【1月22万円購入】2023年1月末時点の保有銘柄・配当最新情報

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資産状況推移

1月の営業日は後2日残ってはいますが、今月は一足早く1月末時点の保有銘柄、配当の最新情報をまとめていきます。

年明け以降も株式市場は日銀の金融緩和策に対する方針や為替動向に加え、アメリカのインフレや景気後退懸念に大きく影響を受ける展開が続きました。

そんななか1月は合計22万円の株式を購入しましたので、今回は1月相場や1月の購入銘柄を振り返りつつ、保有銘柄の最新情報についてまとめていきます。

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1月相場の振り返り

まずは1月相場から振り返っていきたいと思います。

1月は年明けこそしっかりとしたスタートとなりましたが、中旬にかけては日銀が金融緩和策の点検を行うと報じられた事で、年末に続き大規模金融緩和策が見直される事への警戒感が強まりました。

その様な状況で1月18日の日銀会合に注目が集まるなか、為替が円高に振れた事もあり1月中旬頃は日経平均も大きく下げる場面がありました。

しかし、1月18日の昼前に政策の現状維持が決定すると午後から為替は一気に円安に振れ、日経平均も大きく上昇しました。ただ日銀の政策維持は問題の先送りに過ぎないため、翌日には為替も株価も反落しています。

そして月末にかけては、利上げペース鈍化への期待感から上昇したNY市場の影響もあり、日経平均もしっかりとした動きになりました。

1月の購入銘柄

そんななか冒頭でもお伝えした様に1月は合計約22万円の株式を購入しています。

私は1月8日に投稿した記事で1月中に買いたい銘柄としてこちらの5銘柄を挙げており、この時の記事でもお伝えした様に今年最初に購入した銘柄は、アルテリア・ネットワークスです。

1月の購入候補銘柄5選(2023年1月6日時点)

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
NTT9432374110.81.521203.2134.8
住友倉庫930319036.50.721005.2534.3
センコーグループHD90699428.80.90343.6131.7
アルテリア・ネットワークス4423124110.22.2960.524.8849.9
伊藤忠エネクス813310339.00.78484.6541.7

その後は残りの4銘柄を中心に購入を検討しているなか、1月中旬にかけては株価が下がる銘柄もあったのですが、日銀会合への警戒感もあったため様子を見ていました。

その後、月末にかけて日経平均は上昇し、購入候補銘柄の株価も上がっていきましたが、そこまで大きく上昇していなかったセンコーHDを今年2番目に購入しています。

1月に購入した株式は結果的にこの2銘柄になってしまい、想定ほど買えなかったというのが正直な感想です。

この5銘柄を1月の購入候補に選んだ理由は、今後懸念される円高になっても株価が下がりにくいというのも1つの理由だったのですが、想像よりも株価がしっかりとしていたため買いそびれてしまった感じです。

しかし依然として懸念材料は複数残っており、このまま右肩上がりで上昇していくとも思えませんので、今後も焦らずにチャンスを待ちたいと思っています。

保有銘柄情報(2023年1月27日時点)

それではここからは、この様な1月の相場を踏まえたうえで新規購入銘柄も含めて保有銘柄がどの様に動いたのか、2023年1月27日時点の最新情報をまとめていきます。

銘柄コード平均購入単価株数現在株価評価損益権利確定配当(累計)評価損益(配当込)予定配当利回り(買値)利回り(現値)
大和ハウス19252937.5100310716950016950130004.434.18
キリンHD25031894.61001987924065001574065003.433.27
JT29142192.52002675.59660051600148200376008.577.03
トーセイリート3451112380113200019620142803390071406.355.41
ケネディクス34532677001248300-1940013685-5715126004.715.07
マリモリート34701311001126100-50007458245873265.595.81
ザイマックス34881227201117700-50203867-115361785.035.25
いちごリート897569765285800320701745649526120968.677.05
アルテリア442312431001248500050060524.874.85
ENEOS5020423.2700476.2371002200059100154005.204.62
伊藤忠80013698100420650800650057300140003.793.33
三井物産80312387.5100391715295017000169950130005.453.32
稲畑産業80982263100249423100500028100115005.084.61
伊藤忠エネクス81331033.8100109460202400842048004.644.39
三菱UFJ8306495.970097833749036900374390224006.453.27
三井住友FG83163115.33005800805410126000931410690007.383.97
アルヒ71981034.71001015-19703000103055005.325.42
リコーリース856638401003805-3500130009500135003.523.55
オリックス85911428.52002283.517100034280205280171205.993.75
三菱HC8593527.72006682806060003406062005.874.64
センコーHD9069939.920098080201700972068003.623.47
いちごインフラ928262700371700270002360150601122856.535.71
カナディアン92841264001122600-3800149501115075005.936.12
東京インフラ928596800192600-420012387818760316.236.51
エネクスインフラ928691600391200-12003600034800180006.556.58
ジャパンインフラ928795500190300-520011825662559906.276.63
スカパーJSAT9412410.62004961708018001888036004.383.63
KDDI94333080.5200403919170044500236200270004.383.34
ソフトバンク94341374.4800149394870120400215270688006.265.76
ヤマダHD9831397.55004703625090004525090004.533.83
VYMVYM83.4215110.6983877125439642044003.342.04
合計    219641771179629082134703185.664.48

建設株

大和ハウスは1月中旬にかけては売られる場面も目立ちましたが、中旬以降は日銀の政策維持をきっかけに上昇しています。ただ、金利が上昇する事は住宅ローンの金利上昇に繋がるため、建設株には特にマイナス要因となってしまいますので今後も警戒は必要です。

食品

キリンHDは12月の権利が落ちた事もあり1月は大きく値を下げ、1900円割れ寸前のところまで売られましたが何とか踏みとどまり、その後はミャンマー市場からの撤退が完了したとの報道もあり反発した印象です。

JTも12月の権利が落ちた事や為替が円高に振れた事で年明けから弱い動きとなりました。中旬以降は持ち直していますが、年末にかけて進んだ円高の影響や今期の見込みも含め2月14日に予定している本決算発表は注目です。

REIT(リート)

保有しているREIT(リート)5銘柄も1月中旬にかけては弱い動きが続きました。REIT(リート)は物件を購入する資金を金融機関などから借り入れる事も多いため、金利上昇はマイナス要因になります。その様な状況もあり去年後半から弱い動きが続いていますが、中旬以降は反発の動きもありました。

アルテリア・ネットワークス

そして今年最初に購入した銘柄が先程もお伝えした様にアルテリア・ネットワークスです。アルテリア・ネットワークスは去年から購入候補にしていましたが、他の銘柄との兼ね合いもあり購入できませんでしたので今年最初に購入しています。

インターネット事業を中心に業績は好調で配当利回りも4%台と高水準ですが、何故か株価は下落が続いていますので100株購入しました。

石油元売り

ENEOSは、1月5日に436円まで売られた後は反発の動きとなりました。原油価格の下落もあり去年後半は弱い動きでしたが、年明け以降は原油価格が反発した事や440円を下回ると配当利回りが5%を超える事で反発した印象です。

総合商社

伊藤忠、三井物産の株価は年明けこそ売られる場面がありましたが、その後はしっかりしていました。総合商社の業績はここ数年好調な状況が続いていますが、年末にかけては一気に円高も進みましたので、どの程度の影響があるか2銘柄とも2月3日に第3四半期決算の発表を予定していますので注目です。

稲畑産業も他の総合商社と同じ様に年明けに売られた後、しっかりした動きでした。今後は去年の高値2608円を超えていけるかを見守りたいところです。

伊藤忠エネクスは年明け以降堅調な動きとなりました。ENEOS同様、反発した原油価格に連動する格好で上昇しています。伊藤忠エネクスは年末にかけて弱い動きが続いていましたので1月の購入候補にしていましたが、じわじわ上がる株価に付いていけず結果的に1月は購入できませんでした。

メガバンク

三菱UFJFGと三井住友FGのメガバンクは去年から引き続き強い動きでした。去年年末に日銀が大規模金緩和策を見直した事で今後の金利先高観が強まり、株価は大きく上昇していましたが、今月も日銀が更なる金融緩和策修正を検討しているとの報道をきっかけに、三菱UFJで992円、三井住友FGで5817円まで上昇しました。その後はさすがに反落する場面もありましたが、月末にかけては再度上昇しています。

その他金融

アルヒの株価は1000円台前半で動きが止まっていました。金利上昇は将来的には住宅ローンの変動金利上昇に繋がりますので、アルヒの固定金利住宅ローンのフラット35にも期待したいところですが、すぐに株価上昇とはいかない感じです。

リコーリース、オリックス、三菱HCキャピタルのリース3社の株価は他の銘柄とは少し違う動きでした。

オリックスとリコーリースは1月中旬にかけて上昇した後に反落し、三菱HCキャピタルはしっかりとした動きでした。ただ、他の銘柄と比較するとそこまで大きく動いている訳ではなく、リース銘柄は業績も安定していますので今後の株価上昇も期待できそうな動きです。

陸運

センコーグループHDは1月の購入候補にしており、他の銘柄同様1月中旬にかけて値を下げ、下旬にかけては上昇する動きでした。しかし、上昇したといってもまだ数十円でしたので1月下旬に100株買い増しています。

インフラファンド

インフラファンドは現在上場している5銘柄全てを保有しています。

インフラファンドもREIT(リート)同様に物件購入の費用を金融機関などからの借り入れで対応している部分もありますが、REIT(リート)銘柄と比較するとそこまで大きく反応しておらず安定感を感じます。

情報・通信

スカパーJSATは去年後半弱い動きが続きましたが、年明け以降はしっかりとした動きとなっています。久しぶりに500円台を回復する場面もありましたので、今後の動きに期待したいです。

通信株のKDDIとソフトバンクは去年後半からの弱い動きが続いており、特にKDDIは中旬にかけて3825円まで売られました。その後は4000円台を回復していますが、1400円台で停滞が続くソフトバンク同様に株価に勢いを感じません。

小売り

ヤマダHDの株価は引き続き460円付近で安定感ある1ヶ月でした。しかしヤマダHDの業績は第2四半期時点で通期進捗率が40%付近と苦戦が続いていますので、2月3日発表の第3四半期決算で持ち直しの動きがあるか注目です。

米国ETF

VYMはNYダウと連動して110ドル付近で推移していますが、年末と比較して円高が進んだ事で円換算での評価益は減少しています。

保有銘柄データ

保有銘柄の情報をまとめています。

現在の投資銘柄数は31で、投資金額は約831万円です。

配当予定額は年間47万円ですので、配当利回りは約5.66%です。

現時点の含み益は約220万円で権利が確定している配当の合計が71万円の為、配当まで含めた合計の含み益は約291万円です。1ヶ月前のトータル含み益は約259万円でしたので、この1ヶ月で32万円くらい含み益が増えています。日経平均は12月末と比較して円くらい1300円くらい上昇していますが、保有銘柄の中でも特に銀行株の動きが強かった事で含み益も大きく増えています。

ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになりますが、1月はアルテリア・ネットワークスを新規で購入し、センコーグループHDを100株買い増したため比率が少し変わっています。

銘柄数も30を超えかなり増えましたので見にくいグラフにはなっていますが、雰囲気だけでも楽しんでもらえれば幸いです。また、高配当株投資の場合は購入してしまえば後は基本的に保有するだけですので、今後も新規銘柄を増やしながら全体のバランスを良くしたいと考えています。

ポートフォリオ業種別

続いて業種別のポートフォリオグラフになりますが、新規で購入したアルテリア・ネットワークスの業種は情報・通信ですので、1番多い情報・通信分野が更に増えています。情報・通信分野は、業績が安定しているなか高配当な銘柄も多いですので、今後も購入していく予定です。

2月相場の展望

最後に2月相場の展望についてまとめていきますが、まずは本格化する決算発表に注目です。3月期銘柄は終盤に差し掛かる第3四半期、12月期銘柄は本決算と注目度も大きくなります。

10月から12月の四半期決算になりますので、去年後半に進んだ円高の影響がどの程度出てくるか、そして12月期銘柄は今期の予測も含め注目です。

また、去年の年末から大きく相場を動かす材料になっている日銀の政策ですが、1月は現状維持と問題の先送りで終わっています。相場は現状プラスで反応していますが、当然問題が解決した訳ではありませんので、次の日銀会合が行われる3月上旬にかけて、再び相場の懸念材料となりそうです。

そして、次期日銀総裁の人事についても2月中旬に国会に示されると報じられています。現在の黒田総裁の任期は4月8日ですので、3月が最後の日銀会合となります。最後の会合で大きな修正は行わないのではないかとの見方もありますが、こればかりは分かりませんので、2月は日銀総裁の人事も含め相場はデリケートに反応しそうです。

アメリカ市場についてはCPI(消費者物価指数)が順調に低下しており、利上げも春頃にはピークを迎えるとの見方が強まっています。利上げがピークを迎えると懸念されるのが景気後退ですが、最近は悪い経済指標がそのまま株価下落に繋がるなど、少し前と相場の雰囲気が変わっている印象です。実際1月のNY市場は利上げペースの鈍化期待から上昇する動きとなりましたので、この流れが2月も継続するか注目です。

という事で2月相場については決算発表や日銀絡みの問題が大きく相場に影響を与えそうです。

株式市場には「節分天井彼岸底」という2月上旬に高値を付け、3月下旬にかけて安値を付けるという格言があります。あまり当てはまらない事も多い相場格言ではありますが、今年は現在の株価状況や今後の日銀スケジュールを見ると格言通りに動きそうな気もします。

まとめ

今回は1月の購入銘柄や相場の振り返りに加え、保有銘柄の最新情報、そして2月の相場展望についてまとめました。

1月の購入金額は22万円と想定よりもかなり低いスタートとなりました。ただ、相場展望でも触れた様に懸念材料は先送りになっており、今年もまだスタートしたばかりですので焦らずにいきたいと考えています。

そして2月から3月にかけては絶好の買い場が来そうな気もしますので、購入候補銘柄を増やしながらチャンスを待ちたいと思っています。

2023年1月末時点の保有銘柄情報は、YouTubeで動画版も投稿していますのであわせてご覧ください。

【1月22万円購入】2023年1月末の保有銘柄・配当最新情報

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube編)

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