【2月71万円購入】2023年2月末時点の保有銘柄・配当最新情報

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資産状況推移

2月の営業日は後2日残ってはいますが、一足早く2月末時点の保有銘柄、配当の最新情報をまとめていきます。2月相場も1月からの堅調な流れを引き継ぎ、なかなか狙っている銘柄の株価が下がる場面がなく、もどかしい展開が続きました。

その様な状況でしたが、2月は合計4銘柄で71万円の株式を購入しています。

という事で今回は2月相場や2月の購入銘柄を振り返りつつ、保有銘柄の最新情報についてまとめていきます。

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2月相場の振り返り

まずは2月相場から振り返っていきたいと思います。

2月相場について、日経平均は2万5000円を挟んで完全に動きが止まっていましたが、個別銘柄はバリュー株を中心にしっかりしていました。そんななか、2月は決算発表もピークを迎え、原材料費高騰や年末にかけて一気に進んだ円高の影響もあり明暗は分かれていましたが、比較的好調な決算が多かった印象です。

そしてNY市場も発表される経済指標は予想を上回る内容が多く、再びインフレ加速による利上げ懸念から値を下げる場面もありましたが、底堅く推移していた感じです。

そして、個人的に2月相場については、先月末に投稿した記事で2月上旬に高値を付けて3月下旬にかけて値を下げる相場格言「節分天井彼岸底」の可能性を指摘していましたが、格言も全く関係なく想像以上にしっかりとした動きでした。

日経平均だけを見るととても強い相場には見えないのですが、狙っている高配当株は株価を下げる場面があまりなく、1月に続きなかなか購入できないもどかしい相場になりました。

2月の購入候補銘柄(2023年2月3日時点)

そんななか冒頭でもお伝えした様に2月は合計4銘柄で約71万円の株式を購入しています。

私は2月4日に投稿した記事で2月中に買いたい銘柄としてこちらの9銘柄を挙げており、この時の記事でもお伝えした様に2月最初に購入した銘柄は三菱HCキャピタルです。

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
東京海上HD87662655.514.41.441003.7754.1
三菱HCキャピタル85936568.60.61314.7340.7
SPK746614938.30.69442.9524.5
JR九州9142285316.91.15933.2654.9
ケーズHD828211718.80.78443.7632.9
ホンダ726731987.40.461203.7527.8
NTT9432383011.01.551203.1334.6
住友倉庫930319786.80.751005.0634.3

伊藤忠エネクス

813310639.20.80484.5241.7

その後は残りの8銘柄を中心に購入を検討していましたが中々株価が下がる場面がなく、勇気を出して決算発表前日の2月9日にホンダを購入しています。決算発表直前に購入する事はリスクも大きいためあまりおすすめはできませんが、ホンダについては今回の決算でネガティブサプライズが発生する可能性は低いと思い購入しています。

その後は東京海上HDの購入を狙っていましたが、東京海上HDの決算はかなり悪い可能性がありましたし、決算発表日の2月14日はアメリカでCPIの発表も控えていましたので様子を見ているうちに買い逃してしまいました。

そして、このままでは1月同様に買い逃しが続いてしまうと思い、株価は下がっていませんでしたが2月中旬から下旬にかけて伊藤忠エネクスとSPKを購入しています。

この2銘柄については年明け以降株価も堅調で、正直今の株価もここ最近では安いと言える水準ではありませんでしたが、中長期投資で考えた場合はまだ買い場だと思い、それぞれ100株ずつ購入しています。

保有銘柄情報(2023年2月24日時点)

それではここからは、この様な2月の相場を踏まえたうえで新規購入銘柄も含めて保有銘柄がどの様に動いたのか、2023年2月24日時点の最新情報をまとめていきます。

銘柄コード平均購入単価株数現在株価評価損益権利確定配当(累計)評価損益(配当込)予定配当利回り(買値)利回り(現値)
大和ハウス19252937.5100313319550019550130004.434.15
キリンHD25031894.61002019.51249065001899069003.643.42
JT29142192.52002796.512080051600172400376008.576.72
トーセイリート3451112380113210019720142803400071406.355.40
ケネディクス34532677001247100-2060013685-6915126004.715.10
マリモリート34701311001126900-42007458325873265.595.77
ザイマックス34881227201117800-49203867-105361455.015.22
いちごリート897569765286700338701745651326120938.676.97
ENEOS5020423.2700463.7283502200050350154005.204.74
ホンダ72673197.5100351832050032050120003.753.41
SPK74661524.9100155025100251044002.892.84
伊藤忠80013698100409840000650046500140003.793.42
三井物産80312387.5100387414865017000165650135005.653.48
稲畑産業80982263100263337000500042000115005.084.37
伊藤忠エネクス81331063.420011151032024001272096004.514.30
三菱UFJ8306495.87170096332699036900363890224006.453.32
三井住友FG83163115.33005849820110126000946110690007.383.93
アルヒ71981034.71001111763030001063055005.324.95
リコーリース856638401004000160001300029000135003.523.38
オリックス85911428.52002394.519320034280227480171205.993.57
三菱HC8593593.7540070544500600050500124005.224.40
センコーHD9069939.920096958201700752068003.623.51
いちごインフラ928262700371700270002360150601122856.535.71
カナディアン92841264001122600-3800149501115075005.936.12
東京インフラ928596800191700-510012387728760316.236.58
エネクスインフラ928691600391000-18003600034200180006.556.59
ジャパンインフラ928795500190700-480011825702559906.276.60
スカパーJSAT9412410.62005101988018002168036004.383.53
KDDI94333080.5200403419070044500235200270004.383.35
ソフトバンク94341374.418001539.5132070120400252470688006.265.59
アルテリア44231243100128542000420060524.874.71
ヤマダHD9831397.55004794075090004975090004.533.76
VYMVYM83.4215107.9486295130069930144003.342.02
合計    237523571225930874944985825.524.37

建設株

大和ハウスは決算発表の2月10日にかけて値を下げましたが、決算後の株価は反発しています。決算内容はほぼ前期並みの最終利益、通期進捗率は約73%と特別良かったわけではありませんが、市場はもっと悪い決算を想定していたのかもしれません。

食品

キリンHDは12月決算ですので2月14日に本決算を発表していますが、大和ハウスとは逆に決算に向けて株価は上昇し、決算後の株価は下落しています。キリンHDの決算は前期比大幅増益で4円の増配も発表されましたが、連結子会社の影響で従来の最終利益見込みを200億円程度下回った事や今期の見込みが微増益だった事が影響している印象です。

JTも2月14日に本決算を発表しており、前期は期待通りの好決算でした。そしてJTの場合は今期の配当見込みにも大きな注目が集まっていましたが、50円近く増配となった前期と同額の見込みで発表しており、決算後の株価は上昇しています。

REIT(リート)

保有しているREIT5銘柄は、なかなか下落基調が止まりません。REIT(リート)は物件を購入する資金を金融機関などから借り入れる事も多いため、今後の金利先高観はマイナス要因になります。日銀総裁の交代を含め、今後は日本も利上げが進む可能性がありますので、しばらくは厳しい展開が続きそうです。

石油元売り

ENEOSは2月10日に第3四半期決算を発表しており、まさかの大幅減益からの下方修正となりました。ENEOSは3ヶ月前に業績を上方修正していますが、今回の決算では原油価格の下落などを要因に上方修正前の数字すら下回る水準へ下方修正されました。

しかし、普通の銘柄であればストップ安になってもおかしくないレベルの下方修正ですが、決算後の株価は10円程度下げただけですので、その点はさすがとしか言いようがないです。

輸送用機器

そして先ほどお伝えした様に今月新規で購入した1銘柄目がホンダです。ホンダの業績、配当は順調に推移しており、配当利回りも3%半ばの水準でしたので100株購入しています。2月10日に発表した決算も順調で自社株買いの発表もあったため、決算後の株価は上昇しています。

ホンダに続いて今月新規で購入した2銘柄目がSPKです。SPKは年明けから購入候補にしており、株価がじわじわ上昇していた影響で配当利回りも2%後半まで下がっていましたが、SPKは20年以上増配を継続していますので、来期以降の増配も期待して100株購入しています。

商社

総合商社伊藤忠と三井物産の決算後の株価は少し明暗が分かれました。決算内容は2銘柄とも好調なものでしたが、伊藤忠は業績の上方修正がなく、三井物産は業績の上方修正と配当の5円増額が発表されました。そのため、三井物産は決算を素直に好感し株価を上げましたが、伊藤忠は上方修正が無かった事で決算後に値を下げています。しかし、伊藤忠も通期進捗率は85%付近と順調に推移していますので、すぐに値を戻しました。

稲畑産業は2月8日に決算を発表しており、第2四半期まで同様前期比減益に変わりはありませんでしたが、今回は同時に上限40億円の自社株買いを発表した事で決算後の株価は上昇しています。

そして今月100株買い増した銘柄が伊藤忠エネクスです。伊藤忠エネクスの株価は原油価格に左右される部分が大きく、2月頭に値を下げる場面はありましたがすぐに切り返しています。株価は安値圏から反発していますが、元々そこまで大きく動く銘柄ではなく業績も安定していますので2月中旬に100株買い増しています。

メガバンク

三菱UFJFGと三井住友FGのメガバンクは引き続き強い動きでした。決算については、三菱UFJFGが米国地銀の株式譲渡に絡む問題で前期比大幅減益となっていますが、今期中には回復見込みとしており、それぞれ本業は順調に推移しています。今後の金利先高観を含め期待が高まる銀行株ですが、さすがに上昇ペースが速すぎる様にも思いますので、そっと見守り続けたいと思っています。

その他金融

アルヒが2月9日に発表した決算は引き続き厳しい内容でしたが、株価は安値から反発しています。金利上昇は将来的には住宅ローンの変動金利上昇に繋がりますので、アルヒの固定金利住宅ローンのフラット35にも期待したいところです。

リコーリース、オリックス、三菱HCキャピタルのリース3社の株価はじわじわと上昇しています。しかし、決算内容は3社とも順調に推移しており、総合商社やメガバンクの株価と比べるとまだまだ物足りない水準に思えますので、2月頭に三菱HCキャピタルを200株買い増しています。

陸運

センコーグループHDは2月10日の決算を発表しており、通期進捗率は90%を超える順調な内容でした。何故か決算後に株価が30円程度下げる場面がありましたが、今後に期待できる銘柄だと思います。

インフラファンド

インフラファンドもREIT(リート)同様に物件購入の費用を金融機関などからの借り入れで対応している部分もありますが、他のREIT(リート)銘柄と比較するとそこまで大きく反応しておらず安定感を感じます。

情報・通信

スカパーJSATは2月1日に決算を発表しており、前期比減益の内容が影響したのか翌日の株価は珍しく1日で30円程度下げました。しかし、その後は2週間かけて元の水準まで値を戻しています。

通信株のKDDIとソフトバンクの株価は明暗が分かれました。KDDIは第3四半期決算でも前期比減益が続き、決算後の株価は低迷しています。ソフトバンクは子会社化したPayPayに絡む特別利益の影響で前期比大幅増益となっており、株価も1500円台を回復しました。

そして、先月購入したアルテリア・ネットワークスは2月14日に決算を発表しており、前期比減益の微妙な内容でしたが、株価はじわじわ上昇しています。

小売り

ヤマダHDの株価は480円付近まで少し上昇しました。決算は引き続き前期比大幅減益が続いていますが、このままいけば何とか配当は前期と同水準を維持できそうな印象です。

外国ETF

VYMは底堅く推移しているNYダウと連動して110ドル付近で推移していますが、先月と比較して少し円安になった事もあり円換算での評価益も少し上昇しています。

保有銘柄データ

保有銘柄の情報をまとめています。

現在の投資銘柄数は33で、投資金額は約903万円です。

配当予定額は年間49万円ですので、配当利回りは約5.52%です。

現時点の含み益は約238万円で権利が確定している配当の合計が71万円の為、配当まで含めた合計の含み益は約309万円です。1ヶ月前のトータル含み益は約291万円でしたので、この1ヶ月で18万円くらい含み益が増えています。日経平均は動きが止まっていましたが、高配当株を中心に保有銘柄の動きが強かった事で含み益も増えています。

ポートフォリオ銘柄別

こちらが銘柄別のポートフォリオグラフになりますが、2月はホンダとSPKを新規で購入し、三菱HCキャピタルを200株、伊藤忠エネクスを100株買い増したため比率が変わっています。特にホンダは100株で購入金額が30万円を超えるため、いきなり上位に登場しており、買い増した三菱HCキャピタルや伊藤忠エネクスも少し比率を上げています。

今後も新規銘柄を増やしながら購入代金の低い銘柄は買い増す事で、全体のバランスを良くしていきたいと考えています。

ポートフォリオ業種別

続いて業種別のポートフォリオグラフになりますが、新規で購入したホンダは輸送用機器業種ですので業種が1つ増えています。そして、同じく新規で購入したSPKは自動車関連ですが業種は卸売になりますので、商社の比率が少し増えています。

業種についても新たな銘柄を増やしながら、特に今後はまだまだ株価が割安だと考えているその他金融に含まれるリース銘柄を増やしていきたいと思っています。

3月相場の展望

最後に3月相場の展望についてまとめていきますが、いよいよ3月の権利取りです。日本企業は3月決算銘柄が多く株主優待の権利取りを含め、1年で1番権利が確定する月となります。

そして国内のイベントでは、3月9日、10日に日銀会合が開かれ、1月の日銀会合では金融緩和策見直しなどへの懸念から大きな注目を集めましたので、再び懸念材料となりそうです。

今回は黒田総裁最後の日銀会合になりますので、最後の会合で大きな修正は行わないのではないかとの見方もありますが、去年年末の長期金利上限見直しや次期日銀総裁人事を含め、最近は日銀絡みでサプライズが続いていますので警戒は必要です。

NY市場では3月下旬に開かれるFOMCに注目です。インフレも一時期は落ち着きが見られていましたが、最近発表される経済指標は市場予想を上回る数字が多く、インフレ再燃からの利上げ終了時期の先送りなどを含め、再び警戒感が増しています。

従ってFOMC前の3月14日に発表されるCPI(消費者物価指数)を含め、3月もアメリカの経済指標にNY市場は大きく反応しそうです。

という事で3月相場については、3月権利取りを睨みながら日銀やアメリカの経済指標を気にする展開となりそうです。年明け以降NY市場を含め堅調な展開が続く株式市場ですが、タイミングとしてはそろそろ調整がきてもおかしくはないです。

3月の権利取りに向けて特に高配当株はしっかりとした展開が想定されますが、思わぬ調整がきた時は買い逃さない様にしたいです。

まとめ

今回は2月の購入銘柄や2月相場の振り返りに加え、保有銘柄の最新情報、そして3月の相場展望についてまとめました。

2月の購入金額は高配当株を中心に底堅い動きとなっている事もあり約71万円と1月に続き想定よりも低い状況となっています。1月の購入金額と合計しても今年の購入金額はまだ約93万円と当初3月の権利取りまでの目標としていた200万円に遠く届かない金額です。

しかし、3月権利取りまではまだ1ヶ月以上時間が残っていますので、引き続き購入候補銘柄の株価が下がる場面を狙いたいと思っています。

そんな3月権利取りまでの購入候補銘柄については、来週3月4日土曜日の朝7時に投稿しますのでこちらも是非ご覧下さい。

2月末の保有銘柄情報については、YouTubeで動画版も投稿していますのであわせてご覧ください。

【2月71万円購入】2023年2月末の保有銘柄・配当最新情報

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube)

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