今年もいよいよ残り4日となりましたので、色々あった2024年も間もなく終了する事になります。今年の相場は年明けから春頃までは異常に強い動きが続き、その後は停滞する時期や乱高下する場面もありましたが、日経平均は6000円近く上昇していますので、今年の相場は強かったと振り返る事ができるかと思います。
という事で今回は、そんな2024年の相場や個人的な購入銘柄を振り返りつつ、最後の部分では今年購入した23銘柄の中から、買って正解だった思っている3つの高配当株をランキング形式でまとめていきます。
1月~2月相場の振り返り
まずは1月、2月相場から振り返っていきますが、年明けの相場は元日に石川県で地震が発生した事や年末年始にNYダウが下落していた影響もあり、大発会では日経平均の下げ幅が一時700円を超える場面があるほど波乱含みのスタートとなりました。
しかし、その後は外国人投資家による買いや為替が円安に振れた事で値を上げる銘柄も多く、日経平均も連日でバブル崩壊後の高値を更新するほど力強い1月となりました。
そして、2月に入ってからも堅調なNY市場や継続している外国人買いを背景に日経平均も大きく上昇する展開が続きました。そんななか、下旬に入ると上昇ペースの早さから上値が重たくなる場面も増えましたが、大きく崩れる事はなく底堅い展開が続いていたなか、22日(木)の取引開始前に発表されたエヌビディアの決算が予想を上回った事で半導体銘柄が大きく値を上げ、日経平均も遂に史上最高値を更新しました。
1月~2月の購入銘柄
そんな1月、2月相場で購入した銘柄は、こちらの6銘柄です。
銘柄 | コード | 購入単価 | 株数 | 購入金額 | 購入時期 |
ジャックス | 8584 | 5115 | 100 | 511500 | 1月4日 |
カナディアンソーラ | 9284 | 114700 | 2 | 229400 | 1月10日 |
宮地エンジニア | 3431 | 1734.2 | 200 | 346840 | 1月26日 |
INPEX | 1605 | 2025 | 100 | 202500 | 2月1日 |
リコーリース | 8566 | 5080 | 100 | 508000 | 2月14日 |
イエローハット | 9882 | 1947 | 100 | 194700 | 2月28日 |
私は新NISA元年となる今年の大発会では何らかの銘柄を購入しようと決めており、1月4日寄り付き後すぐにジャックスを購入しています。購入後の株価は順調に上昇していましたが、今期予測が減益、減配見込みとなった事で現状は含み損の状況となっていますが、来年は巻き返してくれると信じています。
その後は日経平均も強い動きが続いたため、購入候補銘柄も値を上げる展開が続きましたが、他の銘柄と比較してそこまで上昇していなかったインフラファンドのカナディアンソーラーを2株購入し、下旬に宮地エンジニアリングを購入しています。
2月に入ってからも強い相場が続き、本当はもう少し株価が下がるタイミングを待ちたい気持ちもあったのですが、当時はなかなか待っていても株価が下がってこなかったため、まずINPEXを購入し、その後は他の高配当株と比較して株価の停滞が目立っていたリコーリースを購入しています。この頃の相場は業績や配当が順調に推移しているなか、株価の停滞が続く銘柄でも突如大きく上昇するケースが目立ってきており、月末に購入したイエローハットも業績推移などと比較して株価が停滞していた事と株主優待目当てで買い増しています。
3月~4月相場の振り返り
続いては3月、4月相場の振り返りについて、2月に史上最高値を更新した勢いのまま月初の4日には、あっさりと4万円の大台も超える順調なスタートとなりましたが、中旬にかけては上昇ペースの早さやNYダウの下落に加え、3月の日銀会合でマイナス金利解除を決定するとの見方が強まった影響もあり値を下げる展開が増えていきました。
その後、実際にマイナス金利解除となりましたが、想定とは逆に為替が円安に進んだ事で下旬にかけては強い動きが続き、結果として3月末の日経平均は4万369円と年明けからの3ヶ月で7000円近く上昇する強い相場となりました。
しかし、4月に入るとアメリカで強い経済指標の発表が続き、利下げ観測が後退した事で日米ともに弱い動きとなった事や緊迫化する中東情勢の影響に加え、春先までの強かった相場の反動もあり売られる展開となりました。
そして、月末にかけては好調な企業決算を受けて上昇したNY市場や緊迫度が後退した中東情勢の影響で上昇する場面もありましたが、3月までと比較すると上値は重たくなっていった印象です。
3月~4月の購入銘柄
そんな3月、4月相場で購入したのは、こちらの6銘柄です。
銘柄 | コード | 購入単価 | 株数 | 購入金額 | 購入時期 |
住友倉庫 | 9303 | 2535 | 100 | 253500 | 3月6日 |
ジャパンインフラ | 9287 | 83990 | 2 | 167980 | 3月12日 |
エクシオグループ | 1951 | 1614.5 | 100 | 161450 | 3月28日 |
キリンHD | 2503 | 2080 | 100 | 208000 | 4月3日 |
いすゞ自動車 | 7202 | 2025 | 100 | 202500 | 4月10日 |
武田薬品 | 4502 | 4065 | 100 | 406500 | 4月19日 |
3月最初に購入した銘柄は住友倉庫で、3月上旬の株価も全体は強かったですが住友倉庫の株価は下落が続き、配当利回りが4%付近まで上昇していましたので3月最初の購入銘柄に選んでいます。次に購入した銘柄がインフラファンドのジャパンインフラファンドで3月中旬に2株購入しています。インフラファンドの基準価格はジャパンインフラファンドに限らず、最近も下落が止まりませんが、来年はさすがに反発して欲しいところです。
そして、エクシオグループは3月の権利落ち日に購入しています。今年の権利落ち日は日経平均も配当落ち分以上に大きく値を下げていたなか、エクシオグループは今回株式分割の権利も落ち、権利落ち日の株価も配当落ち分の30円以上値を下げていましたので購入しています。
続いて、新年度最初に購入した銘柄はキリンHDで、最近の業績や配当は順調に推移しているなか、株価は低迷が続いていましたので購入銘柄に選び、4月中旬には権利落ち後に期末の配当43円以上に値を下げていたいすゞ自動車を購入しています。
そして、4月最後に購入した銘柄が武田薬品です。武田薬品については数年前から購入候補にしていたなか、業績のブレが激しい事や現在の配当性向が高い事に加え、特許切れ製品による今後の業績への不安もあり、なかなか購入の決断ができませんでしたが、30年以上減配していない配当推移や前期から導入した累進配当などを信じて購入しています。
5月~6月相場の振り返り
続いては5月、6月相場の振り返りですが、5月はGW中のNY市場が堅調だった事で大きく上昇するスタートとなりましたが、その後は半導体銘柄を中心に売られるなど一進一退の動きが続きました。
そして、中旬にかけては本格化する決算発表を受け個別銘柄が上下する展開となるなか、株主還元強化の方針から増配や自社株買いを発表する銘柄も多かったですが、今期予測を保守的に予想している銘柄が多かった事もあってか、6月にかけても3万円台後半で停滞感の強い動きとなりました。
5月~6月の購入銘柄
そんな5月、6月の購入銘柄は、こちらの3銘柄です。
銘柄 | コード | 購入単価 | 株数 | 購入金額 | 購入時期 |
トーセイリート | 3451 | 141360 | 1 | 141360 | 5月9日 |
いちごオフィスリート | 8975 | 81060 | 2 | 162120 | 6月6日 |
日本空調サービス | 4658 | 1097 | 200 | 219400 | 6月19日 |
4月まで比べると購入ペースが落ちてしまいましたが、5月に唯一購入した銘柄はREITのトーセイ・リートです。REIT銘柄は新規物件の取得費用を金融機関からの借入で対応する部分も多く、ここ数年は今後の金利上昇懸念から売られ続けている状況です。実際、トーセイ・リートも5月の買い値から現状2万円くらい下げていますが、分配金は高水準で安定していますので、新NISAで永久に保有していくつもりです。
そして、徐々に膠着感の強い相場となっていった6月に購入した銘柄ですが、同じくREITのいちごオフィスリートです。いちごオフィスリートについては、保有物件の売却により今年10月の分配金増額を発表した事もあって利回りも5%後半まで上昇していましたので、既に2株保有していましたが更に2株買い増しています。
そして、6月最後に購入した銘柄が日本空調サービスです。日本空調サービスは以前から購入候補にしていましたが、なかなか購入できないうちに株価はどんどん上がっていきました。そんななか、中期5ヵ年計画で2029年3月期までの配当は現行の年間40円を下限と設定してくれましたので、株価は少し前と比較して結構上がってしまいましたが200株購入しています。
7月~8月相場の振り返り
続いては激動の7月、8月相場の振り返りですが、7月は利下げ観測が高まり上昇したNY市場や外国人買いの影響で力強い動きが戻り、日経平均は史上最高値となる4万2000円の大台をあっさりクリアし、結果としては11日(木)につけた4万2426円が今年の高値になりました。
しかし、中旬にかけては急激に上昇していた反動やアメリカのCPIが予想を下回った事に加え、市場介入が疑われるほど為替も一気に円高に進んだ事で大きく売られ、下旬に入っても日米ともに下落が止まらず、日経平均も4万円の大台を割り込む水準まで売られました。
そんななか、7月末に日銀が追加利上げを決定した事を受けて円高が進み、8月相場も月初から日経平均は大きく下げる展開となり、5日(月)には過去最大の下げ幅となる4451円安を記録しました。
ちなみに8月最初の3営業日で日経平均は合計7600円近く下げており、ここまで大きく売られた要因は、信用取引やデイトレーダーの投げ売りに加え、機関投資家、外国人投資家の売り仕掛けなどが重なり、最終的にはパニック的な状況になりました。
その後は急激に下げていた反動から反発の動きが続き、日経平均も中旬にかけては3万8000円台を回復しましたが、月末にかけてはジャクソンホール会議でアメリカの9月利下げが確実視された事で再び円高が進んだ事や戻り待ち売りの影響などもあり、3万8000円付近で膠着感の強い動きが続きました。
結果としては8月上旬の大暴落時に日経平均は3万1156円まで下げており、一瞬でしたがここが今年の最安値となっています。
7月~8月の購入銘柄
そんな激動の7月、8月に購入した銘柄はこちらの3銘柄です。
銘柄 | コード | 購入単価 | 株数 | 購入金額 | 購入時期 |
東京インフラ | 9285 | 78790 | 2 | 157580 | 7月2日 |
東京センチュリー | 8439 | 1520 | 100 | 152000 | 7月19日 |
ヘルスケア | 3455 | 120100 | 1 | 120100 | 8月2日 |
7月最初に購入した銘柄はインフラファンドの東京インフラファンドです。7月相場は力強いスタートとなりましたが、インフラファンドは引き続き低迷していましたので2株購入しており、中旬以降は日経平均も下落しましたのでリース株の東京センチュリーを100株購入しています。リース株も今後の金利上昇を警戒してか、株価が低迷している銘柄が多かったですが、業績や配当推移は順調に推移していますので購入銘柄に選定しています。
そして、8月は5日(月)に史上最大の下げ幅を記録する前営業日の2日(金)にREITのヘルスケア&メディカルを購入しています。ヘルスケア&メディカルの基準価格も低迷が続いていたなか、7月末の権利落ちで更に値を下げていたところに全体の急落も加わりましたので、購入チャンスと思い1株購入しています。
結果としては翌営業日以降、更に下げてしまう訳ですが、8月2日(金)の時点でも前営業日と合わせて日経平均は3000円以上下げていましたので、ここで買わない選択肢はありませんでした。
しかし、その後は全体の乱高下に付いていけず、結果として1銘柄も購入できませんでした。この辺りの要因について、8月5日(月)の大暴落時は仕方が無かったとして、その後に最低でも追加でもう1銘柄くらいは購入したかったというのが本音ですが、反発力の早さや2番底への警戒から購入できませんでした。
今年を振り返った時に8月相場が今年最大の購入チャンスだった事は明白ですが、そのタイミングで1銘柄しか購入できなかった事は大きな反省点であり、来年以降の課題だと感じています。
9月~10月相場の振り返り
続いて9月、10月相場の振り返りですが、上旬はアメリカの景気後退を懸念して下落したNY市場や円高が進んだ為替の影響もあって7営業日続落する場面もあり、特に4日(水)は1638円安と8月の暴落以来、今年3番目となる下げ幅を記録しました。
そんななか、中旬にかけてはアメリカで0.5%の利下げが決定したにも関わらず、為替が円安に振れた事や日銀会合で植田総裁が今後の利上げについて慎重な見方を表明した事でしっかりとした動きが続いていましたが、9月末に行われた自民党総裁選で石破氏が選出され、9月最終日は1900円近く下げる石破ショックとなりました。
10月に入ると石破氏が総理就任後に「現在の金融緩和は継続する」など、市場を意識した発言を繰り返した事や日銀総裁との会談で今後の利上げについて慎重な見方を示した事で円安が進み、しっかりとした動きが続きました。
しかし、その後は10月末に行われる事になった衆議院選挙で与党の過半数割れが現実味を帯びてきた事で売られる展開となりましたが、実際に過半数割れとなった選挙後は材料出尽くしからか反発する場面もありました。
9月~10月の購入銘柄
そんな9月、10月に購入した銘柄はこちらの4銘柄です。
銘柄 | コード | 購入単価 | 株数 | 購入金額 | 購入時期 |
ミラースHD | 8897 | 503 | 200 | 100540 | 9月5日 |
三菱HCキャピタル | 8593 | 1031.5 | 100 | 103150 | 9月11日 |
産業ファンド | 3249 | 120000 | 1 | 120000 | 10月4日 |
エネクスインフラ | 9284 | 65400 | 1 | 65400 | 10月16日 |
9月最初に購入した銘柄は不動産銘柄のミラースHDです。ミラースHDは9月月初から日経平均が3営業日続落となった事で株価も下がり、配当利回りも6%付近まで上昇していましたので200株購入しました。
続いて、9月2番目に購入した銘柄がリース株の三菱HCキャピタルで、東京センチュリー同様に株価の停滞が続いており、1000円前後で完全に動きが止まっていましたので、400株保有していましたが、100株買い増しています。
そして、10月に購入した銘柄について、10月相場は石破ショックで日経平均も大きく下落するかと想定していたのですが、月初以降は思ったほど下げずに底堅く推移しましたので、上旬に産業ファンド投資法人、中旬にエネクスインフラと、日経平均とは関係なく基準価格の低迷が続くREITとインフラファンドを購入しています。
11月~12月相場の振り返り
最後に11月、12月相場の振り返りについて、11月は10月末の日銀会合で年内の追加利上げの可能性が高まったとの見方から1000円を超える大幅下落のスタートとなりましたが、その後は大統領選でトランプ氏優勢の報道が伝わると、どんどん上値を追いかける展開へと状況が変わりました。
そして、実際にトランプ氏の勝利が確定した後はNY市場が大きく上昇した事や円安が進んだ影響もあり、日経平均も上昇する場面が目立ちましたが、国内では決算発表もピークを迎えており、決算の内容によって個別銘柄は乱高下する場面がありました。
しかし、中旬にかけてはトランプラリーの反動や好調な経済指標の発表が続きアメリカの利下げ観測が後退した事でNY市場も下落が続き、国内でも年内追加利上げへの懸念から上値の重たい展開となりました。
そんな膠着感の強い状況で迎えた12月相場ですが、月初はNY市場が堅調に推移した事や配当金再投資の影響に加え、年末相場への期待も膨らんだのか、日経平均は4営業日続伸で合計1200円近く上昇するスタートになりました。
ただ、中旬にかけては日米ともに金融会合への警戒が高まり、底堅くは推移していましたが、上値は追いかけていけないという展開になりました。そんななか、FOMCの結果は予想通り0.25%の利下げでしたが、インフレ再燃への懸念から来年の利下げペース鈍化が示唆された事でNYダウは1000ドル以上下げました。
しかし、日銀会合では利上げが見送りとなり、来年以降の利上げ観測も後退した事で円安が進んだ事もあり、年末にかけては4万円の大台を回復する動きとなっています。
11月~12月の購入銘柄
そんな11月、12月の購入銘柄ですが、10月末時点で成長投資枠の残りが10万円を切っていましたので、11月に購入したNTTのみとなっています。
銘柄 | コード | 購入単価 | 株数 | 購入金額 | 購入時期 |
NTT | 9432 | 155.4 | 300 | 46620 | 11月19日 |
通信銘柄の株価は最近低迷が続いており、特にNTTは年明けからほぼ右肩下がりの状況が続いていましたが、10月頃からは大分底堅い動きになっており、そろそろ反発しても良さそうな雰囲気もありましたので、今年最後の購入銘柄に選択しています。
2024年の相場まとめ
2024年の相場をまとめると、日経平均は春頃までが異常に強く、その後は停滞する時期が続き、夏以降は大きく乱高下する場面を挟みながら、年末にかけては底堅く推移しつつも、上値は追いかけていけない展開となりました。
ただ、年明け時点の日経平均は3万3000円付近でしたので、ここ数年で比較しても今年の相場が強かった事は間違いないです。そんななか、購入のタイミングで振り返ると年明けの時点か8月の大暴落時がベストとなりますが、特に8月は全然購入できませんでしたので、来年は購入チャンスを逃さない様にしたいです。
2024年に買って正解だった3つの高配当株
それではここからは、今年の相場や23個の購入銘柄を踏まえたうえで、今年買って正解だったと思っている3つの高配当株を第3位から発表していきます。
【1951】エクシオグループ
第3位はエクシオグループで、3月の権利落ち日に100株購入しています。エクシオグループは、主にNTTグループなど通信事業者向けの電気・通信基盤構築を手掛けている電気通信工事事業者です。
通信キャリア事業はNTTグループやNCC向けに基地局から端末機器に至る通信設備の設計や施工、保守までの一元的なサービスを提供しており、その他に都市インフラやシステムソリューション事業も行っています。
今年買って正解だった理由
そんなエクシオグループを今年買って正解だった理由について、権利取り前に購入するのか、権利落ち後に購入するのかの判断は難しいところがありますが、個人的に中長期運用の高配当株投資の場合は、最初に配当をもらうまでの期間は長くなりますが、権利落ち後の株価が下がったタイミングを狙った方が良いと思っています。
もちろん、権利取り前に思わぬ急落がきた時などは絶好の購入チャンスになる場合もありますので一概には言えませんが、今回は株式分割の権利も落ちており、良いタイミングで買えたと思っています。
【9303】住友倉庫
第2位の銘柄は住友倉庫で、こちらも3月に100株購入しています。住友倉庫は倉庫物流企業で従来から業績が安定しているなか、最近の業績はコロナ特需を取込み絶好調でした。
しかし、今期の業績は海運子会社などの譲渡により大きく減益見込みとなっている状況です。
今年買って正解だった理由
そんな住友倉庫を今年買って正解だった理由ですが、購入時の3月は日経平均の上昇が続き、購入の決断に勇気が入る状況になっていました。そんななか、住友倉庫の株価は停滞が続いており、下限が設定されている配当方針や今期は一時的要因もあって減益見込みですが、本業は順調に推移している事を考慮し購入を決断しています。
結果として、株価も購入時点から少しですが上昇しており、安定した配当も受け取れていますので、派手さはないですが、購入して正解だったと思っています。
【9882】イエローハット
今年買った正解だった1位の銘柄はイエローハットで、2月末に100株購入しています。イエローハットはカー用品を専門に取り扱う量販店で、現在全国に700店舗以上展開しているため、馴染みがある人も多いかと思います。取り扱い製品はタイヤやカーナビなどに加え、車検やオイル交換などのメンテナンスも行っており、車全般に関わるサービスを手掛けています。
今年買って正解だった理由
そんなイエローハットを今年買って正解だった理由について、ここ数年の株価は停滞が続いており、過去最高益レベルが続く業績や10年以上連続増配が続いている配当と比較して出遅れている印象がありました。
そんななか、今年の株価は全体の強さと連動して年明けから少し上昇していましたが、指標面には依然割安感がありましたので購入を決断しています。結果として、現状は購入価格から700円近く上昇しており、また今年受けた車検で株主優待も使えましたので、購入して正解だったと思っています。
まとめ
今回は2024年の相場や購入銘柄を振り返りつつ、今年購入した23銘柄の中から購入して正解だったと思っている銘柄をランキング形式で発表しました。
今年の株式市場はここ数年の中でも結果としてかなり強い相場となりましたが、乱高下が激しい場面も多く、新規での購入は常に勇気が入る状況だったと思います。ただ、この様に振り返ってみると8月に全体が大きく下げた暴落局面は絶好の買い場となっており、また業績や配当が好調に推移している銘柄の株価は、いずれ上昇している印象です。
という事で、2025年も株式市場は乱高下すると思いますし、様々な事が起こるかと思いますが、優良高配当株が値を下げている場面は購入チャンスと改めて心に刻み、来年の相場に臨みたいと考えています。
今年買って正解だった3銘柄についてはYouTubeで動画版も投稿していますので、あわせてご覧くださいい。
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