【年間配当59万円】2023年9月末時点の保有銘柄・配当最新情報

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資産状況推移

9月相場も昨日で終了し、来週からは名実ともに10月相場入りとなりますが、9月相場も月末にかけては権利落ちの影響もあり値を下げる場面がありましたが、概ねしっかりとした展開となりました。

そして今年も残すところ3ヶ月となりましたが、今年の相場は強い動きが続いているため、このまま年末まで行ってしまいそうな雰囲気も出ています。

その様な相場のなか、個人的に9月は1銘柄を新規で購入しています。

という事で今回は、9月相場や9月に購入した銘柄を振り返りつつ、保有銘柄の最新状況に加え、10月の相場展望をまとめていきます。

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9月相場の振り返り

まずは9月相場から振り返っていきますが、8月下旬のジャクソンホール会議を無難に通過しNY市場が堅調に推移した事や為替が円安に振れた事で、8月末から9月上旬にかけて日経平均は8連騰を記録する強い動きとなりました。

その後、9月9日に日銀の植田総裁が「物価上昇に確信が持てればマイナス金利解除も選択肢」との認識を示したと報じられ、銀行株を中心に金融株が大きく上昇する展開となりました。また、為替も円安傾向が続いた事や9月の中間権利取りの動きもあってか、中旬にかけても日経平均は堅調に推移しました。

下旬にかけてはFOMCや日銀会合などのイベントが控えていたため様子見ムードから売られる場面も目立ち、また月末にかけては権利落ちや日米の長期金利上昇の影響もあり値を下げる展開となっています。

私は9月2日に投稿した9月の相場展望の記事で、9月は今までの統計で年間を通して1番成績が悪い月となっているため、大きめの調整を警戒していましたが、中旬にかけてはそんな心配は関係無く、終始強い動きでした。

月末にかけては売られましたので日経平均は先月末と比較してマイナスになりましたが、今月は今まであまり上昇していなかったエネルギー株や通信株も大きく上昇しましたので、本当に相場が強い時に現れる循環物色の様相が強まっている印象です。

9月の購入銘柄

そんな9月に購入した銘柄を振り返りますが、私は約1ヶ月半前に「9月権利取りまでに購入を検討している高配当株6選」の記事を投稿しており、その時の購入候補がこちらの6銘柄です。

2023年9月権利取りまでに購入を検討している6銘柄(2023年8月10日時点)

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
武田薬品工業4502445249.21.011884.22207.7
Jパワー951322485.40.37904.0021.7
住友倉庫9303241215.40.831014.1964.7
イエローハット988218407.90.79663.5928.5
日本空調サービス465877713.31.23303.8651.5
東洋建設1890108517.01.47635.8198.9

私は今年も夫婦2人分のNISA枠240万円と子供のジュニアNISA枠80万円の合計320万円を購入上限にしており、9月頭の時点で今年のNISA枠の残りは約60万円となっていました。

そのため、武田薬品工業は最低購入金額が高いですが、その他の銘柄は20万円台以下で購入可能と、残りのNISA枠も意識した選定になっていました。

そんななか、先程お伝えした様に9月相場も強い動きが続きましたが、9月上旬にイエローハットを購入しています。

イエローハットについても9月の株価は上昇し年初来高値を更新していましたが、他の高配当株の動きを見ていると、このまま2000円の大台を超えていきそうな雰囲気がありましたので100株購入しています。

購入後の株価は下がってしまいましたが、イエローハットの業績は順調に推移しており、配当も10年以上連続増配が続いていますので、今後の株価にも期待したいです。

2023年9月権利落ち後に購入を検討している5銘柄(2023年9月15日時点)

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
学究社9769202410.84.36874.3046.6
Jパワー95132555.56.10.43903.5221.7
高速7504208413.11.16482.3030.1
AREホールディングス5857194811.31.31904.6252.3
日本空調サービス465879813.71.27303.7651.5

そして、今は9月権利取り落ち後に購入を検討している銘柄として、新たにこちらの5銘柄を購入候補にしており、この中の1銘柄は権利が落ちた9月28日(木)から来週10月6日(金)までの間に必ず購入しようと思っています。

既に権利が落ちて2日が過ぎましたが、まだどの銘柄も購入していませんので、来週どこかのタイミングで購入する予定です。

今年の購入銘柄

そしてこちらが9月の新規購入分まで含めた今年の購入銘柄ですが、全部で15銘柄、約279万円となっています。

銘柄コード平均購入単価株数購入金額購入時期
アルテリア・ネットワークス442312431001243001月
センコーグループHD9069980.8100980801月
三菱HCキャピタル8593659.82001319602月
ホンダ72673197.51003197502月
伊藤忠エネクス813310931001093002月
SPK74661524.91001524902月
ニッスイ1332545.75002728503月
東京海上HD87662604.91002604903月
みずほリース842534651003465003月
丸紅80021937.91001937904月
NTT9432166.58001332007月
いすゞ自動車72021739.51001739507月
ヘルスケア&メディカル345515290011529008月
イオンFS85701254.31001254308月
イエローハット98821953.81001953809月
合計   2790370 

今年の相場は年明け以降ずっと強い動きが続いていますので、購入を決断する場合でもかなり勇気が入りますが、今のところは勇気を出して購入して良かった銘柄が多いです。

実際、7月、8月に購入した4銘柄も購入後に株価は下がる場面がありましたが、じわじわ値を戻していますので、今月購入したイエローハットの今後にも期待したいです。

そして、いよいよ今年のNISA枠も残り41万円となりましたので、とりあえずは来週どの銘柄を購入するか、じっくり見定めて決断したいと思っています。

保有銘柄情報(2023年9月29日時点)

それではここからは、9月相場で保有銘柄がどの様に動いたのか、2023年9月29日時点の最新情報をまとめていきます。

銘柄コード平均購入単価保有株数現在株価評価損益権利確定配当(累計)評価損益(配当込)予定配当利回り(買値)利回り(現値)
ニッスイ1332545.7500731.79300010000103000100003.672.73
大和ハウス19252937.5100401510775013300121050135004.603.36
キリンHD25031894.610020931984099502979069003.643.30
JT29142192.5200344024950070400319900376008.575.47
トーセイリート3451112380114070028320178504617071606.375.09
ケネディクス34532677001289100214002661548015131504.914.55
ヘルスケアリート34551529001145700-72000-720065004.254.46
マリモリート34701311001125900-520011142594265795.025.23
ザイマックス34881227201115700-702010061304160844.965.26
いちごリート89756976528750035470257206119081485.844.66
ENEOS5020423.2700589.911669037400154090154005.203.73
いすゞ自動車72021739.51001880.51410040001810080004.604.25
ホンダ72671065.8300168218485013500198350150004.692.97
SPK74661524.910019254001047004471050003.282.60
伊藤忠80013698100540617080022000192800160004.332.96
丸紅80021937.910023323941037504316078004.023.34
三井物産80312387.5100542330355032000335550150006.282.77
稲畑産業8098226310031308670017000103700120005.303.83
伊藤忠エネクス81331063.420015058832012800101120104004.893.46
イエローハット98821953.81001897-56803300-238066003.383.48
三菱UFJ8306495.97001268.554084062450603290287008.273.23
三井住友FG83163115.3300734712695102010001470510750008.023.40
アルヒ71981034.7100915-119707500-447040003.874.37
みずほリース84253465100491014450016500161000166004.793.38
リコーリース856638401004385545002850083000150003.913.42
オリックス85911428.5200279327290051400324300188006.583.37
三菱HC8593593.840099616090020400181300148006.233.71
イオンFS85701254.31001288.534202500592053004.234.11
東京海上HD87662604.91003465860101105097060121004.653.49
センコーHD9069939.920010482162085003012072003.833.44
いちごインフラ928262700372600297003588665586121956.485.60
カナディアン92841264001121500-4900187001380075255.956.19
東京インフラ928596800192300-4500154011090158146.016.30
エネクスインフラ9286916003918006004500045600180006.556.54
ジャパンインフラ928795500191600-3900148051090559906.276.54
スカパーJSAT9412410.62006995768060006368040004.872.86
NTT9432166.5800176.6808020001008040003.002.83
KDDI94333080.5200457729930072500371800280004.543.06
ソフトバンク94341374.48001690.5252870189200442070688006.265.09
ヤマダHD9831397.5500459.531000180004900060003.022.61
VYMVYM83.4215103.881006921919411988544003.341.89
合計    4987792123116462189555890455.483.77

水産

最初の銘柄は水産会社のニッスイですが、700円台半ばで動きが止まってしまいました。日経平均や他の銘柄の強さと比べると物足りない動きですが、先月まで大きく上げていた事や中国の海産物輸入停止の影響かと思います。

建設

大和ハウスは中旬にかけては国内金利の上昇懸念から弱含む場面もありましたが、中旬以降はしっかりとした動きになっています。ここから更に上値を追いかけていけるかは分かりませんが、とりあえずは4000円の大台をキープして欲しいところです。

食品

キリンHDの9月はしっかりとした動きになりました。8月は決算が悪く売られていましたのでその反動があるかと思いますが、キリンについては何と言っても業績の回復が待たれます。

JTは9月も堅調な動きで年初来高値を更新しています。7月に発表した決算が良かった事で8月も強い動きでしたが、業績好調の大きな要因である円安は続いているため、第3四半期以降での配当増額期待も高まっています。

REIT

REITについては合計6銘柄の保有となっており、9月の基準価格はまちまちの動きでしたが、概ね底堅く推移していた印象です。特に今月は日銀総裁の発言により国内の金利先高観も高まりましたので、その割にはしっかりしていた印象です。

石油元売り

そして、今月1番驚いた銘柄がENEOSです。ENEOSの株価はこれまで、どんなに決算が良くても悪くても大きく動く事は少なかったですが、9月は大きく上昇し600円を超えました。600円を超えたのは2019年以来ですので、その凄さが分かるかと思います。株価上昇の要因は原油価格が上がった事が大きな要因かとは思いますが、冒頭でもお伝えした循環物色の流れも広がっているのだと思います。

輸送用機器

いすゞ自動車も9月はしっかりとした動きで年初来高値の2000円を超える場面がありました。先月発表した決算も内容は良かったのですが、他の自動車メーカーと比較してインパクトが弱かった事もあり、株価に大きな動きはありませんでしたが、今月はさすがに上昇しています。

ホンダの9月は異常な強さで年初来高値を更新し5000円台に突入しました。先月の決算が良かった事や円安が進んだ事に加え、9月末を基準日とした株式の3分割を発表していましたので、権利取りの動きもあった印象です。

卸売り

SPKの9月は上下を繰り返しながらも底堅く推移し、2000円の大台を超える場面がありました。今年はかなり株価が上昇した事で配当利回りも2%前半まで低下していますが、連続増配も続いていますので更なる株価上昇に期待したいです。

総合商社の伊藤忠、丸紅、三井物産の株価は今までの様に積極的に上値を取りに行く展開ではありませんでしたが、しっかりとしていた印象です。先月発表の第1四半期決算も順調に推移していましたが、さすがに今までかなり上げていたため、他の銘柄と比較すると大人しい動きでした。

稲畑産業も3000円台前半で動きが止まっていた印象です。3000円台は維持できそうな雰囲気ですが、ここから更に上を目指せるのか注目です。

伊藤忠エネクスの9月は強い動きが継続し、年初来高値を更新する1600円付近まで上昇しました。伊藤忠エネクスも少し前までは1000円付近で停滞していたイメージですので、やはり業績や配当が順調に推移している銘柄の株価はいずれ上昇するのが、今の相場なのだと思います。

そして、9月に購入した唯一の銘柄がイエローハットです。イエローハットは先程も触れた様に業績や株価が順調に推移しているなか、株価は他の高配当株と比較して出遅れている印象でした。また、個人的に今まで車検などはビックモーターで行っていたのですが、さすがに今後は利用できなくなってしまいましたので、店舗で使用できる割引券にも魅力を感じ100株購入しています。

金融

そして、9月に1番上昇した銘柄が三菱UFJFGと三井住友FGのメガバンクです。好調な決算を受けて上昇していた8月の流れを引き継ぎ強い動きでしたが、植田総裁のマイナス金利解除発言を受けた中旬以降は2銘柄とも上昇ペースが加速し、年初来高値を大きく更新しています。正直、強すぎて今の水準での購入は怖いですが、全く売る気もおきないほど強い動きです。

その他金融

これだけ強い相場ですが、アルヒは9月も900円台で停滞が続いています。やはりどんなに相場が強くても業績が良くないと株価は上がりませんので、早急な業績回復を期待したいです。

保有しているリース4銘柄も強い動きとなり、それぞれ年初来高値を更新しています。特にオリックスやリコーリースは最近停滞が続いていた印象ですので、久しぶりに大きく上げた感じです。そして三菱HCキャピタルやみずほリースも依然強い動きが続いていますので、今後の株価にも期待です。

8月に購入したイオンFSも今月はじわじわ上昇しています。7月に発表した第1四半期決算が悪くて売られましたので、今後の決算発表も懸念事項ではありますが、株価も既にかなり売られていますので、そろそろ反発したいです。

保険

保険株の東京海上HDは強い動きとなり、年初来高値を更新しました。ビックモーターやカルテルの問題などは決着していませんが、国内の金利先高観などもあってか、株価は上昇しています。

陸運

センコーグループHDも9月は強い動きとなり、年初来高値を更新しました。特別な材料は無かったかと思いますが、伊藤忠エネクス同様に業績や配当は順調に推移しているなか株価は停滞していましたので、ここからの値動きにも期待できそうです。

インフラファンド

インフラファンドは現在上場している5銘柄全てを保有していますが、特に大きな動きはなく安定した動きでした。

情報・通信

スカパーJSATも強い動きとなり、年初来高値を更新しています。8月に発表した決算が好調で株価が上昇したあと、月末には停滞する場面がありましたが、9月は再度上昇しています。こちらも特別な材料は無かったと思いますが、未知の可能性が広がる宇宙への期待が高まっているのかもしれません。

保有している通信株も強い動きとなり、それぞれ年初来高値を更新しています。特にソフトバンクは、ENEOS同様1500円台で株価が固まっている印象でしたので、これだけ強い動きは久しぶりです。ソフトバンクについては、親会社ソフトバンクグループ傘下のアーム上場が材料視されている部分もあるかと思いますが、NTTやKDDIを含め通信株は他の高配当株と比較して出遅れている印象ですので、10月以降の値動きにも期待です。

小売り

ヤマダHDの株価は400円台半ばで停滞した動きが続きました。8月は少し上昇しましたが、やはり本格上昇には、もう少し業績が追い付いて欲しいところです。

米国ETF

VYMはNYダウと連動して105ドル付近で推移しています。

保有銘柄データ

保有銘柄の情報をまとめています。

現在の投資銘柄数は41で、投資金額は約1076万円です。

配当予定額は年間59万円ですので、配当利回りは約5.48%となっています。

現時点の含み益は約499万円で権利が確定している累計配当の合計が123万円のため、配当まで含めた合計の含み益は約622万円です。

1ヶ月前のトータル含み益は約549万円でしたので、この1ヶ月で含み益が73万円増えています。

9月末の日経平均は権利落ちの影響もあり8月末と比較して760円くらい下落していますが、保有株は権利落ちでも先月比で値を上げている銘柄が多く、特に銀行株が大きく上昇した事で含み益は増えています。

ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになりますが、9月はイエローハットを購入した事で少し比率が変わっています。

今年のNISA枠も残り少なくなっていますので、年内は大きな変化がないと思いますが、来年以降はまだまだ買いたい銘柄も多いですので、大きく変動していくと思います。

ポートフォリオ業種別

続いて業種別のポートフォリオグラフになりますが、9月に購入したイエローハットは卸売り業種ですので比率が少し変わっています。

業種についても年内は大きな変化が無いかもしれませんが、来年以降は新規業種も更に増やしていくつもりです。

10月の相場展望 

最後に10月相場の展望についてまとめていきますが、9月は日経平均こそ前月比でマイナスになってしまいましたが、高配当株を中心としたバリュー株は依然強い雰囲気を維持しています。

例年秋から年末にかけての相場が強い事を考慮すると今年はこのまま行ってしまいそうな雰囲気も出ており、実際ネットなどでは年内にも日経平均は3万5000円を超えるとか、最高値の3万8915円を目指すなど景気の良い話も出てきています。

しかし、調子が良い時ほど気を付けないといけないのは何事も同じです。

という事で今後の懸念材料を挙げると、やはり1番はアメリカのインフレ再燃により更なる利上げが必要となる事態で景気後退への懸念も高まります。

そして、国内でも利上げの動きは進んでおり、金融緩和策の修正は国内の景気減速に加え、為替が円高に振れる事で株式市場全体としては懸念材料になります。その他にも中国の景気悪化や過度な原油高に加え、今年の日経平均が大きく上昇している事もリスク要因の1つだとは思います。

ただ、10月下旬から予定されている決算発表では、最近の業績好調要因である円安や商品市況上昇は継続しているため、恐らく今までの流れを継続し好調な内容が多いと思います。

特に3月期銘柄は第2四半期決算となりますので、通期見通しの上方修正や自社株買いなどの発表が行われる可能性もあります。

以上の点を踏まえると、10月以降も多少調整する場面はあるかもしれませんが、好調な企業業績を背景に大きく崩れる事は想像しにくいです。

まとめ

今回は9月相場の振り返りや保有銘柄の最新状況に加え、10月の相場展望についてまとめました。

9月相場は月末にかけて売られた事で、8月に続き月間の日経平均はマイナスでの着地となりましたが、高配当株は依然底堅く推移している印象です。

アノマリーや今後の相場展望からしても今年はこのまま強い動きが続きそうな雰囲気がありますので、9月の権利が落ちて値を下げている今は、今年最後の購入チャンスかもしれません。

という事で、先ほどお伝えした通り個人的にも来週は現在の購入候補5銘柄の中から必ず1銘柄は購入しようと思っています。

そんな実際の購入銘柄は、10月8日(日)の夜19時に投稿する記事で紹介しますので、引き続きご覧ください。

9月末時点の保有銘柄状況はYouTubeで動画版も投稿していますので、あわせてご覧ください。

【今が購入チャンス!?】2023年9月末時点の保有銘柄・配当情報

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube編)

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