武田薬品4502100188188196800
ENEOS50207002222220
AREHD5857100909080-1000
いすゞ自動車72022008692921200
ホンダ72673005868683000
SPK74661005050601000
伊藤忠80011001601602004000
丸紅8002100838590700
三井物産80311001701702003000
稲畑産業8098100120120125500
伊藤忠エネクス8133200525456800
三菱UFJ83067004141506300
三井住友FG831630027027033018000
アルヒ71981004040400
みずほリース842550034.438.4402800
リコーリース85662001501501653000
オリックス85912009498.698.6920
三菱HC85934003737401200
ジャックス85841002102202100
東京海上HD87661001211231593800
センコーHD9069200383842800
住友倉庫93031001011011010
スカパーJSAT9412200202122400
NTT943280055.15.2160
KDDI94332001401401451000
ソフトバンク94348008686860
ヤマダHD98315001313130
イエローハット9882200666670800
合計     55380円

つまり、1番右下の5万5380円は従来の配当予想から今回の決算で発表された増配によって、純粋に増える受け取り配当金の合計になります。具体的な中身について、保有株は今回の決算で32銘柄が本決算を発表していますが、前期配当の増額も含め、今回の決算で配当が増えた銘柄が24、据え置きだったのは7銘柄、減配はAREホールディングスの1銘柄だけで、増配確率は脅威の75%となっています。

増配金額が大きかったのは、大増配を発表した三井住友FGが断トツトップの1万8000円、第2位が三菱UFJFGで6300円とトップ2銘柄はメガバンクで、第3位は伊藤忠の4000円となっています。

また、オリックスは前期配当の増額のみで、今期は現状据え置きの見込みにしていますが、新たな配当方針のもと、今期は今後の業績次第で現状から30円以上増配の可能性もありますし、ENEOSも配当は据え置きでしたが、異次元の自社株買いを発表しています。

この様に、増配以外でも株主還元力を示している銘柄もありますし、今後の増配に期待できそうな銘柄も多いですので、引き続き日本株の将来は明るく思える今回の本決算だったかと思います。

ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになりますが、3月の新規購入はトーセイ・リート1銘柄のみだったため、先月と比較して大きく変わっていないです。

ポートフォリオ業種別

続いて業種別のポートフォリオグラフになりますが、こちらもトーセイ・リートの購入でREITの比率が上がっている点が先月との変更点です。また、先ほどもお伝えしましたがREITの比率は今後もう少し増やしていこうと考えています。

トラリピの運用状況

今月は私が今年2月から新たに運用を開始したFXの自動売買『トラリピ』の運用状況も報告します。私は現在オーストラリアドルとニュージーランドドルの通貨ペアを証拠金30万円で運用しており、2月から4月の確定利益は合計3833円となっています。

確定利益(円)評価損益合計収支
2月2610 
3月370 
4月853 
5月3460-4730 
合計7293-47302563

そして、5月は3460円の確定利益がありますが、現在保有しているポジションの評価損が合計4730円ですので累計の収支は2563円のプラスとなっています。

まだまだ金額としては小さいですが、トラリピはこの様に小さな利益をコツコツ積み立てていける点で高配当株投資と似ている部分もありますので、個人的には今後も運用を続けていく予定です。

そんなトラリピの詳細な仕組みについては別記事で解説していますので、興味のある方は下記リンクをご覧ください。

6月の相場展望 

最後に6月の相場展望をまとめていきますが、直近の大きなイベントだった決算シーズンを通過した事や夏枯れ相場を前に引き続き停滞感が強くなりそうな印象です。特にアメリカのインフレ再燃からの利下げ観測後退や国内金利の上昇に絡んだ為替動向にも警戒が必要です。

そんななか、毎年恒例ではありますが、6月末には年金のリバランス売りや7月上旬には7月に決算を迎えるETFの運用会社が分配金用の換金売りを出す事で需給悪化懸念が高まります。

という事で、アノマリー的にも6月から9月にかけて相場は弱含む傾向が強い事や今年のこれまでの上昇ペースに加え、5月の停滞を見ていると日経平均も暫くは膠着感が強くなりそうです。

ただ、5月の日経平均が停滞した1つの要因は今期業績を減益見込みで発表した銘柄が多かった事も影響している印象ですが、詳しく決算を見ていると為替レートや商品市況をかなり保守的に予測している銘柄も多かったですので、今後の上方修正にも十分期待できそうな状況です。

以上の点を踏まえると、夏場にかけて相場は停滞が続くかもしれませんが、長い目で見れば購入チャンスとなりそうですので、引き続き優良高配当株の株価が安い場面を積極的に狙っていきたいです。

まとめ

今回は5月の決算シーズンを受けて保有銘柄がどの様に動いたのかや今後の相場展望をまとめました。

先程お伝えした様に、相場全体はここから停滞するかもしれませんが、個人的には6月以降も積極的に狙っていきます。

そんな6月相場では私が必ず購入しようと思っている銘柄があり、具体的な銘柄情報や購入理由は昨日YouTubeのメンバー限定動画で公開していますので、興味のある方は是非下記リンクからメンバーシップへご加入ください。

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