2022年に購入を検討している高配当株15選

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購入候補銘柄

2021年も残り1週間程度になっていきましたので今回は2022年に私が購入を検討している高配当銘柄についてまとめました。個人的に将来期待出来る優良高配当銘柄だと思う15銘柄を厳選していますので個別に紹介していきます。

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投資方針

それでは本題に入る前にまずは私の投資方針を簡単に説明します。

  • 購入対象は日本の個別銘柄と米国ETFでトータルの配当利回り目標は5%。
  • 購入は全てNISA口座で現在夫婦2人分240万円と子供のジュニアNISA80万円の年間320万円が購入上限
  • 配当や優待が目的の中長期投資の為、売却は基本的にしない
  • リスク分散の為、購入銘柄や業種、購入時期は分散させる

保有銘柄(2021年12月24日時点)

そしてその様な投資方針のもと現在保有している銘柄がこちらの18銘柄です。

銘柄コード平均購入単価株数現在株価評価損益権利確定配当(累計)評価損益(配当込)予定配当利回り(買値)利回り(現値)
JT29142039100238234300650040800140006.875.88
トーセイリート345111238011313001892071602608070606.285.38
ENEOS5020393.3400431.31520088002400088005.595.10
三井物産80312387.510026933055045003505095003.983.53
三菱UFJ8306495.9700624.38990015600105500196005.654.49
三井住友83163115.3300390723751060000297510630006.745.37
オリックス85911428.52002274.516920016400185600156005.463.43
いちごオフィスリート8975697652814002327084103168085166.105.23
タカラレーベンインフラ92811199001108800-111007015-408568505.716.30
いちごグリーンインフラ928262700367500144001176626166118356.295.84
日本再生可能エネルギー92831063333102300-12099160003901192006.026.26
カナディアンソーラインフラ92841264001125200-12003700250075005.935.99
東京インフラ92859680019930025003262576261086.316.15
エネクスインフラ928691600388600-9000180009000180006.556.77
ジャパンインフラファンド928795500190200-5300587457458746.156.51
KDDI94333080.52003362563001850074800250004.063.72
ソフトバンク94341363.47001445.55747051600109070602006.315.95
VYMVYM83.4215110.465774845786232546003.492.43
合計    76856926766510362333112435.835.09
※VYMは1ドル114.3円で換算

投資総額は約534万円で年間配当31万円、配当利回りは約5.8%です。

それではこちらの保有銘柄を踏まえたうえで2022年に購入を検討している銘柄を業種ごとに検証していきます。

三菱UFJ、三井住友FG

まず銀行業界からは三菱UFJと三井住友FGの2銘柄です。この2銘柄については三菱UFJを700株、三井住友を300株既に保有していますが、更なる買い増しを検討中です。

銀行株は地銀も含め高配当な銘柄が多いですが、将来性まで含めると個人的には現状メガバンクへの投資が1番だと考えています。特に三菱UFJと三井住友の2銘柄は従来の銀行の収益構造からの変革を目指し、海外への展開も進めていますので期待が持てます。

また、2022年はアメリカの量的緩和策終了により長期金利の上昇が見込まれていますので、銀行株の先行きにも期待が持てそうですが、銀行の株価は大きく上下する事が多い為、大きく下がる場面があれば狙いたいと思っています。

メガバンク(三菱UFJ、三井住友FG)の2022年本決算を検証

NTT、ソフトバンク

通信株からNTTとソフトバンクの2銘柄です。

通信株は現状KDDIを200株ソフトバンクを700株保有しており、まだ保有していないNTTの購入を検討しています。またソフトバンクについては通信3社の中でも配当が1番高い銘柄ですので合計1000株程度までは買い増したいと思っています。

通信株は携帯料金値下げの影響が中間決算に出始めた事やソフトバンクについては親会社との絡みもあり最近は少し売られている印象ですが、将来性は抜群の業種だと思いますので株価が安くなる場面は狙いたいと思っています。

通信株の投資判断を検証

伊藤忠、三菱商事

商社業界からは伊藤忠と三菱商事の2銘柄です。商社業界では現在三井物産を保有しているだけですので、他の銘柄の購入を検討しています。商社株は商品市況の上昇もあり今期の決算は絶好調の為、株価も上昇が続いていますが、押し目があれば伊藤忠と三菱商事は購入したいと思っています。特に伊藤忠は2023年度までの下限配当を先日の中間決算時に発表しており、現在の配当利回りは3%前半とそこまで高くないですが、長期保有の視点で購入を検討しています。

ちなみに伊藤忠の配当利回りを現在公表している2023年度の下限配当130円で計算すると3.7%台になります。

総合商社(伊藤忠、三菱商事、三井物産)の2022年本決算を検証

オリックス、リコーリース

リース業界からはオリックスとリコーリースの2銘柄です。オリックスは既に200株保有していますが、カタログ優待目当てでまだ保有していないジュニアNISA口座での購入を検討中です。

しかしオリックスの最近の株価はかなり上昇しており、配当利回りも3%半ば程度まで下落している為、今後大きく下がる場面があれば狙いたいというところです。

またリコーリースについては同じリース銘柄の三菱HCキャピタルと比較して配当利回りは低いのですが、リコーリースにはクオカードの優待がある点や現状20%台の低い配当性向を含め将来への期待から狙っているところです。

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JT

続いてはたばこメーカーのJTで既に100株保有していますが買い増しを検討中です。JTは今年2月に大規模リストラと減配を発表し売られた後は、海外たばこ事業の好調もあり持ち直してきています。

第3四半期時点の決算も本決算での更なる上方修正を期待させる内容でしたので購入を検討中です。JTは12月決算の為、今月の権利落ち後株価が下がると思いますので、年明けから本決算発表予定の2月までの間にチャンスがあれば狙いたいと思っています。

JTの2022年第1四半期決算を検証

ENEOS

石油元売り会社からENEOSです。ENEOSも既に400株保有していますが買い増しを検討中です。私の投資方針では同じ業種でもリスク回避の為、銘柄は分散させる方針なのですが、石油元売り会社については企業規模や石油業界の状況からとりあえずENEOSを保有していれば良いかなという考えです。今年は原油価格の上昇もありENEOSの株価も原油価格と連動して上下しましたので、2022年も原油価格が下がるタイミングで株価が下がれば買い増したいと思っています。

ENEOSの2022年本決算を検証

SOMPOHD

損保業界からはSOMPOHDです。現在損保株は保有していませんが、業界1位の東京海上よりもSOMPOHDの購入を検討中です。現状SOMPOHDの方が配当利回りは高く配当性向が低い点や株価的にSOMPOHDの方が購入しやすい点でSOMPOHDを購入予定銘柄にしています。

メガ損保3社の投資判断を検証

マリモ地方創生リート、ケネディクス商業リート(リート)

マリモ地方創生リート

ケネディクス商業リート

REIT(リート)からはマリモ地方創成リートとケネディクス商業リートの2銘柄です。マリモ地方創成リートは地方の物件への投資をメインにしているリートですが、分配金も順調に増加傾向です。好調な分配金と共に株価も上昇傾向ですので押し目があれば狙いたいと考えています。

またケネディクス商業リートは商業施設への投資をメインにしていますが、最近のリート全般の流れ同様株価が下落傾向ですので、もう少し安くなる場面があれば購入したいと考えています。

【2022年3月】REIT(リート)配当利回り上位10銘柄を検証

キリンHD

飲料大手メーカーからはキリンHDです。キリンはコロナの影響もあり業績が芳しくない事に加え、ミャンマーの政情不安からミャンマー・ブルワリーの業績悪化も加わり厳しい状態が続いています。第3四半期時点での通期進捗率も60%程度と今期見込みの下方修正の可能性もあります。

しかし株価は現状2000円を下回る水準まで売られており、本決算発表予定の2月かそれ以前のタイミングで業績の下方修正が発表され株価が更に売られる場面があれば狙いたいと考えています。

キリンHDとコカ・コーラの投資判断を検証

ヤマダHD

最後はヤマダHDです。ヤマダHDは今回の銘柄の中で唯一今期配当見込みを公表していませんが、前期と同額であれば4%半ばの水準である為、候補銘柄にしています。株価は現在300円台まで売られていますが、従来の家電量販店に限らない収益体制を構築中としており将来への期待込みで狙ってみたいとも考えています。

ヤマダHDの2022年本決算内容を検証

まとめ

銘柄コード株価PERPBR配当配当利回り配当性向
三菱UFJ8306624.37.60.45284.4934.14
三井住友FG831639078.00.442105.3742.96
NTT9432313010.31.391103.5136.06
ソフトバンク94341445.513.64.13865.9580.90
伊藤忠800135127.01.391103.1321.78
三菱商事805836297.20.911423.9128.33
オリックス85912274.58.80.87783.4330.08
リコーリース856637909.30.591153.0328.13
JT2914238212.81.511405.8875.26
ENEOS5020431.34.90.55225.1025.22
SOMPO863048669.50.792104.3240.87
ケネディクス商業リート345327810019.91.18135604.88
マリモ地方創成リート347013790019.81.4276565.55
キリンHD25031889.518.21.83653.4462.62
ヤマダHD98313925.60.51
※2021年12月24日時点

今回紹介した15銘柄の2021年12月24日時点の株価や現在の配当利回りを表にまとめています。配当利回りがトータル目標5%と比較してかなり低い銘柄もありますが、現在の配当利回りだけでなく、将来の増配や優待まで含めて購入候補としています。

2022年は家族3人分のNISA枠上限320万円の購入を予定していますので、今回紹介した15銘柄を中心に購入していきたいと思います。

購入のタイミングについては、もちろん株価の状況次第にはなるのですが、例年1月中旬から3月頭頃は株価も安くなる場面が多いですので、3月権利取りまでに年間購入予定額の7割(200万円)位の購入を予定しています。

実際の購入実績等は改めて投稿出来ればと考えていますので宜しくお願いします。

2022年に購入を検討している高配当株15選はYouTubeで動画版も投稿していますのであわせてご覧下さい。

2022年に購入を検討している優良高配当銘柄15選

40代元証券マンの高配当株投資(YouTube編)

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