リースおすすめ3銘柄(オリックス、三菱HC、リコーリース)の現状を検証

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投資関連

今回はリース業界より高配当銘柄として人気の高いオリックス、三菱HCキャピタル、リコーリース3社の現状を個別に検証していきます。

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リース業界の現状

それではまずリース業界の現状から簡単に見ていきますがリース業界全体の売上はここ数年横ばいが続いていましたが、2020年はコロナショックの影響で大きく売上を落とす企業が続出しました。

リース会社が取り扱う商品はパソコン、工作機械、不動産、航空機等様々ですが、企業の設備投資に連動してしまいますので、景気の動向に業績が左右してしまいます。

2022年3月期決算は現状各社ともコロナからの回復を目指す業績見込みになっています。

それではここからはおすすめリース3社の直近決算の内容を中心に個別に検証していきます。

オリックス

オリックスの直近決算ですが11月発表の第2四半期決算時点では、最終利益、配当予測に変更はありませんでしたが、12月17日に最終利益の上方修正と配当予想の修正を発表し、最終利益は2500億円から3100億円へ600億円増の上方修正を発表しています。

配当については現状金額は年間78円で期初予測と変更ありませんが、業績の上方修正に伴い配当性向 33%もしくは1 株当たり78 円のいずれか高い方を通期配当とすると発表しています。

業績を上方修正した要因は、会計ソフトで知られる子会社(弥生)の売却で想定を上回る利益が出た為としています。

配当推移

銘柄名オリックス
2015年36
2016年45.75
2017年52.25
2018年66
2019年76
2020年76
2021年78
2022年(会社予想)78

オリックスの2015年からの配当推移をみていきますが順調に増配傾向です。特にコロナで大きく業績を落とした2021年に配当性向を一時的に引き上げ増配したり、今年も今後の業績次第では増配の可能性を残している点は株主還元姿勢の強さを感じます。

オリックスの配当方針は、事業活動で得られた利益を主に内部留保として確保し、事業基盤の強化や成長のための投資に活用することにより株主価値の増大に努めて、同時に業績を反映した安定的かつ継続的な配当を実施するとしています。

株価データ

オリックスの株価ですが順調な業績同様、右肩上がりです。去年夏頃までは2000円の壁で跳ね返されていた感じですが、2000円を超えてからは特に上昇スピードが凄いです。

三菱HCキャピタル

三菱HCキャピタルの2022年3月期第2四半期決算は最終利益604億円(前年245億円)と大きく改善しています。

しかし、外部環境の先行きには依然として不確実性があり、航空関連における貸倒関連費用発生等の可能性を踏まえ最終利益は950億円に据え置いていますが、通期進捗率は中間決算時点で約63%となっています。

業績好調の要因は、英国における前年同期のロックダウンによる需要低迷からの回復や、積極的な営業活動により欧米を中心に海外事業が伸長した結果としています。

配当推移

銘柄名三菱HCキャピタル
2015年9.5
2016年12.3
2017年13
2018年18
2019年23.5
2020年25
2021年25.5
2022年(会社予想)26

三菱HCキャピタルの2015年からの配当推移をまとめていますが、三菱HCキャピタルは2022年3月期迄で23期連続増配と順調に増配傾向です。

三菱HCキャピタルの配当方針は自己資本の充実と配当による株主還元とのバランスを確保し、配当性向30%台を継続する方針としています。

株価データ

三菱HCキャピタルの株価はコロナショックで500円を割れる水準まで売られた後、じわじわと値を戻し、2021年3月には700円に迫る場面もありました。

その後は値を下げ現在は500円台後半での動きになっています。

リコーリース

リコーリースの2022年3月期第2四半期決算は最終利益79億円(前年60億円)と順調に推移していますが、通期最終利益(126億円)に変更は無く、通期進捗率は中間決算時で約63%です。

業績好調の要因は資産利回り改善の継続に加え、レンタル事業の伸長が主な要因としています。

配当推移

銘柄名リコーリース
2015年50
2016年55
2017年60
2018年70
2019年80
2020年90
2021年100
2022年(会社予想)115

リコーリースの2015年からの配当推移をまとめていますが、リコーリースは1996年の上場以来2021年3月期まで26期連続での実質増配を継続中です。コロナの影響も関係なく増配を続けており、特に最近は増配ペースも上がっている感じです。

リコーリースの配当方針は中長期的に安定した株主還元を基本方針とし、持続的な成長と適正な資本構成及び財務体質の強化を図りながら、着実に株主還元を進めていく方針です。また中期経営計画(2023年3月期)においては新たに配当性向30%を目標として掲げています。

株価データ

リコーリースの株価はコロナショックで2500円付近まで売られた後は、じわじわ株価を戻しています。しかしコロナ前は4000円台半ばの水準まで上がっていましたので、まだコロナ前には戻っていないレベルです。

リース3社業績推移等比較検証

ここからはリース3社の2018年からの業績推移等を比較検証していきます。

第2四半期最終利益(億円)推移

銘柄名オリックス三菱HCキャピタルリコーリース
2020年3月期第2四半期159138262
2021年3月期第2四半期93824560
2022年3月期第2四半期146660479
2020年3月期通期進捗率(%)52.654.052.5
2021年3月期通期進捗率(%)48.844.350.0
2022年3月期通期進捗率(%)47.2963.5762.6

通期最終利益(億円)推移

銘柄名オリックス三菱HCキャピタルリコーリース
2018年3月期3131636113
2019年3月期3237687119
2020年3月期3027707118
2021年3月期1923553120
2022年3月期(会社予想)3100950126

オリックスと三菱HCキャピタルは2021年にコロナショックで大きく業績を落としましたが、2022年の予測は現状コロナ前の水準からコロナ前を上回る予測になっている銘柄もあります。

また、通期最終利益を上方修正したオリックス以外は中間決算時点の進捗率が60%を超えており、今後の状況次第では業績の上方修正があるかもしれません。

配当推移比較

銘柄名オリックス三菱HCキャピタルリコーリース
2015年369.550
2016年45.7512.355
2017年52.251360
2018年661870
2019年7623.580
2020年762590
2021年7825.5100
2022年(会社予想)7826115

リース3社の2015年からの配当推移を比較していますが、3社とも順調に増配傾向です。

オリックスだけ今期の配当予測が据え置きになっていますが、先程触れたようにオリックスは今期の配当を配当性向 33%もしくは1 株当たり78 円のいずれか高い方としていますので、今後の業績次第では増配の可能性も残されています。この様に株主還元姿勢が高い銘柄が多い事もリース銘柄の特徴です。

指標比較

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
オリックス85912448.59.40.94783.1930.08
三菱HCキャピタル85935939.00.69264.3839.27
リコーリース856638809.50.601152.9628.13
※2022年1月7日時点

リース3社の株価等指標データをまとめていますが、株価が少し前と比較して上昇している事もあり配当利回りは低下傾向です。特にオリックスは株価の右肩上がりが続いていますので配当利回りが3%前半まで低下しています。

しかし3社とも配当性向は40%以下ですので、今後の増配にも期待が持てる水準です。

リース銘柄優待

またオリックスとリコーリースは株主優待制度もありますので下記に記載しています。

オリックス

 保有継続年数金額優待品
100株以上3年未満Bコース(5000円相当)カタログギフト
100株以上3年以上Aコース(1万円相当)カタログギフト

※オリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用できる株主カード優待も有り

リコーリース

保有株数保有継続年数金額優待品
100株~299株1年未満2000円相当QUOカード
100株~299株1年以上3年未満4000円相当 QUOカード  
100株~299株3年以上5000円相当 QUOカード
300株以上1年未満5000円相当カタログギフト
300株以上1年以上3年未満8000円相当カタログギフト
300株以上3年以上1万円相当カタログギフト

オリックスのカタログ優待やリコーリースのクオカード、カタログギフトは保有年数によってグレードもアップしていきます。リース銘柄は株主優待に力を入れている銘柄が多く個人投資家にも人気がある銘柄が多いです。

リース3社の投資判断

最後に今回検証したリース3銘柄の投資判断ですが、3銘柄とも業績は安定しており配当も順調に増配傾向で株主還元姿勢も高く、中長期投資の高配当銘柄として申し分ない銘柄だと思います。

個人的にも現在リース銘柄はオリックスを200株保有しているだけの為、カタログ優待目当てでまだ保有していない口座でのオリックス購入や他の銘柄の購入も検討中です。

その様な状況の中、現在の株価や配当利回り、優待まで含めて1番狙っている銘柄はリコーリースです。企業規模では今回検証した他の2銘柄に劣りますが、コロナショックでも業績は安定しており、配当性向も30%以下の為、今後の増配にも期待が持てます。

配当利回りは現状3銘柄の中で1番低く3%を割れていますが、今後の増配や優待まで含めると十分購入を検討出来る銘柄だと思いますので、もう少し株価が下がる場面があれば狙いたいと思っています。

オリックスについては正直株価がかなりのペースで上がっている為、今の水準では狙い難いというのが本音です。2000円前半、出来れば2000円を割れる水準があれば買い増しを検討しようかなと思っています。

リースおすすめ3銘柄についてはYouTubeで動画版も投稿しています。

リースおすすめ3銘柄(オリックス、三菱HC、リコーリース)を検証

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コメント

  1. オリックス より:

    ときどき覗かせてもらっています。
    「カタログ優待目当てでまだ保有していない口座でのオリックス購入」とはどういう意味でしょうか?

    • hero より:

      コメント有難うございます。私は現在NISA枠活用の為、夫婦2口座と子供のジュニア口座の合計3口座で株を購入しています。オリックスは現在夫婦2口座で100株ずつ購入している為、カタログ優待目当てで子供の口座でも購入を検討しているという意味です。分かり難い表現ですみません。今後とも宜しくお願いします。

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